土曜日, 3月 31, 2007

「靖国問題」講演抄録-高橋哲哉(東京大学教授)より

このところ気になる動きが続いている。
小泉政権以来の「靖国問題」、「従軍慰安婦問題」、「教科書検定問題」、これらは皆、先の戦争責任をあやふやに屠り去ろうとする政府の動きに見えて仕方がない。
日本の指導者はしっかりと歴史の勉強を学校でしてきたのだろうか。僕らの頃は、明治時代に入ろうかと言うところで、時間切れになって、現代史のしっかりした勉強はできなかったように記憶している。
靖国神社には神主さんはいなかったはずだがなぁ?
従軍慰安婦問題はアメリカ軍による戦争直後の聞き取り調査で日本軍の関与は明らかになっている。
教科書検定で沖縄の集団自決の強要は、生き証人が沖縄にいる。
政府の集める審議のための有識者は、皆御用学者のような人たちばかりなのだろうか?

ディプロ2007-3 - Le sanctuaire Yasukuni ou la memoire selective du Japon
『・・・ この主張は、憲法9条を改定して「自衛軍」の保有を明記するという新憲法案につながっています。いいかえれば、「国際平和を維持するため」に武力行使を解禁するということです。安倍晋三首相は任期中にこの憲法改定に取り組みたいと明言しています。イラクへの陸上自衛隊の派遣に当たり、死者が出たら靖国神社に祀ることができるかどうかが自衛隊内で論じられた事実もあります。
 21世紀の日本政府が、新たに「日本軍」を立ち上げ、それを支える国営の靖国神社を作ろうとしている、現在の事態はそんなふうに見えるのです。 』

小泉政権は日本に弱いものいじめ社会を作り出し、安倍政権は日本の右傾化を促そうとしているように見えます。こんなになった日本はどこに行こうとしているのか?日本国民はこれでいいと思っているんだろうなぁ。

 
yakushoさんから、昨日メッセージをもらって、どんな人が退職するのか知ることができた。そのためか、夢に昔の職場の様子が出てきた。
夢を見るきっかけなんてこんなものなんだなぁと思った。
だいたい僕の見る夢はたいてい自分の失敗するところばかりが出てくる。
良く覚えていないけど、昨夜の夢も目覚めのいいものではなかった気がする。
写真は一昨日の夕方のもの。
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木曜日, 3月 29, 2007

改修されなかった土手の桜

 
こちらは、スーパー土手に改修されなかったところの様子だ。
花見にはこっちの方がらしいかな?
結構なにぎわいを見せている。
毎年こっちには、出店が出張ってくるのだが・・・。
平日だから、今日はいないみたい。
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スーパー土手の桜

 
一昨年だったか、土手の改修工事が行われて、土手下にあった桜の木がすべて盛り土した土手の上に移植された。
古木が多かったので、去年は惨めな姿だった。今年はだいぶ回復したようだ。
今日は強風にもかかわらず、若いお母さん達が小さな子ども連れでお花見に繰り出していた。
まだ3分咲きといったところか?樹によってかなりばらつきがあるようだ。
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火曜日, 3月 27, 2007

庭の海棠

 
母屋の庭に海棠が咲き始めた。
庭の整備はおばあちゃんの楽しみであり、植木屋さんに定期的に入ってもらって、手入れをしてもらうのが唯一の楽しみで、長年続けている。本当は植木屋さんに手入れしてもらうほどの広さもないのだが、昔からのただひとつの道楽だといっている。
次に咲くのは何だろう?あじさいになるのかな?
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今日は桜の日

 

桜を通じて日本の自然や文化に関心を深める目的で制定されたそうだ。
多摩川河川敷の桜も昨日の陽気で一気に咲き始めた。
大学のラクロス部の練習も三月に入って再開され始めた。
あいにく今日は曇りで、桜の色もくすんで見える。
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尺八の先生はアメリカ人?


中村明一さんによれば、アメリカを筆頭に海外で尺八の演奏家が爆発的に増えているとのことです。そして彼らはほとんどが虚無僧尺八を演奏しているそうです。彼らはシンセサイザーでは飽きたらず、さらにオリジナリティーのある音を求めて尺八に注目したのでしょう。
日本の状況からして、遠からず虚無僧尺八を習いたいならアメリカに行くようになるかも知れませんね?

月曜日, 3月 26, 2007

「密息」という呼吸法

日経サイエンスの2月号で茂木健一郎さんが中村明一さんと対談している。
尺八奏者の中村明一さんは尺八が非常に珍しい楽器ということを正弦波だけで構成されている音からホワイトノイズまで出すことができるということを、茂木さんの前で演奏して説明している。
尺八は歌口の口径が大きいために、非常に大量の息が必要であることから、西洋の腹式呼吸と密息との違いを写真入りで説明している。
着物を着ていた頃の日本人は意識しないでみんな密息のような呼吸法をしていたらしい。ベルトと違って、着物の帯は腰で締めていたから、そのような呼吸法を自然と身につけていたものらしい。
中村さんはこう言っている・・・、
『吸うときは横隔膜だけを下げて、吐くときに横隔膜だけ上げる。体躯の大きな構造を動かさないので、上達すれば呼吸時に瞬時に大量の空気が体内に入るのです。ただそのためには、吐くときに横隔膜をお腹から引き離すようにしないと行けないので、深層筋を鍛えておく必要があります。昔の日本人はそういう筋肉をしっかり持っていたわけですけれども、現代人はそれが衰えているので、こうした伝統的な呼吸法ができなくなってきていると言うことです。』
そして、こうも言っている・・・、
『西洋の腹式呼吸とは全く違って、瞬間的に大量に息が取り込める。体も微動だにしないので、発する音は定規で引いたようにまっすぐで伸びやかです。しかも、密息をマスターすると、世の中の見え方が変わってしまって、すべてが励起しているような感覚が得られる。』
中村さんは理科系の出身で初め化学会社に就職したが、自分の意図することを研究できなかったので、音楽の道に進んだらしい。バークレー音楽大学に奨学金を受けていき、ビバップを尺八で吹いたり、フルートの授業を尺八で受けたらしい。
中村さんの言うには、腹式呼吸では、気づかないけれども常に体が動いている。ところが密息を会得していると、全くどこも動かないから、景色の全体を見ながら、その中のどこかを見つめようとしたときも、その瞬間にすぐ焦点が合う、日本の庭はそういったものの見え方から作られたのではないか・・・と。密息をしながら見る日本庭園は驚くほど違って見えるそうだ。

