火曜日, 10月 30, 2007

青空文庫の10年

僕は青空文庫に収録された作品を、パソコンとケータイに入れている。
勿論全部ではない。パソコンには、かつてASCII誌の付録のCDからコピーしたもの。
ケータイには気に入った作品をいくつか・・・。
でも、年金生活になってからは電車に乗ることがなくなったので、ケータイの中の作品は読むことがなくなってしまった。
PCのものは、ものによって縦書きの読みやすい活字体で読めるので、時々見ることはある。・・・最近はそうでもないか。

そらもよう

昨日の東京新聞に記事が出ていた。
『「日本語を電子テキスト化することの社会的意義を実証できた」と、青空文庫の運営を担う富田倫生さん(55)は、十年を振り返る。』
『善意の集積は「事務所なし、人件費ゼロ」の運営を実現。年間数百万円の広告収入で、サーバー使用料など経費をまかなうことができた。』
『これからの十年も、難題が待ち受けている。中でも頭が痛いのは、運営体制だ。とりまとめ作業にあたる五人のスタッフは、いずれも手弁当。手当も経費も満足に支給できない状態が続くようだと、存続そのものが危うくなる。NPO法人(特定非営利活動法人)になって、要員を確保し財政基盤を整えた米国の電子図書館「プロジェクト・グーテンベルク」は、参考になるかもしれない。』
『文化庁は没後五十年から七十年に延ばすことを検討しているが、さかのぼって適用されると、「蔵書」の半数がお蔵入りしてしまうという。』

僕もこの著作権延長反対の署名に郵送で参加したけれど、今の政府は何から何までアメリカ追従だからなぁ。日本にある米軍基地は、あたかも日本を占領し続けているようだもの。そんなことで日本に文化が芽生えないとしたら、まったくもって歯がゆい思いだ。

「ウルフラム氏のチューリングマシン」を20歳の学生が証明

もっとも単純なチューリングマシンの仮説を立てたウルフラム氏は、それに賞金をかけた。
そしたら、47日後に20歳の学生が証明してしまったという話・・・。

WIRED VISION / 「ウルフラム氏のチューリングマシン」を20歳の学生が証
『今ではハードウェアをソフトウェアと切り離すことは当たり前になっているが、チューリングはこれを理論として考え出した最初の1人で、ソフトウェアを交換すれば、単一の機器であらゆる計算が可能なことを理論的に示した。
ただし、チューリングマシンの実物が作られたことはない――これはあくまで理論上の概念で、このマシンに必要な条件が理論的に設定されたにすぎないからだ。そして、科学者たちは相手の理論をよりいっそう単純化しようと競い合うのが常だ。』
『「誰かが賞金を勝ち取るまでにどれほど時間がかかるのかわからなかった。1ヵ月か? 1年か? 10年か? 100年か? あるいはもしかするとこの問題は、そもそも決定可能ではないのかもしれない……」と、Wolfram氏は10月24日(米国時間)、自身のブログに書いている
だが、コンテスト開催を発表してからわずか47日後に、Wolfram氏は、米国の法律ではまだアルコールも買えない年齢のSmithさんから、Wolfram氏の仮説が正しいことの証明とコードが含まれた40ページにわたるファイル(PDF形式)を受け取った。』

この世界、どこにどんな人がいるか分からないという話だ・・・。
原文は勿論英語なので、僕には分からない・・・。

日曜日, 10月 28, 2007

ダ・ビンチの「最後の晩餐」、デジタル版がネットに

見てみたいものだが混雑しているのか繋がらない。

ダ・ビンチの「最後の晩餐」、デジタル版がネットに :REUTERS
『イタリアのデジタル画像処理会社HAL9000が27日、同社のウェブサイト(www.haltadefinizione.com)に160─170億画素の画像を掲載する。』
『ネット上に掲載されることで「最後の晩餐」は自宅のパソコンから見られるようになり、芸術愛好家だけでなく、いろいろな解釈を唱える人たちの注目も集めることになりそうだ。』

東電、08年度は赤字転落へ…料金値上げ検討

電気料の値上げは困るなぁ。
原発に頼りすぎの結果がこれだ。油に切り替えるしかないだろうから、高く付くのは必至。でも、すべて利用者に転嫁されてもなぁ!

東電、08年度は赤字転落へ…料金値上げ検討(読売新聞) - goo ニュース
『東京電力は27日、新潟県中越沖地震による柏崎刈羽原子力発電所の運転停止や、原油価格高騰の影響で、2008年度の費用負担が07年度の当初見込みに比べ6000億円程度増えるとの見通しを明らかにした。』
『08年度(09年3月期)決算で赤字に転落することはほぼ確実となり、電気料金の値上げが検討課題として浮上してきた。』
『関係者によると、東電は、柏崎刈羽原発の08年度中の再稼働を絶望視している。火力発電の稼働を高めざるを得ず、運営コストがかさむほか、燃料費の高騰が費用負担を大きく押し上げる見込みだ。』

国の指導もできるだけ採算を切りつめて、大幅な余力を持たさないようにしているようだから、逃げ場がないか。国にも指導責任はあるのだから、知らんぷりを決め込むのも無責任だなぁ。

土曜日, 10月 27, 2007

ビデオ撮りの失敗

先日、BSとNHK総合で放送されたポアンカレ予想を説いた数学者のドキュメントを放映していたが、ビデオ撮りに失敗してしまった。僕はビデオの機械がどうしてこうもうまく操作できないんだろう?
『(3次元)ポアンカレ予想(ポワンカレ予想とも。Poincaré conjecture)とは「単連結な3次元閉多様体は3次元球面S3に同相である」という予想であり、1904年にフランスの数学者アンリ・ポアンカレによって提出された。以来ほぼ100年に渡り未解決だったが、2002年から2003年に掛けてロシア人数学者グリゴリー・ペレルマンはこれを証明したとする複数の論文をarXivに掲載した。これらの論文について2006年の夏頃まで複数の数学者チームによる検証が行われた結果、現在では彼が実際に証明に成功したと考えられている。ペレルマンはこの業績によって2006年のフィールズ賞を受賞した(但し本人は受賞を辞退)。』(Wikipediaから)

NHKの番組紹介では、
『宇宙に果てはあるのか?宇宙は一体どんな形なのか?
人類が長年、問い続けてきた謎に大きく迫るヒントが去年見つかった。百年もの間、誰も解けな かった数学の難問「ポアンカレ予想」が証明され、宇宙がとりうる複数の形が初めて明らかになったのだ。世紀の難問を解いたのはロシアの数学者グリゴリ・ペ レリマン(41)。その功績により、数学界最高の栄誉とされるフィールズ賞の受賞が決まったが、彼は受賞を拒否し、数学の表舞台から消え去ってしまった。 その真意をめぐって様々な憶測を生んでいる。「ポアンカレ予想」にはこれまで、幾多の天才たちが魅了され、人生のすべてを賭けて挑み、そして敗れ去ってき た。ペレリマンがその栄誉に背を向け、姿を消したのはなぜか。そもそも数学者はなぜ難問に挑み続けるのか。番組は、ポアンカレ予想が解けるまでの百年にわ たる天才たちの格闘のドラマを追い、ともすれば取りつきにくい純粋数学の世界と数学者たちの数奇な人間模様を描いていく。』

・・・となっているが、それまで他の数学者たちはトポロジーによって解けるはずだと奮闘していたが、2002年にインターネット上にその解が乗せられているという噂が広がったらしい。その論文は、微分幾何学と物理学で書かれていてみんな理解できないものだから、アメリカにペレリマンを招いて説明してもらったらしい。そして、どうも本物らしいということになったそうだ。
番組では高校のかつてのペレリマンの恩師が、携帯で本人と連絡して会いたい旨話したのだが、断られたところで終わりになっていた。
番組の中でおもしろかったのは、サーストン博士が宇宙がとりうる形にはどんなものがあるか考えたところだった。それによると、8種類の部品から成り立っていて、ひとつは丸い断片、他はドーナツ型のようなものであった。これを幾何化予想というらしいが、いずれにしろ、実際どうなっているかは、WMAPなどによって現在観測途中ということに落ち着いたらしい。

噂の脳内メーカーを試した

 
なんとまぁ、単純で情けない結果になった。
遊びとは思えないほど、ぴったりの感じだ。
こりゃぁー、使えそうだな!
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宇宙に太陽光発電所

東京新聞の記事から・・・、
『米国防総省の研究グループはこのほど、宇宙に巨大な太陽光発電装置を打ち上げて地球に送電するシステムを2050年までに商業化することを念頭に、他国とも協力して十年以内に小型実証衛星を打ち上げるべきだとする報告書をまとめた。』
『見込まれる実用システムとしては、高度約三万六千㌔の静止軌道に五㌔程度の間隔で二組の反射鏡を配置。中央の太陽電池パネルに光を集め、電力をマイクロ波に変換して地上の直径五百㍍以上の受信装置に送電する。電気出力は最大で原発八―十基分に相当する一千万キロワット。』

ありゃりゃ、こんな計画は日本でも考えていてほしかったなぁ。もっとも、このシステムの重量は国際宇宙ステーションの6倍以上になるというから、ロケット技術の不安定な日本ではまだ、無理な発想だったかも・・・。しかし、高速増殖炉に多額の金額を際限なくつぎ込むよりも、こちらの方が遙かに実現可能なシステムかも知れないぞ。

金曜日, 10月 26, 2007

東京視点

NHKラジオの深夜便を聞いていたら、可越さんという人がインターネットラジオで日中の相互理解のための、ビデオを流していることが分かった。
2003年5月制作の「私の日本人おばあちゃん」がどうも、こうした行動を起こすもとになった動機の人のようだ。
そういえば、娘の友人の台湾の娘さんはどうしているかなぁ?

水曜日, 10月 24, 2007

携帯メアドも“ポータビリティー”PCと同じ第三者サービス検討

ケータイの世界はこのところ動きが急になってきた。
もう少し様子を見ていよう。
そういえば、地デジも2011年だし、社会保障カードも2011年を目指している。
僕の市の健康保険証も来年からカード化される。
首都高もETCが付いていないと、来年の秋から通行するのに不便この上なくなりそうだ。
うーん、とりあえず2011年頃があれやこれやの一区切りの目安となるかな?

携帯メアドも“ポータビリティー”PCと同じ第三者サービス検討 - CNET Japan
『携帯用メールは現在、携帯電話会社が送受信サーバーを用意し、自社の端末利用者へ独占的にサービスを提供している。ただ、携帯電話会社を変更するとアドレスも変わるため、会社変更の阻害要因になっている。
 総務省は、パソコン向けでは無料で利用できるメールサービスが浸透していることから、「携帯でも第三者のサービスを利用できれば、メールアドレスを変えなくて済む」と説明。具体的には、第三者が携帯電話会社のメールサーバーを介さず、利用者の端末へ直接送受信できる仕組みを想定している。』

こういう考え方は当然だ。ケータイ各社は反対するだろうけど、是非実現させてもらいたいものだ。

火曜日, 10月 23, 2007

児童虐待

まず、アメリカで起きた驚くべきニュースから・・・、

父親が赤ん坊を電子レンジに=弁護士は「心神喪失」と主張-米 - JIJI PRESS
『米紙によると、20歳の男が生後2カ月の自分の娘を電子レンジで加熱し、大やけどを負わせたとして、テキサス州ガルベストンの警察に逮捕された。男の弁護士は先週、善悪の判断ができない状態だったとして、心神喪失(精神障害)の認定を裁判所に申請した。
 男はアーカンソー州出身で、牧師になるために妻と娘を連れガルベストンを訪れ、ホテルに滞在。事件が起きたのは今年5月で、男は当時2カ月の娘を殴り、金庫や冷蔵庫に押し込めた後、電子レンジに入れて10-20秒程度加熱したという。』

牧師になろうとする男のすることなのか?信じられない事件。2ヶ月の赤ん坊を殴るとは信じられないし、その他の行動も、猟奇事件に属するもののようだ。日本でも赤ん坊をコンクリート詰めにして持ち歩いていた母親がいた。
次に、東京新聞の青木信人氏のコラムから・・・、
『ある女子少年院で少女の口から出た話を、私はなかなか信じることができなかった。彼女ばかりか、姉も妹も、それぞれ小学五年生ころになると、実の父親から継続的に性的虐待を受けていたというのだ。』
『別の少女は、義母からさまざまな身体的虐待を受けていた(彼女は、話す間ずっと涙をこぼし、時に激しく鳴咽した)。』
『二十年前、私たちは児童虐待という事実をまだしっかりと「発見」していなかった。しつけとの区別すらつかない状態だった。今、児童虐待はれっきとした犯罪として認知される。にもかかわらず、事態が改善される兆しは見られない。』

こうした児童虐待は、どこから生まれてくるのだろうか。原因が多すぎて、判断にとまどうばかりである。親に問題があるのは間違いないが、そうした親をこの社会はどうしてこうも大勢生み出しているのか?この社会病理の原因はどこにあるのか?おそらくこれらの親の精神鑑定をしただけでは問題の核心は見えてこないだろう。

どこへ行く?パソコンのリサイクル法

僕は去年、新しいパソコンを購入するに当たって、大手家電量販店で古いパソコンを引き取ってもらおうとしたが、断られた。仕方なく、知り合いの電気屋さんに頼んで処分してもらった。
皆さんはポンコツになったパソコンを含む、ルーターやハブ、ケーブルなどの処理をどうしていらっしゃいますか?気軽に処分してくれるところがあったら教えていただきたい。

どこへ行く?パソコンのリサイクル法:ITpro
『パソコンのリサイクル制度は,事業系パソコンで2001年4月から,家庭系パソコンでは2003年10月から始まった。だが,メーカーだけに自主回収と再資源化の義務を課しているこの仕組みは半ば機能不全に陥っている。法に従ってメーカーが作った回収・再資源化ルートでリサイクルされるのは,年間約750 万台排出される使用済みパソコンのうちわずか十数%と見られている。メーカーによる回収実績を見てもほぼ頭打ちの状況にある。』
『家電リサイクルで指定されている4品目(エアコン,冷蔵庫,洗濯機,ブラウン管テレビ)は年間約2300万台が排出され,家電リサイクル法によるメーカーの再資源化ルートで処理されるのは約半数の1200万台ほど。パソコンよりははるかに実効性は上がっているとは言え,1000万台以上の家電製品がどのように処理されているかが把握できていない。この,いわゆる「見えないフロー」の実態を明らかにするため,国は大規模な調査を実施した。このため,家電リサイクル法改正案の審議期間が大幅に伸び,当初予定されていた通常国会への年内提出は見送られた。』
『そもそも7年前にリサイクル制度を設計したときは,国内で完結するリサイクルシステムを前提としていた。これほどの数が海外に流れるとは“想定外”だったわけで,この現実が今,制度見直しに際して大きな課題を投げかけている。つまり,元々「国内の資源を有効活用する」という理念のもとに作られたリサイクル法が,「輸出先の環境汚染」や「国際的な資源セキュリティ(安全保障)」というグローバル化がもたらした課題に直面することになったわけである。』
『使用済みパソコンを有価で買い取ったり,無料で引き取ってくれる業者がいる限り,メーカー系のリサイクルシステムの稼働率は上がらない。メーカーだけにリサイクルの責務を負わせるのではなく,大企業などの大口ユーザーやリース事業者にも対応を求めようという動きがある。』