タミフルに隠された真実 第二の薬害エイズに発展か - ビジネススタイル - nikkei BPnet

立花隆の「メディア ソシオ-ポリティクス」 から・・・。

タミフル服用による異常行動死問題が将来おそらく訴訟問題に発展するということだろう。厚生労働省の因果関係調査はどのように行われてきたのか。ふたつのNPO法人は、厚生労働省の発表からでもその因果関係は明らかであることを主張し続けてきたらしい。ここに来て厚生労働省の態度が一変したのはその影響によるものらしい。データの読み方というのはそれを一歩間違えるだけで重大な結果をもたらすものだ。

タミフルに隠された真実 第二の薬害エイズに発展か - ビジネススタイル - nikkei BPnet
『「脳には、それぞれの神経が秩序だって働くようにコントロールしている『統合中枢』という管制塔のような中枢があります、タミフルを飲むと、脳の中にタミフルが入り込んで、まずその部分を乗っ取ります。そうすると、いろんな神経が思い思いに勝手に動きだすために異常行動を起こすのです」』
『この異常行動の背景には、小林氏がいうように、タミフルの中に何かそういう衝動を起こさせるものがあるのだろうと推論すべきである。タミフルに含まれるなんらかの化学物質が脳に作用して、そのような異常行動を誘起しているのだろう。
それが何かまだ全くわかっていないが、このタミフルの謎を解くことは、おそらく脳科学上の大きな謎を解くことにもつながるのではないか。』

金曜日, 3月 23, 2007

インターネットの“善意”を信用できるか?

インターネットの立ち上がった頃では、こうした心配は無用だったろう。それがボランティアで管理できなくなって、商用化したときからこうした心配が出てくるようになったように思う。
WEBの誕生以前にも、USENETは人々の疑問や心配の解決の場として、大いに利用されていた。今でもその根っこはわずかながらも生きているように思う。

「小さい頃,百科事典を全部読んだ」:ITpro
『・・・、一方,Wikipediaは異なります。Wikipediaは既に存在する情報を分かりやすく要約し,提示することが目的です。Wikipediaの改良が続けられ,完全な百科事典になったとしても,学生にとってWikipediaはあくまでもスタート地点であって,そこから調査を発展させてゆくべきです。』
『Wikipedianは非常にフレンドリーなコミュニティです。もっともそれは当然で,そういう仕組みでWikipediaを作っているからです。良いWikipedianは多くの記事を書き,そして他の人たちがそれを修正してゆきます。そういう作業は人と協力することや,やさしくあるということにつながるものです。
ブログでは敵意があって激しい人でも有名ブロガーになれます。有名ブロガーになるには,文章が上手く,強い主張があり,面白いことが書けなければいけません。有名ブロガーになるスキルとして,他人と協力することは二次的なものです。一方,Wikipediaでは他人と協力することが最重要です。』

日本版Wikipediaは、英語版に比べてまだまだ貧弱だが、若い人たちの情熱でどんどん充実しつつあることは時々のぞいてみて感じられるところである。2チャンネルのような世界(これは日本人の性格が良く表れていると思うし、ひろゆきさんの考え方も間違いではないと思っているが・・・.。)の他にも、こういった世界のあることは、将来に希望を抱かせる。

父が多くを語らなかった教え : 「志は四方にあり」

日本では、多くの人は東京や大阪を目指して家を出る人が多いようだ。中国ではもっと壮大な考え方をするのだなぁ。

父が多くを語らなかった教え (宋文洲の傍目八目):NBonline(日経ビジネス オンライン)
『物心ついた時から僕は兄や弟たちと共に、父親からよく聴かされた言葉があります。それは「好児女志在四方」。翻訳するのは難しいのですが、直訳すると「良い子には志が四方にあり」、つまり良い子供は遠方を目指せというニュアンスの言葉でした。』
『困難に直面した時、僕は今も「父ならどうするだろう」と想像したりします。父がもし今の時代に生きていたら、きっと外国に行っているに違いないと思います。平気でそれまで築いてきたものを捨て去り、何歳になっても新しいことに挑戦していくと思います。
こうした父の姿は、僕が土木を勉強していたのにコンピューターソフトウエアの世界に飛び込み、技術者を目指していたのに経営者になり、そして今は経営をやめて自分探しを始めていることと無縁でないと思います。』

こうした行動力は、健康であってこそだろうな?私なんか、週に一度、お医者さんに鉄剤の注射をしてもらわないといけないから、そして薬もたくさんもらわなければならないから、つい、今のところにしがみつく結果になってしまっているように思う。