う~ん、個人としては、時々軽トラックでまわってくる、「古いパソコン引き取りま~す。」とスピーカーで連呼している叔父さんに頼むのが一番手っ取り早いということになる。正規のリサイクル機関に電話で尋ねたときには法外な値段を提示されてビックリしてやめてしまったものだから・・・。

Microsoft,競争法違反を巡る欧州委員会の決定に完全遵守で合意

欧州では今までも各政府機関がLinuxを採用する動きが盛んだった。
相手がEUだったことが、Microsoftを屈服させることのできた最大の要因だろう。

Microsoft,競争法違反を巡る欧州委員会の決定に完全遵守で合意:ITpro
『ECは,Microsoftが欧州市場におけるパソコンOSの独占的立場を悪用し,サーバーOSやメディア・プレーヤの販売に関してEU競争法に違反したとして,4億9720万ユーロの罰金支払いを含む是正措置を2004年3月に決定。競合他社の製品がWindows搭載パソコンやサーバー上で完全な互換性を確保できるようWindowsのインタフェース情報を開示するなどの業務改善を求めた。』
『今回Microsoftは,第一審裁判所の判決に対して上訴しないことを表明した。ECと建設的な話し合いを行い,(ECの決定に従うために必要な)追加の措置について合意。ECは,追加措置の主な内容が,(1)オープンソースのビジネス・モデルに対応したライセンス条件への変更,(2)オープンソース開発者に課すロイヤリティを1万ユーロの1回払いに減額,(3)特許ライセンスのロイヤリティ率を0.4%に設定---であることを明らかにした。』

一方、日本は完全にマイクロソフトの上得意先になっている。これは、僕はかつての日米貿易摩擦の際に日本製OSのTRONを採用しなかったことから始まったと思っている。それに、日本の大学は、UNIXの教育で致命的に後れをとってしまったためだとも思っている。Internetの採用を遅れに遅らせたのと同じ原因だ。
これと同じような事は、今も起こっている。公用文書のフォーマットをPDFにしたことだ。これも、あとで臍をかむような結果にならなければいいが・・・。

日曜日, 10月 21, 2007

"負け組"救済

東京新聞の二つのコラムから・・・、
一つ目はドナルド・ドーア氏のもの・・・、
『「生活保護費抑制のモデル地区だった北九州市で、ついに三番目の餓死事件、それも日記をつけるほど『中流文化』の男だったため、今度は日本でもかなりの騒ぎになった」という報道は、最近イタリア版のインターナショナル・ヘラルド・トリビューンの一面記事となった。』
『小泉・竹中路線の改革論者のセリフは「保護主義・護送船団方式を退け、規制を撤廃して自立精神を重視する。その代わり、弱者、負け組のためセーフティーネットがなければならない」だった。だが、結局穴だらけのネットではないか。』
『英国の主要な対策となっているのは賃金補填である。実は保守党が始めた制度で、その構想の起源は市場原理主義中興の祖ミルトン・フリードマンの「負の所得税」にさかのぼる。』
『元自治省役人の岡本全勝氏が、最低賃金制を論じたそのブログにこう書いている。「生活保護を下回る賃金は、憲法違反といえないでしょうか。生活保護費との差を公費で補填すべし、という議論が出てこないのでしょうか。」』

文化的最低水準の生活を憲法で保障されているはずの日本で、生活保護を打ち切られて、それも半ば強制的に「自立した生活をします」という一筆をとられて、そのあげくの餓死者がでたのであった。このような事態を避けるための生活保護制度であるべきだろう。
もう一つは、藤本由香里氏のコラム・・・、
『二〇〇八年度から生活保護費を削減する方針の厚生労働省は、おととい19日の夜、給付の基本となる基準額(食費・光熱費などの最低生活費)の引き下げ幅など、具体的な内容を話し合う第一回「生活扶助基準に関する検討会」を開催。』
『つまり、働いても生活保護水準以下なのなら、生活保護基準の方を切り下げてしまおう、というわけだ。』
『なんとかしなければならないのは、「人を安く使い捨てる」ことを奨励してきた制度の方であり、生活保護基準の方ではないはずだ。』
『弱者を切り捨てることで国は豊かにならない。今、別の再配分が求められている。』

イギリスの例と比べて考えてみると、民主主義の歴史の差が厳然とあることを教えられる。ドーア氏はしっかりした政治家のリーダーを求め、社会科学者に嘆くだけでなく、まじめに検討することをすすめている。
歴史の積み重ね、学問の積み重ねの重みを感じるなぁ。

土曜日, 10月 20, 2007

ダライ・ラマ褒章と中国

ま、ありそうなことだ。

中国が米国の検索エンジンを「ジャック」?--ダライ・ラマ褒章への報復か - CNET Japan
『米連邦議会は米国時間10月17日、Dalai Lama氏に対して「議会名誉黄金勲章」を授与した。これに腹を立てた中国政府が、報復として米国の検索エンジンを「ジャック」した可能性がある。
 Danny Sullivan氏のブログ「Search Engine Land」によると、中国国内から、あるいは中国のインターネットサービスプロバイダ(ISP)を利用して、GoogleやYahoo、Microsoftの検索エンジンにアクセスしようとした多くのユーザーが、中国の検索エンジン「Baidu」(百度)にリダイレクトされたという。』

大人げないといえばそれまでだが、国内の情報操作という観点から見れば大いにありそうなことだ。
チベットに送り込んだ中国人は多数でも、元からのチベット人にこうした情報を知られては困るに違いないもの。

トーリ監督「出来高は侮辱」=球団の姿勢にも不満

これで来期は松井も放出されそうだなぁ?

トーリ監督「出来高は侮辱」=球団の姿勢にも不満-米大リーグ・ヤンキース - JIJI PRESS
『退任が決まったジョー・トーリ監督が19日、当地で会見し、再契約を拒否した理由について「(1年の)契約年数が不満だった。出来高(条項)はわたしへの侮辱だ」と話した。』
『同監督は「重要なのは金額ではない。(球団の)姿勢と信頼だ」と述べた。』

同球団のオーナーは息子2人にオーナーの座を譲ったから、これからは球団のカラーも変るだろうな?

モナリザのまゆ毛

眉毛のあるモナリザはどんなもの?「左目の上にまゆ毛とみられる筆跡がある」だけじゃなぁ。
2億4000万画素のカメラってどうやって作ったんだろう?

モナリザにまゆ毛あった 高解像カメラで分析(共同通信) - goo ニュース
『米CNNテレビは19日、レオナルド・ダビンチの名画「モナリザ」に、当初はまゆ毛が描かれていたとみられることが、高解像度カメラによる分析で分かった、と伝えた。』

金曜日, 10月 19, 2007

デスパレート・ワイブズ(絶望的な妻たち)に見るアメリカの良心

男女の役割分担は? 元来両性の役割とは?

日経ベンチャーonline ニッポンの社長へ: デスパレート・ワイブズ(絶望的な妻たち)に見るアメリカの良心 ー 辰巳渚氏
『このテレビドラマのセリフが出てきた場面は、育児を夫に任せ、再就職したキャリアウーマンの妻が、仕事と家庭の両立で奮闘し、母親を追う息子を見て罪悪感に苦しんで涙するとき、主夫業に奮闘している夫が「大丈夫。子どもはちゃんとわかっている」と慰めるシーンだった。母親失格ではないか、仕事をやめて家庭に戻るべきではないか、と自信を喪失している妻を、責めることなく夫は励ます。このシーンからいっても、保守的な家庭観への単純な回帰ではないことが、よくわかるだろう。ウーマンリブと女性の自立を積極的に推し進め、そのバックラッシュ現象として育児や家庭への回帰も起きているというアメリカだからこそ、このような発言がなされるのだと思う。』
『私は、いまどきのかいがいしい父親たちを見るたびに、ちょっと不安になるのだ。世の中に、「母親」ばかりが増えるのではないか。夫婦がふたりの母親になることで、妻は「私が要である」という認識を持ちにくく、夫は「私が支えとなる」という認識を持ちにくくなる。それでうまくいくなら何も問題はないけれど、ひとつの共同体には船頭は複数いないほうがうまくいくのは、共同体の大小を問わない定理のように思う。』

アメリカには二つの顔があるように思う。一方では男女平等思想が発達していて、もう一方では男尊女卑が厳然とある・・・というような。
両性があるということは、それぞれの役割が分かれていることは確かなのだろう。それぞれの特徴が十全に発揮できるような社会であってほしいものだ。

国の存亡を左右する技術流出を防げ

日本の政界・経済界はどれだけ真剣に取り組んでいるか。愛国心の問題だけど・・・。

日経ベンチャーonline ニッポンの社長へ: 国の存亡を左右する技術流出を防げ ー 藤末健三氏
『技術流出にはデータ、ヒト、モノの三タイプがある』
『これは古くから指摘されてきた問題でした。1990年に「不正競争防止法」を改正し、営業秘密の不正取得・使用・開示行為について民事的保護(差止請求、損害賠償請求等)が導入されました。
 その後、2003年には「技術流出防止指針」策定・公表し、不正競争防止法の改正による営業秘密の不正使用・開示行為などについて、刑事罰(3年以下の懲役又は300万円以下の罰金)を導入しました。
 そして、2006年には「不正競争防止法の改正を行い、罰則の大幅な引き上げ (10年以下の懲役、1000万円以下の罰金、法人処罰3億円以下)を行いました。改正の結果、ヒトによる技術の流出は大きく減ったようです。』
『米国には、他国企業による米国企業の買収を調査し、差し止めができる「エクソン・フロリオ条項」があります。例えば、中国系石油企業が米国企業を買収することをけん制しました(条項が発動する前に、中国企業は自主的に取りやめました)。
 英国、フランス、ドイツも武器関連技術の流出などを懸念し外資による国内企業買収の規制を強化しています。安全保障やテロ対策に関する買収に規制をかけるのは世界の潮流となっています。』
『技術流出は、完全に止めることはできないと思います。それでもわが国と、その企業に大切な技術の流出はなるべく遅らせることが必要です。次世代の技術を確立していく「攻め」に集中するだけでなく、技術の流出を防ぐ「守り」もしっかりとやることが、わが国には必要になっているのです。』

最近では、トヨタの米国社長がヘッドハンティングされたのも一例か?
政治家も、財界首脳も、目先のことばかりを追わないで将来の日本をしっかり見据えて行動してもらいたいものだ。

木曜日, 10月 18, 2007

Windowsに未来はあるか

企業ベースで考えた場合は明らかに以下のような考え方が成立するだろう。
でも、個人のパソコンについては、将来どんな青写真が描かれるのだろうか。

Windowsに未来はあるか:ITpro
『これまで企業におけるパソコンの位置づけは,ワープロや表計算などのソフトをインストールして動かすための機械だったと言える。パソコンがすべてのデータを処理するので,高機能なソフトを動かしたり複雑な処理をさせたりするには,より高性能なパソコンが必要になった。
 そんな“常識”が,企業に高速なネットワークインフラが整備されるようになったことで,根底から覆され始めている。サーバーにインストールした業務アプリケーションをWebブラウザから呼び出して使うWebアプリケーションや,SaaS(ソフトウエア・アズ・ア・サービス)の存在感が増してきたのである。』

確かに、ソフトはサーバー側で動かして、端末はシンクライアントで行けばセキュリティー上でも理想的だ。
でも、僕のパソコンには、お遊びのソフトから百科事典までありとあらゆる僕好みのソフトが入っている。それに個人データもだ。こういったものまで将来は商業主義ベースのサーバーに任せられるだろうか?やっぱり僕用のパソコンはそれなりの性能と個人で使うのに便利な機能が欲しい。

「インターネットよりもグリーン技術に投資」--ビル・ジョイ氏

ビル・ジョイ氏は投資家であったか?
でも、こういう事を言えるのはとんでもない資産家であるということなんだろうな。

「インターネットよりもグリーン技術に投資」--ビル・ジョイ氏 - CNET Japan
『インターネット分野における伝説の技術者であるBill Joy氏が、インターネットより良い投資先を見つけたという。その良い投資先とはグリーン技術だ。』
『Joy氏は、インターネット分野を「現在とんでもなくおかしなことになっている」と表現し、そういった分野への投資はいくつかの半導体企業を別にして避けているという。対照的に、地球温暖化という問題は差し迫っているため、エネルギー技術やグリーン技術への投資によって、イノベーションを生み出すための素晴らしいチャンスが与えられることになると、同氏は述べる。』

とんでもなくおかしな事になっているインターネット分野とは、商業主義がはびこりすぎてしまったということなのだろう。この記事では、インターネットの世界がおかしな事になっている原因についてはふれられていないなぁ。
『Joy氏は「価格が妥当な初期段階にある、本当に上質のベンチャー企業はまだ存在している。これはインターネット分野の企業にはあてはまらない。インターネット分野はとんでもなくおかしな状態にあるため、それほど過熱していない分野を対象にするのはよいことだ」と述べている。』

そうか、インターネット分野は商業的に加熱しすぎているというだけのことをいっているのか。単純に投資家の目から見ただけのことな訳だな・・・。ちょっとつまらないなぁ、こんなことがニュースになるのは・・・。

「手のひら返し」現象とヒール

今朝の東京新聞におもしろいコラムが出ていた。
いずれもマスコミの身勝手さと、民衆の付和雷同現象に対する警鐘だ。
『人気の絶頂から一転、非難の対象ヘ-。そんなドラマがスポーツ界、芸能界で繰り広げられている。ボクシングの亀田一家に、女優の沢尻エリカさん、さらに横綱朝青龍関も。政界では安倍晋三前首相もそのたぐいかもしれない。あつという間に世間が「手のひらを返す」現象が意味するものは?』
『森氏はこの反応を物理学の「相転移」にたとえる。水から氷など、ある臨界状態を経ると物質の形態が一変する現象を意味する。「亀田一家の悪態も沢尻さんの高慢さも、プロとしてのある種の”売り”。政治の方向性だけなら、安倍氏の後任は麻生氏だった。でもそうならず、変わってしまう。これは日本人が臨界状態にあるからでは」世間の「相転移」は付和雷同と一斉傾斜が特徴という。「良い方向に出た例は高度経済成長だが、逆は戦争。阪神大震災から北朝鮮の拉致事件まで、かきたてられた社会不安を監視社会がさらに膨らませている。いまはタレントなどの話で済んでいるが、これが国の方向性に発展すると怖い」』

漫画家の倉田真由美さんは、
『亀田家の進退が、連日マスコミをにぎわしている。確かに、彼らは興味を引くキャラクターだ。もはや彼らはヒーローではなく、完全にヒール(悪役)である。たんかや大見えは、勝っているうちはかっこよく聞こえるが、負ければただの負け犬の速ぼえである。』
『・・・。昨年の村上フアンド、ホリエモン、最近では朝青龍や沢尻エリカ、そして亀田家。「高く上がった者が凋落する」ことに、国中が暗い愉悦を感じているような気がしてならない。非難するのはいいが、節度は必要だ。他人に石を投げる前に、石を持った自分の姿をよく見てほしいと思う。』

・・・と警鐘を鳴らしている。
亀田家の例に見れば、TBSの豹変ぶりが一番際だっていたという。僕は、ボクシングを嘗めているような人の試合を見ることなど興味なく、テレビは見ていなかったが、見ていた精神科医の斎藤学氏によれば、
『・・・面白かったのはテレビ局が敢然とフアンというか世間というか、そうしたものに挑戦していたことで、「へぇ、そこまでやるか、いい度胸だ」と思った。試合が進むに連れ、客席から「ナイトー、ナイトー」とチャンピオンを励ます声が湧き出したが、アナウンサーたちはケガ狙いの反則を繰り返す挑戦者の肩を露骨に持つ。チャンピオンは試合前に「無敗の挑戦者が倒れるのを皆が見たがっている」というようなことを言っていたが、私もつい、そんな気になった。つまり、世間を舐めたテレビ屋の陰謀に乗せられてしまったわけだ。悔しい。』

・・・ということだそうだ。
旧来の日本人の性向と、つまり村社会的な掟のような言動と、最近に見る日本社会構造の疲弊による歪んだ人々の行動とはどこかでつながっているのだろうか?