「YouTube」の国内利用者が1,000万人を突破

動画の魅力の強さというのだろうか?
文字や写真と違った見るものへのインパクトの強さがあるのだろう。
新聞、ラジオ、テレビ・・・という過去のメディアの発展の道を振りかえさせるものだ。

「YouTube」の国内利用者が1,000万人を突破
『これは、ブログやSNSの日記、コミュニティなどでユーザーがYouTubeの個別動画ページのURLを貼り付け、紹介しているためだという。』

うーん、今のところ新しもの好きの興味の対象となっているのか、それとも、これから先もこの傾向は続いていくのか?テレビの映像などを録画して投稿しているようなものは、近い将来著作権がらみの騒動を引き起こすようにも思うが・・・。

水曜日, 3月 21, 2007

幸せ感じる生活にシフト

ビル・トッテンさんは言う、
化石燃料や化学物質を無制限に使い続けることで地球の環境破壊を招く。しかし、それらは一方で我々の生活を実に豊かにした。

でも彼は・・・、
『しかし私個人の実体験から言えば、家庭菜園を始め、大店舗での買い物をやめ近所の店で買い物をし、近隣に友人を作り、自転車で京都の町を移動する生活になってから、ずっと幸せを感じることが増えた。時間が足りないといつも思っていたが、物事をゆっくり丁寧にするようになると、不思議と時間の流れが緩やかになった気がする。』
という。

アシスト:コラム(Our World) / ビル・トッテン関連情報

私は大店舗で買い物をし、家庭菜園は持っていない。でも、自転車には乗るようになった。

「読み逃げ」はダメ?

スラッシュドット・GetSetによる 2007年03月21日 10時30分の掲載 より・・・。
『mixiを始めとするSNSのページを見てアクセス履歴(足あと)を残しておきながら、日記に何もコメントつけない「読み逃げ」を失礼だと考えるユーザーが増えつつあるとITmediaの記事が紹介しています』

あちゃー、私はいつもこのケースが多いのだが、失礼だと思われているのだろうか?

『しかしアクセスの都度コメントやメッセージを送りあったり、人間関係がちょっと険悪になるだけでハンドル名を頻繁に変更したりで「mixi疲れ」になるケースや、足あとを残さずページを覗くmixiSpyなる裏技まで登場してくると、「そもそもSNSをする意味ってなんだろう」と考えてしまいます。』

なるほど・・・。SNSは、あくまで仲間内だけのやりとりにすればいいのかも知れないけれど、それじゃぁ、コミュニティーの存在は何だろうということになってしまわないだろうか・・・?そうか、コミュニティーに参加した以上は何かを書かなければ失礼だという訳なのかな?
そういえば、mixiにこれから参加する人はケータイの番号が必要になるという記事をどこかで読んだが・・・?別のハンドルネームで何重にも登録するのを防ぐためらしいのだが・・・?

月曜日, 3月 19, 2007

ごろ寝の一日

昨日は起きたのも少し遅かったためもあり、外は寒いし風は強いしで朝からごろごろしていて、風呂に入ったのはもう昼になってからだった。ミューザ川崎を中心に行われていたアジア音楽祭?といろいろ出ていた露店を見に行こうかと思っていたりしたが、そんな状態で一日、いや、夜までごろ寝という状態が続いて一日が過ぎてしまった。
夜中になって目が覚めて、少しは頭もすっきりしてきた。
こんな一日もまた人生のなかのひとこま。

日曜日, 3月 18, 2007

なぜ今? 慰安婦問題が浮上する米国を読み解く

 
安倍首相の慰安婦問題に対する国会答弁は、世界を意識していなかったということになる。言葉足らずだったわけだ。今まで通り、釈明に次ぐ釈明をこれからも続けなければならないだろう。でも、こんなことでアメリカとの関係がぎくしゃくしてしまっては、まことにおそまつといわざるをえない。閣僚の非常識さが露呈されても、安倍首相は何の手も打たないように見える。日本は大丈夫だろうか?

国家安全保障を考える(第44回)[古森 義久氏]/SAFETY JAPAN [コラム]/日経BP社
『慰安婦問題について日本の一般報道では、米国の議会やマスコミでの日本非難ばかりが伝えられているが、現実にはホンダ議員主唱の決議案に反対し、結果として日本を擁護する声も存在するのである。例えば共和党側の有力下院議員デーナ・ローラバッカー氏は2月15日の公聴会の冒頭で次のような発言をしていた。

「日本の首相や閣僚は慰安婦問題について1993年以来、何度も謝罪してきたから、いままた議会決議でその謝罪を求めることはおかしい」

「現在の日本国民を二世代前の先人がした行為を理由に懲罰することは不当である」

「世界のどの国も過去に罪を犯してきたが、米国を含めて謝罪をした実例は少ない」

「今の日本は米国の同盟国として民主主義や人道主義を実践し、世界的にも貴重な貢献をしている」

 こうした理由により決議案には反対だというのだった。ところがこのローラバッカー議員も安倍発言が報道されたあと、決議案への賛成の意向を述べ始めた。立場変更の理由はまさに安倍発言が慰安婦問題に関する日本当局の関与や謝罪を打ち消すようだから、ということだった。 』
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金曜日, 3月 16, 2007