火曜日, 10月 16, 2007

「かぐや」と「おきな」と「おうな」

月にはウサギがいて餅を搗いているに違いない。

「かぐや」から分離した2つの子衛星、「おきな」「おうな」と命名
『この愛称は、リレー衛星およびVRAD衛星(Vstar)が主衛星「かぐや」より高い軌道を回る様子が、「おきな(おじいさん)、おうな(おばあさん)」が「かぐや姫」を見守り、慈しむイメージを思い起こさせるとして、プロジェクト関係者が挙げた候補の中から選ばれた。』

YouTube、著作権侵害コンテンツ発見のための「Video ID」テストを開始

いったい最終的にどんなところに落ち着くんだろう。・・・著作権の問題!

YouTube、著作権侵害コンテンツ発見のための「Video ID」テストを開始
『これまで、YouTubeでは著作権者の意向に反するコンテンツを発見するために、動画の中で再生される音声情報に基づいてコンテンツを識別する技術をサードパーティからライセンスし、それをもとに著作権者と共同で作業に当たっていた。』
『今回、YouTubeがGoogleと共同開発したYouTube Video IDは、動画をいくつかの要素をもとに識別できるとしている。』
『この問題について著作権者側では、YouTubeに対して1億ドルの損害賠償請求を行なっている米メディア最大手のViacomは、あくまで著作権を侵害しているコンテンツをYouTubeで公開する前に事前に取り下げるよう強く求めるなど、違法コンテンツのチェックを公開前に行なうのか公開後かという点をめぐって、YouTubeとの議論は平行線をたどっている状況だ。』

投稿されたことによってかえって著作権者が利益を上げうる場合があるというのは、さて、どうだろう。少なくとも大手の会社ではないな?

国会図書館、約800万件のデジタルデータを検索できるポータル「PORTA」

これは便利そうだ。
早速登録してみよう。

国会図書館、約800万件のデジタルデータを検索できるポータル「PORTA」
PORTAは、国会図書館が保有する「近代デジタルライブラリー」「NDL蔵書目録(和図書・和雑誌)」など12種類のデジタルアーカイブのほか、青空文庫や国立公文書館デジタルアーカイブなど協力機関8種類のアーカイブを一元的に検索できるサービスなどを提供するポータルサイト。』
『サイトでは検索サービスのほか、新着・更新コンテンツの一覧表示やアクセスランキング、キーワードランキングなどを提供。また、無料のユーザー登録を行なうと、ログイン画面のパーソナライズやデータのブックマーク機能が利用可能となり、ブックマーク機能では他のユーザーがブックマークしたデータを見ることができるソーシャル機能も備える。』

ちょっと覗いたところでは、使いこなすまでが大変かな?馴れたら使いやすくなるかな?

月曜日, 10月 15, 2007

レッドハットとノベル、特許権侵害で提訴される

以前のSCOの場合は、明らかに取れれば儲けものといった側面が見て取れたが、今回の場合はどうなのだろう。

レッドハットとノベル、特許権侵害で提訴される--Linuxベンダーで初めて
『IP InnovationとTechnology Licensing Corporationの2社が米国時間10月9日、Linux販売大手のRed HatとNovellを提訴した。テキサス州東部地区の連邦地方裁判所に提出された訴状(PDFファイル)によると、Red HatとNovellが販売するソフトウェア製品が、米国特許5072412号「ディスプレイシステムオブジェクトを共有するための複数の作業領域を備えたユーザーインターフェース」と、他の2件の同様の名称の特許を侵害しているという。IP Innovationらは、損害賠償と今後一切の侵害を禁じる終局差し止め命令を求めている。』

前回は、UNIXコードの一部を盗用しているというものだったが、今回はちょっと趣が違うようだ。
『長年オープンソース関連の法律問題を手掛けてきたDLA Piper法律事務所の知的財産権担当弁護士であるMark Radcliffe氏は、自身のブログで「私を含め、オープンソース業界に携わる多くの弁護士は、かなり前からオープンソース企業に対する特許侵害訴訟について懸念してきたが、恐らく今回の訴訟は、パテントトロールがオープンソースライセンサーに対して起こした初めての訴訟と思われる」と述べている。米証券取引委員会(SEC)の企業ファイルによると、IP InnovationはAcacia Technologiesの子会社となっている。』

パテントトロール・・・米国企業に特有のやり方だ。
『企業にとって、特許ライセンスの購入は特許侵害訴訟を回避する最も素早い方法である場合が多い。しかし、企業がそのような方法を取る理由はそれだけではない。長期に及ぶ特許権侵害訴訟を戦うには、莫大な費用がかかる上に、多くの従業員の労働時間が訴訟のためだけに費やされることになる。それなら、ライセンスを購入した方が企業にとっては安上がりなのだ。』
『・・・また一般的に、特許制度はオープンソースソフトウェア一般とやや相容れない面がある。前者は発明者に期限付きの独占権を与えるものであり、逆に後者は技術の自由な共有を認めるものであるからだ。』
『Jones氏は今回の訴訟とMicrosoftとの間の2つの関係を指摘している。この2つは、Acaciaのウェブサイトにも掲載されている。10月に Acaciaにシニアバイスプレジデントとして入社したBrad Brunell氏は、それ以前にMicrosoftで16年間勤務していた。その間、同氏は知的財産権のライセンシング担当ゼネラルマネージャーなどを務めた。また、同じく7月にバイスプレジデントとして入社したJonathan Taub氏も、それ以前にMicrosoftで同社のモバイル、組込型デバイス部門の戦略的提携担当ディレクターを務めていた。』

Red HatとNovellは、LInuxを販売している会社の中で、もっとも利益を上げていると見られ、取れそうなところからとってやろうという意図が感じられる。以前のSCOが相手に選んだIBMは資金が潤沢の上、企業としてのライセンスには厳格な防御線を張っていた。
今回は、事情がちょっと違っているというべきだろう。さて、どんな成り行きになるだろうか?

ノーベル平和賞を受賞した、アル・ゴア元米副大統領のメッセージとは

北極の氷が急速に溶けてしまっているらしい。
10年後に予想していた氷の溶解が、既に現在、その状態に達してしまったらしい。
地球の温暖化は、予想を上回る速度で進んでいるようだ。

ノーベル平和賞を受賞した、アル・ゴア元米副大統領のメッセージとは - CNET Japan Innovation Conference
ゴア米国元副大統領、地球温暖化問題でシリコンバレーに期待 ・元米国副大統領のアル・ゴア氏は米国時間2月2日、同日発表された地球温暖化に関する最新の科学報告書を読めば、気候危機の真実性やその原因の大半が人間にあるとする説に対する疑念は払拭されるだろう、と語った。
2007/02/05 21:45
元米副大統領のアル・ゴア氏が訴える地球の危機 ・米大統領になりそこねた人物として最も有名な男、アル・ゴア氏。彼が今もっとも心血を注ぐのが地球温暖化問題だ。そして、今世界に不足しているのは解決策ではなく、人々の「行動する意志」だという。
2007/01/16 01:50
元副大統領のゴア氏:「科学者は地球温暖化対策の啓蒙活動を」 ・アル・ゴア元米国副大統領は米国時間12月14日、聴衆として集まった科学者らを前に、科学者は率先して人々に気候変動の危険性を訴える必要があると語った。
2006/12/15 19:57
ビデオ:地球温暖化を食い止めよ--ゴア元米副大統領が語る「不都合な真実」 ・クリントン政権下で副大統領を務め、2000年の大統領選挙で破れたアル・ゴア氏。彼はいま、映画「不都合な真実」を通じて、地球に起きている温暖化の危険性を世界中に訴えている。
2007/01/23 10:10

文化なき経済の弱点

ヨットレースを引き合いに出して、文化論を述べているのだけれど、「経済を支えるのは文化である」ということを強調していて、現在の日本の世界の中での位置を確認している。

文化なき経済の弱点 (宮田秀明の「経営の設計学」):NBonline(日経ビジネス)
『EUをリードする各国政府の経営は、日本の政府のビジョンも戦略もない経営と比べれば、はるかに優れている。しかし、それだけではなく、EU文化の 力強さが経済にも表れたと見ることもできる。経済の上位概念としてしっかり文化を守り育てているのがEUと言えるかもしれない。
 文化よりお金を尊重する米国社会というイメージは短絡的すぎるかもしれないが、米国流の社会モデルよりも、経済と文化を両輪として考えるEU的価値観による社会モデルをもっと理解した方がよいのではないだろうか。
 140年前に明治政府が行ったように、もう一度EUの行政モデルを学習すべきとさえ思う。
 「しっかりした文化が経済を支える」。「しっかりした経済が文化を支える」。このことを示しているのがEU社会だろう。
 日本でも、江戸文化が明治以降の経済発展を支えたという説は否定できないだろう。逆に、現在の中国の急激な成長の不安要因は実は、中国文化の未成熟さかもしれない。
 日本では、経済と文化の関係は、過去60年間、強大な米国の影響力によって軽視され続けてきたと言えるかもしれない。21世紀になって、アジアの発展と並行して進められたEUの新たな進歩から、改めて経済と文化の相乗効果を認識しなければいけない時にきていると思う。』
『科学と技術は創造するものだ。同じように経済も経営も創造するものだ。伝承すべきもの、守るべきものである以上に創造しなくてならないものだ。その 中で実は文化も創造されていることを忘れてはいけない。それが健全な社会の進歩と言えるだろう。すべての組織と個人が、経済だけでなく文化も創造すること の大切さを意識し続けることが大切だ。
 日本では、文化といえば歴史や文学や芸術のことを考えてしまう傾向が強い。科学の文化も技術の文化の大切さも、もっと認識してほしい。ほんの一例 だが、海洋文化は太古には漁師や海賊たちの文化だった。今では、海という自然を舞台に進歩した科学と技術と人間が作る文化なのだ。』

現在の日本社会の制度疲労は、この「すべての組織と個人が、経済だけでなく文化も創造すること の大切さを意識し続けることが大切だ。」という部分が、日本にはなくなってしまったのかも知れない。事は、経済や海洋文化だけではなく、教育や社会の常識という分野にも同じようなことが言えるのではないだろうか。
最近の政治の世界の動きや、相撲界の不祥事や、親子間の殺人事件の多さに見る、日本社会のこの混沌さをどのように見たらいいのだろうか。中国と同じように、かつて確固としてあった日本文化が、今やすっかり忘れ去られてしまったのだろうか?

土曜日, 10月 13, 2007

パッチ・アダムスさん

東京新聞から・・・、
こんな人もいるんだ。アメリカという国の懐の広さを感じる。
『だれもが無料で診察を受けられ、医者と患者が交流しながら治療をする―。医学部卒業直後、現代医療に疑間を抱いた私は、そんな理想の病院を思い描きました。その「ゲズンハイト・インスティテュート(お達者で病院)」の建設に取り組むかたわら、長年、世界の被災地や難民キャンプ、福祉施設などを訪ね、愛と笑いによる癒やしの診療活動を続けています。』
『・・・。その時、構造的に変えなければいけないと思ったのです。世界の人がもっと愛し合えないだろうか。私のワークショップでは、初めての人同士、ハグをし、ふれ合い、心を通わせてもらいます。みんながみんなを愛するように。私はそのために働こうと決めたのです。』
『その愛の持つ力の偉大さを認識させてくれたのが母でした。ユーモアいっぱい、知識欲旺盛で、父の死後も仕事で忙しくても私と兄を十分な愛で満たしてくれました。例えば、母は「だれか寂しそうにしている人がいれば、あなたが声をかけてあげなさい」と話していました。愛は思うだけではだめなのです。考え、具体的に行動に移さなければ変わらないのです。』

参照・・・映画「パッチ・アダムス」(http://www.h2.dion.ne.jp/~mine/movie-0379.htm)
人類みな兄弟、人類皆家族、地球はグローバル・ビレッジ・・・分かってはいても、なかなか自分の生活に追われて、せいぜい募金活動に協力することぐらいが精一杯か・・・!?

木曜日, 10月 11, 2007

オープンソース/フリーソフトウェアを守れ--合言葉は「法廷で会おう」

あーぁ、だんだん難しいことになっていくなぁ!

オープンソース/フリーソフトウェアを守れ--合言葉は「法廷で 会おう」- CNET Japan
『これまでは、GNU General Public License(GPL)の違反が見つかると、関係者同士で静かな話し合いが行われてきた。オープンソースソフトウェアの不正利用から生じる規約遵守の問 題は、長年にわたってそうした話し合いを通して解決されてきた。しかし最近は、Software Freedom Law Center(SFLC)が強硬な姿勢を見せている。GPLの要求条件に従わなかったとして、Monsoon Multimediaに対して著作権侵害訴訟を起こしたのである。』
『Monsoon Multimediaをめぐる法的論争には「BusyBox」と呼ばれるソフトウェアが関与している。これは、メモリに関する制約が厳しい機器に合わせて調整された一連のユーティリティである。このソフトウェアはGPL version 2に 準拠している。GPL version 2は、修正されたソフトウェアがGPLによりリリースされることを条件として、ソフトウェアの中身を閲覧し、修正し、修正したソフトウェアを配布すること をすべての人に許可する。この交換条件に魅力を感じたのが、Linuxカーネルの第一人者Linus Torvalds氏である。無償で入手可能なソフトウェアプロジェクトを誰でも利用できるが、それを変更する場合は仕事の成果を返すことが求められる。
 このライセンスはまた、そのままコンピュータで実行できる実行可能な形式でGPLソフトウェアを配布する者にも、ソースコードをすべて公開することを求めている。たとえばCisco Systemsの子会社Linksysは、ワイヤレスネットワーク用機器に使用したGPLソフトウェアを共有可能にしている。』

濡れ手に粟・・・と考える輩はそこにも彼処にもいるものだ。何だかなぁ。
日本のケータイ業界も別の意味で、濡れ手に粟の商売をしているといえるだろうけど・・・。
リチャード・ストールマンの理想は、現実社会では夢物語なのか?