プーチン体制を貫く強国精神

最近のロシアの民主主義の後退、中国の止まるところを知らない軍事予算の増額、そんな隣国をもつ日本はこれからどうなるのだろうか?なるほど、現実的にはアメリカの傘のなかで、基地の維持管理などの経費の肩代わりをしていればいいのだろうが、いざというときにそれで本当に国の権益を守れるだろうか。経済的にはすでにアメリカのグローバリズムに完全に取り込まれているではないか。ロシアは大国主義を追及しているし、中国は相変わらず中華思想は健在だ。さて、日本はどこに行くのだろう。
ディプロ2007-2 - La << nouvelle Russie >> de Vladimir Poutine
『大きな政策転換が行われたのは2003年、第二次プーチン政権が発足した時のことだ。石油・ガスという重要部門が、プーチンの息のかかった国家企業家に任されるようになった。これらの企業の一部は、エリツィン政権による民営化の際に「友情価格」で払い下げを受けていた新興財閥層の手に渡った(6)。戦略資産の保護政策は、外資の参入を禁じているわけではないが、ガスプロムとトランスネフチという国策エネルギー会社による攻勢と同様に、ロシア政府の戦略の一環をなすものだ。つまり、大国ロシアの「抑え込み」という、1991年以降アメリカが進めてきた政策への反撃である。』
『2006年秋に発生した一連の暗殺事件について、多くのジャーナリストは異口同音に、クレムリンが反対派を消すために行ったものだという極めて単純な説明を与えた。もっと複雑な背景があることが明らかになると、これらの事件は瞬く間に欧米紙の一面トップから消え去った。ロシアのメディアは、もつれた手がかりの調査を続けた。そこで強調されているのは、いくつかの符合があるということだ。ジャーナリストのアンナ・ポリトコフスカヤの暗殺事件が起きたのは、プーチンの誕生日である10月7日だ。彼はこの時、欧ロ関係にとって重要なドイツ訪問の最中だった。同様に、かつてロシア連邦保安局(FSB)に在籍し、その後にボリス・ベレゾフスキーと手を組んだアレクサンドル・リトヴィネンコが、毒を盛られて死亡した 11月23日は、ヘルシンキでロシア・ヨーロッパ首脳会議が開催された時期と一致している。』

Unicodeは「使える」から「知らずに使う」フェーズへ

 
日本語文字のコンピュータでの扱いはいつまで経っても悩みの種である。
とりあえず、WindowsでUnicodeの文字が使えるようになったのは慶賀にたえないが、今までの文書との互換性の問題もあり、悩ましいことだ。
日本は漢字のコンピュータでの取り扱いでは先陣を切ったのだが、詰めの段階で中国などに後れを取ったと私は思っている。
Unicodeに漢字のための領域を取るように強力に働きかけたのは中国だった。このあたり、大国と小国の違いを思い知らされた感じがする。
でも、漢字の扱いひとつとっても、やっぱりVistaは魅力的だなぁ。でも、日本のJIS規格に合わせただけでは、本当は漢字の問題は何にも解決されてはいないのだ。今昔文字鏡のように、知られている漢字を全て網羅するようなフォントを標準装備するところまで行かないと解決にはならないからだ。この点、TRON計画は遙かに文字の問題に対しては先進性を備えていた。日米の貿易摩擦の時に、文部省がアメリカの軍門に屈してマイクロソフトを選んだのが、今日の混乱を招いている。まぁ、産業界は別としても・・・。TRONはケータイでは大成功を収めたけれども、やっぱり、パソコンでこそこの思想は欲しいものだ。まぁ、欧米のメーカー主導でリードされているパソコンの規格制定において、TRONの考え方を取り入れろということ自体が難しいものなぁ。
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任天堂「Wii」、2月米ゲーム機販売で首位

 
やっぱり任天堂はゲーム機では強いなぁ!
アイデアマンがきっと多くいるに違いない。

『[ロサンゼルス 15日 ロイター] 米市場調査会社NPDによると、任天堂<7974.OS>の新型家庭用ゲーム機「Wii(ウィー)」の2月の米国での販売台数が33万5000台となり、同月に最も売れたゲーム機となった。』

パソコンを始めた頃は、ゲームと推理小説に凝るのが、パソコンマニアだと思っていた。
今では、ゲームとはとんと縁がなくなってしまった。

写真は多摩川土手の緊急避難道路。・・・といっても、普段はみんなの散歩道。
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火曜日, 3月 13, 2007

琴古流の譜面

尺八の琴古流の譜面を少し仕入れてみた。ありゃー、全然読めないや。
都山流の方では解説本や、五線譜での演奏の仕方の本があるから、手に入れてみようと思っている。
もともと古文を読むのは苦手だったが、註書きが全てカタカナで縦書きの毛筆で書いてある譜面を読むのは、こりゃ大変だ。
都山流の解説書に拠れば、平成十四年度より和楽器が義務教育に取り入れられたとあるが、現場ではどれほどの普及がされているのだろう。
学校で習うとすれば、やはり五線譜に書かれたものに従って演奏できなければ、西洋音楽との整合性がとれないだろう。習字だって必修科目ではないのでは?いや、そういえば習字は小学校でやった覚えがあるなぁ。
ピアニカやリコーダーに比べて、塩ビ管の尺八なんて見た目だけでも手が出しにくいなぁ。
見た目だけでも魅力或る形を実現しないと、少年達の心を引きつけることはできないだろう。
誰かリコーダー以上の見た目も良く鳴りのいい尺八を売り出してくれないかなぁ。

フランス議会、Linux移行のためUbuntuを採用へ

Ubuntuというのは知らなかった。いろいろなものが出てきているんだなぁ。
FirefoxやThunderbird、OpenOfficeOrg.は僕も自分のパソコンに入れているし、十分に満足している。
こうしてみると、中国や韓国やヨーロッパに比べて日本は十年は立ち後れてしまった感じがする。

フランス議会、Linux移行のためUbuntuを採用へ - CNET Japan
『フランスでは2007年6月から、1154台のワークステーションにLinuxベースのPCを配備することを予定している。次回の議員秘書用のIT設備の更新に際して、フランス議会ではWindowsからLinuxへ移行することを決定した。これにより、577人の議員が初めてノンプロプライエタリなソフトウェアへ移行することになる。』

第一の目的は経費節減なのだろうけれど、プロプライエタリなソフトウェアからの脱却ということの意味の方が大きいだろう。
大資本に振り回されないことを常に頭に置いているように見えるヨーロッパの国々を見るに付け、我が日本国の未熟さがますます際だって見えるのはどうしたことか?いつ頃からこうなってしまったのだろう。
ハイビジョンを開発したときに、それを発表しにいった担当者が日本以外にはこうしたものは作れないだろうと大風呂敷を広げたのが欧米諸国の反発を招いて、今日のデジタルテレビでの主導権を取り損ねたという話を聞いたことがある。
コンピュータではソフトウェアの開発者の育成を怠ってきたのが第一の原因なのだろう。日本では各企業ごとの業務ソフトのカスタマイズばかりに精を出して、汎用性のある総合ソフトの開発ノウハウが全く蓄積されていなかったというところに原因があるのだろう。

家電2.0

WEB2.0に引っかけた言葉なのだろう。家電2.0とは・・・。
人を引きつける上で重要な要素になるものは、或る程度は予想できるが、予想できない部分もあるようなもの。茂木健一郎氏はこう語る。

人を引きつけるテクノロジーとは?脳科学者の茂木健一郎氏が語る「家電2.0」:日経パソコンオンライン
『「Google」や「YouTube」が持つ「偶有性」と呼ばれる性質をキーワードに、今後のデジタル家電の方向性を示してみせた。
 偶有性とは「半ば規則的で半ば偶然の出来事」(茂木氏)を表現する言葉で、ある程度は予想できるが予想できない部分もある、という性質を指す。これが、人を引きつける上で重要な要素になると茂木氏は語る。』

インターネットによって家電は様変わりしたという。その変化の度合いを家電2.0という言葉で象徴したものだ。

月曜日, 3月 12, 2007

上祐氏の参入による mixi の地殻変動の可能性

mixiが公安当局の監視下に置かれるようになるということで、どのように変わっていくかが興味の的になる。
上祐氏のような人間は、多かれ少なかれ今の日本には次々と誕生してきているはずだろうから、今までのmixiの中にだっていたはずなのである。ただ、過去にテロ行為に荷担してきた人間であるから上祐氏の行動は或る警戒感を人にもたせるのだ。
いったい、SNSの適正な規模というのはあるのだろうか?
大きくなればなるほど、その影響力を利用しようとする人間ないし、団体は増えるに違いないのだから・・・。

エコノミー、マーケティング、そして IT/上祐氏の参入による mixi の地殻変動の可能性
『3/9 に上祐氏が自身の日記で「今後、出来るだけ多くの方と意見交換をしたい、と思い、いま噂のミクシーも始めました」(ママ)と告白して以来、それを取り上げた2ちゃんねるからと見られる「マイミクシィ(マイミク)」申請が相次ぎ、さらににゅーあきばどっとこむの記事によると、上祐氏のマイミクは既に 400 名を超すらしい。』

公安当局の監視は、上祐氏だけに限られるだろうか?mixi自体へのシステム進入・・・たとえば、「友達までの公開」と設定していても、公安当局は必要とあればそれを突破して監視の目を光らせることだって考えられる。
そういえば、mixiにはベータバージョンの表示が今でもあるなぁ。これからmixiはどこへ向かってゆくのだろうか?

日曜日, 3月 11, 2007

ケータイの迷惑メール

去年、新しい機種に買えたとたんに、私の使っているVodafoneがSoftBankに買収されてしまった。それからというもの、迷惑メールが目立って多くなった気がする。今までパケット料はサービス料金内だったのが、迷惑メールの受信だけで400円を超える料金を取られるようになった。
もともと、ケータイはインターネットにただ乗りしているのにパケット料金を取るのはおかしいのだ。これは初めDoCoMoがやり始めて、各社右倣えしたものだ。
腹が立つのだが、去年変えたばかりだし、auのものは写真の解像度が低いのでいまいち手が伸びない。かといって、今更、迷惑メールの来ないようなメールアドレスに変更するなんて愚の骨頂に思えたりする。
というわけで、腹を立てながら毎日、ソフトバンクの迷惑メールストップサーバーに報告する煩雑さを日課にしながら、今のケータイを使い続けることになりそうだ。

尺八が割れていた

何十年ぶりかで尺八を探し出したら、ものの見事に割れていた。
割れない尺八はないものかとWEB上で探してみたが、需要が少ないようで最新の材料の研究はされていないみたいだ。
現在売られているものは、ABS樹脂製のものと、塩ビ管を使ったものしかなかった。あと一つは竹をすだれのようにして細かく切って接着剤で固め、整形したものぐらいであった。これなど経年変化にどれほど耐えられるのだろうか。
それにしても真竹で作った尺八の値段の高いのには驚いた。趣味で買えるような価格ではない。
店によってはどんな割れ方をした尺八の修理でもやりますというところもあったが、私のは修理のしようの無いほど、つまり頭のてっぺんから足の先まで針金でぐるぐる巻きにしないとならないほどなので、修理は諦めて、割れない入門者用の尺八を手に入れてみることにした。