ケータイの料金体系

ケータイの料金体系はおかしいと常日頃思っていたのだが、以下の通りなんだ。

ニュースを斬る au新料金に総務省が激怒 「1円端末」は自由競争の成果か?欠陥か?
『まず、KDDIやNTTドコモのような携帯電話会社が、シャープや松下電器産業といった電話機メーカーから電話機を買い上げる。そして、1台につき4万円 程度の販売奨励金を付けて、量販店や携帯電話ショップに卸す。そして、数万円の電話機が、極端な場合、1円とか10円といった廉価で売られ、消費意欲を掻 き立てるのである。』
『これまでユーザーに詳細が明かされることはなかったが、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイルの3社は、少なく見積もって年間2兆円を上回 る販売奨励金を投入している。この巨額の資金を回収するため、基本料や通話料といった月次料金には販売奨励金分が上乗せされており、この高い料金が消費者 の財布を直撃しているというのだ。
 実際、日本の携帯電話の通話料は、ほかのケータイ先進国と比べて、かなり割高だ。総務省が今年8月に発表した「電気通信サービスに係る内外価格差 調査」によると、1分間当たりの通話料は、東京が39.4円と、ニューヨーク(11.7円)の3.4倍、ソウル(19.2円)の2.1倍に達している。』

こんなやり方をしているので、世界の中で競争力をなくしてしまった。今のケータイ会社は国内市場の中だけでパイの取り合いをしているのだ。
僕はパケット料金の取り方もおかしいと思っている。インターネット網にただ乗りしているのに、今の課金体系はないだろうと思うのだ。
情けないかな、そう思っていても僕はケータイを持っている。


火曜日, 10月 09, 2007

mixiもGREEも、コミュニティ運営は難しい?

mixiの今回の衣替えについて、批判の声が上がっている。
進歩を追い求めれば、古い殻からの脱却はやむを得ないのだが、そこんところがなかなか難しい。

mixiもGREEも、コミュニティ運営は難しい?:CNET Japan オンラインパネルディスカッション
『サイトの規模が大きくなると、誰もが満足する仕組みを作るのは難しくなるようです。先日リニューアルした「mixi」ですが、評判は芳しくなく、一部のユーザーからは見づらいとの声が挙がっています。またモバイルSNSの「GREE」は写真表示をアバターに変えたことで、ユーザーからの反発を受けました。ユーザーのために行ったサイトの改善やサービスの追加が必ずしも受け入れられるとは限りません。このようなソーシャルコミュニティサービスで、ユーザーの不評をかった場合どう対処するべきなのでしょうか。また、参加ユーザーの満足度を向上させるにはどのような点が重要なのでしょうか。』
松村太郎さん・・・mixiの新しいデザインについて、女の子たちに軽くインタビューしてみたが、新しいデザインはスカスカ感がイヤだそうだ。せっかく今までギッシリと埋め尽くすようにmixi上で活動してきたのに、余白が増えてガッカリした、と言う意見で押し切られてしまった。 ・・・また炎上問題は、ちょっとしたコミュニケーションのミスから端を発しているだけだ。やはり不用意な発言には気をつけなければならないし、理解してもらえてない、と気づいたらフォローもすればいいと思う。そこに対する反発のコメントは、書き手の立場が「全て見える化」され、増幅されていく。』
古川健介さん・・・今回のmixiでは、大きく分けて二通りの批判がありました。
1:デザインが気にくわない
2:デザインが崩れて見ることができない
1に関しては、人の好みもありますし慣れ親しんだものを変えたわけですから批判はどうやってもでます。その中で、いい意見を取り入れて改善していけば、長い目で見れば問題ないでしょう。
問題は2です。XTML+CSSで標準化されたコードを書いているのは評価できますが、1000万ユーザーを超えているサービスのため新しい環境でないユーザーを切り捨てるのは危険すぎると言えるでしょう。』

そうなんだよなぁ。僕のパソコンも古い。でも、XPを入れてあるので何とか使えている。それでも、メモリを増設し、ハードディスクを大容量にして2台入れ、グラフィックボードを新たに調達している。しかし、マザーボードの規格が古いから、それなりの水準までしか能力をアップすることしかできない。そこで、古川氏の「2:デザインが崩れてみることができない」という指摘が気になってくる。幸い僕の環境では問題は起こっていないけれど、古参のユーザーを大切にすることはサービスの基本であることは確かだもんな。

こんなのがあったら行ってみたい!? おもしろバイキングランキング

僕は以前から、バイキング形式の食事が苦手だ。せっかく食べても、味もろくに分からずに食べ終わってしまう気がする。何でだろう?何でかなぁ?
そういえば、回転寿司とやらの店にはまだ一度も入ったことがない。まぁ、こちらはバイキング料理とは違うけれど、僕の印象では似たり寄ったりに思えるからなんだろうな?

こんなのがあったら行ってみたい!? おもしろバイキングランキング - gooニュース
『あれもこれもみんな、おなか一杯食べたい!
 お寿司に焼肉、ケーキ、飲茶、ちょっと変わったところで京都のおばんざいなど、世の中にはさまざまな食べ放題――いわゆるバイキング形式のお店があふれています。日本人のバイキング好きと、そのバリエーションの豊富さには驚くばかりですが、実はまだまだ「こんなのがあったらなあ……」という“バイキング未開の地”は残されているのではないでしょうか?』
『「おもしろバイキングランキング」の第1位は《焼き鳥(全国の地鶏)》でした。』
『第2位に入ったのは《新作お菓子》でした。』
『第3位には《鍋(ご当地鍋など)》がランクイン。』

一般には、好きなものが好きなだけ食べられて、お得感があるんだろうな?
なぜ、僕にはそういった感情が湧かないんだろう?なぜ僕はそうした損得計算ができないんだろう?これは、修行が足りないに違いない・・・。

月曜日, 10月 08, 2007

「年収100万円台の非正社員」を放置していいのか

先日の東京新聞で「深刻な所得格差」という特集をしていた。
『所得格差を判断するため、まず厚生労働省の所得再分配調査の当初所得(公的年金など社会保障給付を除いた所得)に着目してみました。』
『調査が始まった一九六二年以降、最高所得グループと最低所得グループの所得に占める割合の格差(倍率)を計算すると、六〇年代から七〇年代後半までは十倍以内でした。高度経済成長期などで、まさに一億総中流時代です。しかし、八〇年代から十倍を超え、九〇年代は二十~三十倍程度に広がりました。さらに九九年に六十一倍に達し、二〇〇二年には百六十八倍と百倍を超えました。〇五年は端数処理の関係で最低所得層の割合がゼロになったため、計算上無限大(端数処理前でも四千倍超)にまで急激に広がりました。格差の急激な拡大時期は、構造改革、市場主義経済を掲げた〇一年の小泉政権発足以降と符合します。また、〇二年と○五年の調査を比べると、所得の多いグループの割合が一段と高まり、中間以下のグループは割合がさらに低くなるなど富の偏在に拍車がかかっています。』

「年収100万円台の非正社員」を放置していいのか / SAFETY JAPAN [森永 卓氏]
『景気拡大が続いている。拡大のペースは非常に緩やかではあるが、その間に雇用関係の指標も大きく改善した。
 2002年1月に0.5倍と最低を記録した有効求人倍率は、2007年7月には1.05倍に上昇。有効求人倍率が1倍を超えるということは、数字の上では、すべての求職者に求人が行き渡っていることを示している。
 直近で有効求人倍率が1倍を超えていたのは、バブル期の1988年から1992年までのことだから、現在の求人の盛り上がりは、数字を見る限りバブル期並みということになる。
 こうした状況を指して、構造改革路線は正しかったという学者が少なくない。「改革が成功したからこそ雇用情勢が改善した」と彼らは主張する。だが、それは本当だろうか。
 有効求人倍率が改善したからといって、素直に喜べないのにはわけがある。通常の有効求人倍率には、パートタイマーの求人が含まれているからだ。』
『厚生労働省が発表した2006年の「賃金構造基本統計調査」によると、正社員の平均年収が523万円であるのに対して、正社員以外の平均年収はちょうど半分の267万円に過ぎない。これだけでも、置き換えによってかなりの節約になることが分かる。
 だが、この267万円という数字も曲者である。厚生労働省の別の統計である「就業形態の多様化に関する実態調査」に中央値を与えて年収を推計すると、120万円程度しかないことが分かるのだ。
 これはどういうことかというと、非正社員の統計には、特殊技能を持った派遣社員や定年を過ぎた嘱託社員のような一部の高給取りも含まれていて、彼らが平均値を押し上げているのである。それを除いた一般のパートやアルバイトは、100万円ちょっとの年収で暮らしている人が大半なのだ。』
『年収100万円台の人たちの大半は年金を払っていない。このまま放置して、年金制度が崩壊したらどうなるか。彼らの生活保証はすべて生活保護が受け持つことになり、莫大な税金が必要となってしまう。・・・非正社員は、年金の将来がどうのこうのと考えて未納になっているのではない。単に金がないから年金を納められないだけなのだ。』
『・・・ つまり、正社員とほぼ同じ仕事をしている非正社員は、福利厚生や社会保険などを含めて、正社員と同じ待遇を得られるようにすべきだという考えである。それが実現できれば、労働者は自分のライフスタイルを守るために非正社員となることが選択でき、一方で企業にとっても雇用の柔軟性を得ることができるだろう。
 そんなうまい話があるかと言われそうだが、オランダでは四半世紀以上前から、正社員と非正社員の差別を禁じている。この制度の導入後、オランダでは急速にパートタイマーが増えたという。他のヨーロッパ各国でも似たような制度を導入しているが、それによって国際競争力を失ったという話は聞かない。』
『本当に痛みのある構造改革をする気があるのなら、正社員の給料を下げて、非正社員の給料を上げるという「再分配」が必要だとわたしは考える。正社員にとっては不満だろうが、何十年か先に生活保護世帯が激増して、税金からの持ち出しが増えればもっと事態は悪くなる。生活保護などせずに放っておけという暴論もあるだろうが、それでは社会不安を生むだけだ。』