金曜日, 3月 09, 2007

コンサートに行ってきた

 

出演者は若い人ばかりだったが、N響のメンバーが入っていただけあって、いい音を出していた。コンサートの正式のタイトルは、「大宮臨太郎&高橋希 新たなる旅立ち スプリングコンサート2007」ということだった。
プログラムは、

1 ・ クライスラー/プレリュード&アレグロ
2 ・ バッハ/無伴奏パルティータ3番より「ロンド」
3 ・ ヘンデル/ハルヴォルセン:パッサカリア
4 ・ ブルッフ/8作品から6番・7番
5 ・ 組曲「雲の上から」長山善洋作曲
6 ・ 童謡メドレー
  (ゆうやけこやけ~赤とんぼ~見上げてごらん夜の星を)長山善洋編曲

             休 憩

7 ・ イザイ/子どもの夢
8 ・ グリーグ/ヴァイオリンソナタ 第3番
最後にアンコールで、友人でもある長山氏の今日のために作曲してもらったという少しポップス調の曲を演奏して終わった。

クラリネットの音が非常になめらかでソフトであって、ヴィオラとの相性が抜群だった。
おもしろかったのはピアノの音で、先日の秋吉敏子の時と同じスタインウェイでありながら、全く違う響きをしていた。奏法の違いなのか、聴いた位置の違いなのか、ホールの響きの違いなのか?でも、前回は3列目でピアノの右側、今回は4列目で左側の席だった。結局、ジャズとクラシックの弾き方の違いなのだろう。だが、オスカー・ピーターソンを聴いた後ならまた印象は違ったのかもしれない。
この青葉台のフィリアホールは、以前cinnamonのウインドオーケストラが演奏会をやったときに来たことがあったので2度目だ。こぢんまりとしたホールである。
今日の演奏会は子供でも楽しめるようにと小品が多かったが、最後のグリーグの曲の第二楽章でバイオリンが突然弾くのをやめたところがあった。調律しただけですぐ途中からやり直したので、弦でも急にゆるんだのだろう。
この演奏会の模様は後日テレビで放映されるそうである。
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木曜日, 3月 08, 2007

現実主義に目覚めよ、日本!

日本の常識は世界の非常識。
最近の安倍首相の慰安婦発言問題がその最たる例だ。安倍首相の発言に対してニューヨークタイムズ紙は日本の品格を損なうものだとの論評を掲げたそうだ。そうした首相を生み出した日本人もまた井の中の蛙なのである。
太平洋戦争を経験した世代の人たちは、高齢化で亡くなる人も多い。私が思うのに彼らは国際条約に違反していることを承知で、上官の命令に従って3000万人もの命を奪った。そうしなければ自分の命がなかったからだ。それが本人たちはよくわかっていたから、自分の経験を話したがらず、あの世まで持って行く気でいたのだと思う。戦争体験者が反省の弁を語らなかったから、日本国は周辺国に対して反省の意をなかなか表さなかった。そればかりか、A級戦犯の人を総理に祭り上げた。
一時、日本は他の国から(特に米国から)圧力をかけられると何でもいうことを聴くといわれた。そういうお膳立てをする政治家もいた。今の日本人が自覚すべきは何か?
以下の日下氏の論評もその一つかもしれない。

世界一の債権国、日本に味方はいない・・・と日下公人氏はいう。
現実主義に目覚めよ、日本!(第52回)[日下公人氏]/SAFETY JAPAN [コラム]/日経BP社
『まず最初の段階は、世界の常識と日本の常識が、まるで違っていることを認識することである。国際金融において、「借りた金はなるべく返さない」のが世界の常識で、「死んでも返そう」が日本の常識だ。外国は返さないのが当たり前だと思っている。
 さらに、なるべく返さないだけではなく、国際金融では、外国は踏み倒そうとする。理由は、国際社会には警察も裁判所もないからで、国際金融にはそういう危険があることを、日本は認識する必要がある。』・・・
『つまり、みんな自分が投資した国がかわいい。そう動くのがお金の世界の論理だ。だから周辺国はまず武力が強くて勝ちそうな側に付く。それから、自分が金を貸している方に付く。金を借りた国には付かない。正義なんかは後回しである。』・・・

価値観の多様化も時代の流れだ。他文化交流も時代の流れだ。それだからこそ、せめて政治家には日本の将来のためにしっかりした舵取りをお願いしたいものだ。でも、それは諦めて民間でやろうとしている人もいるが、荷が重すぎるだろう。世界に与えるインパクトが全然違うもの。

水曜日, 3月 07, 2007

宇多田ヒカルのスレ違い離婚、今後は?

宇多田ヒカルのWEB上の日記でおもしろかったのは、15~16歳の頃のものだった。ディスクが飛んで無くしてしまったが、(ヒョッとしてCDにデータバックアップがあるかもしれないが・・・。)売れてレコード会社のことなどを気にするようになってから、当たり障りのないことばかりを書くようになり、おもしろさが半減してつまらなかった。
まだ、売れる直前のこと、確かcinnamonが京浜東北線の桜木町で外国の友人たちと降りていくところを見たという話を聞いたことがある。私にとって、宇多田ヒカルは藤圭子の娘というだけで興味津々の対象なのだ。
この際離婚したのなら、もういちど大学に戻ればいいのに・・・。

宇多田ヒカルのスレ違い離婚、今後は? - [離婚]All About
『残念ですね。サイトの同じページで、お互いに感謝しているという言葉を入れた仲良し離婚報告。とことん憎しみあって別れる離婚とは違うようですから、もしかして宇多田家という環境からして、「同じ相手と再婚!」の可能性はあり!に1票?』

火曜日, 3月 06, 2007

石笛と尺八

多摩川の河原を何日か歩いてみて、何個かの穴の開いた小石を拾ってきたが、ネット上で見るような丸い穴で或る程度深さのあるものなど見つからないことがわかった。海岸線に出ると貝が穴を開けたものがあるそうで、そういうものなら丸い穴で深さも適当にあるに違いない。
しかし私は海岸まで出かけて探すというところまで今のところ行動に移すことはないだろう。
そこで、若い頃、職場のボイラーマンが都山流の師範でいつも地下のボイラー室で尺八を吹いていたのをいいことに、仲間と2人で尺八のイロハを教えてもらったことがあるのを思い出した。そのときに買い求めたのが家のどこかにあるはずだから、石笛の代わりにそれを持ち出して代用できないかと考えた。うーん、でも、ちょっと違うんだなぁ。曲を演奏するなら絶対尺八が優れている。でも、頭のてっぺんを突き抜けるような、石笛の音とはちょっと違う。尺八も師範の吹いていたものはうなるように、尺八自体が振動しているようなビンビン響く音がしていたが、あれはあれで石笛の音とはちょっと違うんだなぁ。
そこで、市販の人工の石笛を一つ手に入れて、試してみたくなった。丸く穴を穿った石笛の出す音とはどんなものか試してみたくなった。また貧者が無駄遣いを始める。困ったものだ。

パソコン正常動作復活?

私のメインマシンのパソコンが異常動作をするようになったとき、PCast VIDEO をインストールしたと同じ頃、Microsoft Updateから、C&E,Inc. というところからのドライバーアップデイトをしたのを思い出した。これは履歴では失敗に終わっていたのだが、DVB-T USB BDA firmware loader というドライバと CEBDALDR.sys というソフトがいつの間にか入っていて、C&E,Inc. の Q&A からたどっていって、同じような症状を経験している人の記事を見つけることができた。英語でよくわからなかったが、上記のデバイスドライバとsysファイルを削除してみたら、パソコンの動作が正常に戻った。
確信は持てないが、見かけは正常に動いている以上、このまま様子を見てみよう。
これで確かに解決していれば、問題の根は、PCast video にあったのではなく、Microsoft Update のサイトにゲームメーカーの名を騙ったいたずらアップデイトプログラムがあったことになる。
なんてこった、うかつにWindowsのアップデートもできないではないか。

月曜日, 3月 05, 2007

江藤淳の死

江藤淳の死とは、そういった事情があったのか。
新聞で知ったときは、驚きととまどいの感情を覚えた。
日頃の文筆活動からは、自殺する人などとは思えなかったからだ。

禅文化研究所 季刊『禅文化』より 人間の晩年について
『江藤淳の自殺は個人的なものである。文学者の死でもなければ近代日本の優れた批判者としての死でもない。そのことを彼の遺書が端的に語っている。弱い人間として死んでゆくのではなく、人間の弱さを隠さぬ真摯な最期であったように思う』

これを読むと、私はいかに読書していないか、物事を表面的にしか理解していなかったかがわかる。

春の嵐

今日は午後から天候があれるということなので、午前中に用事を済ませた。
なるほど午後から風が強くなり、強い雨が降った。夜になり、イッツコムからケータイに横浜・川崎地区に警報と注意報が出たというメールが入った。これは去年から始まった地震や火事があったときにお知らせメールが届くというサービスだ。4月以降も無料になったというので申し込んだ。まあ、天変地異は事後報告になるわけだが、天気予報は便利だ。
午後の雨は南側から吹き付けていたのを気がつかず、雨戸を開けっ放しにしていた。
壁に水がしみ込んでしまったかもしれない。
majuが金沢から帰ってくる予定だが、飛行機は羽田に着陸できるだろうか?明日は仕事があるだろうに・・・。

日曜日, 3月 04, 2007

Fedora Legacy Project がサービス終了へ

ありゃ、全然気がつかなかった。
道理で何度、yum update をやってもエラーばかり出ていたはずだ。うーん、仕方がない、つぶれるまでこのまま使い続けるしかないだろう。いまさら、TurboLinuxというのもなぁ?
セキュリティーが甘くなるということだろうから、ウィルスでかき回されるまでは、使い続けようということさ・・・。
FedoraCoreにするには、フォントの問題や日本語変換ソフトの問題で気が進まないしなぁ。
スラッシュドット ジャパン | Fedora Legacy Project がサービス終了へ
『Fedora Legacy Project が活動終了の決断をした模様。これによって、現行バージョンでは FC4 およびそれ以前のバージョンがベンダのサポートを失うことになる。まだ具体的な時期は明らかにされていないが、「近い将来、yum update コマンドは使えなくなるだろう」との予告がなされている。』

WindowsVistaの動向と併せて考えていくことにしよう。まぁ、そうのんびり構えていられないかもしれないけれど、少し、貧者の知恵を身につけておかなければ・・・。

秋吉敏子インタビュー

今日の神奈川新聞のK-PERSON欄に秋吉敏子さんのインタビューが載っていた。
渡米する前に横浜のジャズ喫茶「ちぐさ」でレコードを聴いて採譜したこと、山下公園から見る夜明けの景色などについて語っている。「ちぐさ」の故マスターと常連客とおぼしき人たちと撮った写真が小さく載っている。
「ジャズと生きる」にも書かれているが、このインタビューでも日本人でただひとり「ジャズマスター」に選ばれたことにふれられると、「でも、ジャズミュージシャンは死んでからが勝負なの」と語っている。このことは彼女自身徹底して貫き通してきた信念だ。2月の横浜・県立音楽堂でのソロコンサートについて、昔を顧みて「ストイック(貪欲)に自分を磨き、ピアノに向き合っていたあのころの技術を取り戻すこと。それが今、目の前にある目的」とも語っている。
なんと老いを知らぬバイタリティー。恐れ入るばかりである。

土曜日, 3月 03, 2007

WEB2.0


先日のレッシグブログで紹介されていた、WEB2.0のビデオだけど、うまく動くだろうか?
いつまで有効なんだろう?
とにかく貼り付けてみる。

Magic Mag-net-ic


テストです。
こんなことはできるのだろうか。

多摩川土手の河津桜

 
多摩川土手にいやに早く咲いた桜があったと思っていたら、今日はもう葉桜の様相を呈していた。
樹に小さな木片がぶら下がっていたので見たらば、河津桜と書いてあった。
昔、娘たちが現地を旅したときに、実に見事だったといっていたのを思い出した。
Posted by Picasa

臨界点まで10年

ビル・トッテンさんは、昔、パソコンのための安いソフトをアシストという名称で売り出したので知った。私も購入したが、使ってみて、やはりマイクロソフト製品に逆戻りしてしまった。そのときにこの人の存在を知ったのだった。
アシスト:コラム(Our World) / ビル・トッテン関連情報: "臨界点まで10年"
『政府の発言、メディアの報道を見れば、北朝鮮の脅威を煽り、憲法を改正して日本も核武装をせよといった洗脳、メディアコントロールを必死で行っている。国民をマインドコントロールして、日本の軍事産業を活性化させたいと思っている。これはすべて入欧、米国の真似である。 』

彼の視点は、いつもぶれていない。情報源が広いから、時々彼のコラムをのぞくと良い刺激になる。もっとも、日本びいきが過剰と思われるときもあるが・・・。でも、私は彼の考えは大方の日本の知識人といわれる人たちより、まともではないかと思っている。

池田晶子さん死去 46歳

むむ・・・。ショック。若すぎる死。語り口が魅力的で、着眼点もすばらしかった人だった。

asahi.com:「14歳からの哲学」池田晶子さん死去 46歳、腎がん - 文化一般 - 文化芸能

『慶応義塾大哲学科卒。専門用語を使わず、わかりやすく哲学を考えるエッセーで若い読者に読まれ、「14歳からの哲学」は中学校の道徳の副読本にも使われている。他の著書に「14歳の君へ」「知ることより考えること」など。昨夏、病気がわかり入院、いったん退院したが、今年1月に再入院した。亡くなる直前まで、週刊誌の連載執筆を続けていた。』

死因は腎臓癌とのこと。
池田晶子

金曜日, 3月 02, 2007

全部入りテレビ

最近、見るテレビ番組は固定化している。
新聞のテレビ欄を見て、あらかじめこれを見ようという決め方はほとんどしない。CATVの番組表もほとんど見ない。そういえば、いつの間にか放送大学が見れるようになっていた。セットトップボックスを変えたのも、リモコンの調子がおかしくなっていたこともあるが、放送大学が見れるかもしれないという期待があったからだった。
今使っているテレビはブラウン管式で、解像度もそれほどでない。でも、地デジが始まったばかりで、BS1とBS2の画面は我が家のテレビでは既定の設定では画像がゆがんでしまう。縦横の表示の比率が送り出し側と受け手側であっていないのだ。
理想はフルハイビジョン規格のテレビで、HDD録画ができて、DVD録再機能があって、パソコンとUSB接続ができて、スピーカーがクラシック音楽が聴ける程度の高機能のものであって・・・、と夢はふくらむが、そんな全部入りのテレビだったら一日中張り付いていなければならなくなってしまうのでは無かろうか。いやいや心配ないさ、テレビのコンテンツが追いついてこないから・・・。特に民放はひどい。今のままでデジタル化したって、コンテンツの貧弱さでHDDなど使わないだろうから・・・。
我が家は、白物家電も老朽化している。かといって、今となっては買い換え時期を逃してしまった。まあ、動かなくなるまで非効率を承知でこのままにしておくしかないか?

「“全部入り”テレビが欲しい」が7割--アイシェア調べ - CNET Japan

テレビにインターネット機能を持たせるといっても、どうするんだろう?現在もネットに接続してあるが、番組のアンケートに答えるか、買い物をするか、メールができる程度だ。ネックは、速度が遅すぎることにつきる。光ファイバーにすれば解決できるのだろうか。信号の搬送方式などからそうは思えない。・・・とすると、いま使っているテレビは地デジへ完全移行するまで保って欲しくなる。その頃には、送信側も受信側ももっと技術的に安定していることだろうから・・・。
一方、パソコンはどうだろう。WEB2.0の方向にますますシフトしていくのは確かだろう。でも、私の場合、それと同時に、辞書であり、本の要約であり、家計簿であり、メモ帳であり、予定表であり、地図でもあったりするから、プアマンズ書斎という役割は無くならないだろう。まあ、著作権の有効期限が70年にならなければ等といった付帯条件付きだけど・・・。

SHISHAMOとジャズのリズム

SHISHAMOの武道館でのライブを記録した,ブルーレイディスクを聞いている。SHISHAMOの曲の詞はメロディーに乗せるのがジャズのリズムになっている気がしてしょうがない。そう,これらの詞はジャズのインプロビゼーションそのものだ。