ビル・トッテン氏のコラムにもあったように、経済全体が成長しているのに働く人にはその分け前が届いていない。企業の得た利益は株主や企業の役員にほとんど独り占めされている状況が東京新聞の記事でもよく分かる。このままの状態を放置しておくと社会状況はますます不安定化し、犯罪も多くなるに違いない。今でも、外国人研修制度の企業による悪用によって、新しい形の犯罪が増えているではないか。
日本の指導者層はいったい何を考えているのだろうか?

日曜日, 10月 07, 2007

Microsoft、無料のオンライン医療情報管理サービスを提供開始

ウーン、英語のBeta版しかないなぁ。
ビル・ゲイツ夫妻が医療機関に多額の寄付をしていることを考えれば、なるほどと思うところもある。

Japan.internet.com E-コマース - Microsoft、無料のオンライン医療情報管理サービスを提供開始
『医療機関や保険会社ではなくエンドユーザー自身が自分の医療記録を管理し、必要な時にいつでも、どこでもオンラインでアクセスできるようにするという構想を Microsoft が打ち出したのは2001年のことだった。』
『Microsoft の Health Solutions Group 担当副社長 Peter Neupert 氏は、声明のなかで次のように述べている。「プロバイダ、病院、保険会社、そして政府機関さえ、ばらばらに情報を提供している今日、人々は複雑に絡み合った情報を上手に取捨選択していく必要があり、自分が医療情報というエコシステムの中心にいることを確認したがっている」』
『今回、米国糖尿病協会、米国心臓協会、米国脳卒中協会、米国肺協会などの大きな医療関連団体が Microsoft の計画を支持していることを考えれば、うまくいくと考えてもいいのかもしれない。
医療機関や医療機器メーカーも多数参加している。New York-Presbyterian Hospital、Physicians Wellness Network、HealthCentral Network、Sound Health Solutions、ならびに、LifeScan、NexCura、NextGen Healthcare Information Systems、Texas Instruments など40以上の団体や企業が、Microsoft の HealthVault プラットフォームを支えるアプリケーションや装置類の提供に名乗りを上げている。』

日本でもこんなシステムを構築できたらおもしろいものができるかも知れない。
地域医療の荒廃や、お産難民の解決の糸口をこうしたシステムをもとに考えてみるのもいいかもしれない。

土曜日, 10月 06, 2007

日本が誇るべき、別のもの

アニメやゲームが本当に日本の誇るべきものかどうか?

日本が誇るべき、別のもの - ニュース - nikkei BPnet
『「本当に困ってるんです」。先日、あるアメリカ人ジャーナリストの方にお会いしたら、いきなりグチをこぼされた。何でも、アメリカの本社から「日本のゲームショウを取材せよ」との指示を受けたらしいのだが、彼女自身はゲームに興味はなく、何の知識もないのだという。「だいたい、日本のアニメとかゲームって、何なのよ? 何でそんなに人気があるの?そんなものが世界で人気があるからって、日本人はうれしいの?」。ここまでくると、八つ当たりに近い。』
『「海外では有名ですごく高い評価を受けているが、一般的な日本人はそのことについて聞かれてもほとんど答えられない」というものが、普段は気付かないけどけっこうあるらしい。何人もの外国人から、そのことを指摘された。
 その一つに「ZEN(禅)」というものがある。石庭で有名な京都の龍安寺などに行くと、縁側で見よう見まねの座禅などをしている観光客をよく見かけるが、そのほとんどが外国人だったりする。それはよほどのマニアだとしても、欧米では一般的に「ZEN」という言葉が知られており、それに神秘的魅力を感じる人は多いのだという。ところが日本では、高校でも「禅とは何か」など教えてはくれない。少なくとも私には、学校で習った記憶がない。
試しに、江戸時代の有名な禅僧である「白隠慧鶴(はくいんえかく)」をウィキペディアで調べてみたら、さすがにあった。ひょっとしたら英語版でもと思って「Hakuin」で検索してみると、こちらもちゃんとある。しかも、その記述は日本語版より断然長い。近世の有名人である「鈴木大拙」についても調べてみたが、やはり英語版の方が詳しかったりする。何だか複雑な気分である。 』
『一例を示してみたいと思う。先日、縁あって墨蹟を1本手に入れた。それは桃山時代の禅僧である春屋和尚という方によって書かれたもので、「大梅法常問馬祖云如何是道 師云是即心即仏 又云 非心非仏」とある。ここで、馬祖は6世紀に活躍した中国の高僧、大梅法常はその弟子である。弟子が「先生、道とは何ですか」と問う。すると先生は「すなわち仏すなわち心」と答える。また「仏にあらず心にあらず」とも言う…。
 「だったら何なのよ」と思わず突っ込みたくなってしまう。けど、このように「背反する二律を両立させる」ことが、禅の中では日常茶飯時なのである。高僧の行状記などを読むと、「それは矛盾というものだろ」とけなげに反論する弟子なども登場するのだが、ほとんどの場合は師に「喝!」とか言われてそれまで、となる。思うに、理屈ではないのだ。』
『集中することは必須だが、同時に排除すべきでもある。いや、何とも奥深い。実に日本的な知恵であると、思ってしまう。もう一歩進んで、もしかしたらこの「AだけどAではない」という何とも矛盾に満ちた禅の考え方こそが、「日本人のあいまいさ」というものの根源なのかもしれないと、考えてみたりもする。
 そうか、きっとそうだ。今度外国人から「日本人はあいまいだから」と批判されたら、「君はZENというものを知らないね。日本人が1000年の歳月をかけて磨いてきた崇高なるZENの思想。あいまいさこそはその発露であり、日本人が身につけた智恵の玄妙さを示す好例なのだよ、ハハハ」と、胸を張って反論してやろう。「だったら何なのよ」とか、ただちに言い返されそうだけど。 ・・・仲森 智博=編集委員』

龍虎氏がこの間テレビで発言していたが、明治の斬髪令でみんながちょんまげを切り落とさなければならなくなったとき、大久保利通が、それでは日本から武士道の精神が消えてしまう、せめて相撲取りにはちょんまげを残そう、ということをいったのだそうだ。
ZENは鈴木大拙氏により広く欧米に紹介されてから、日本人より欧米人に興味を持たれるようになったらしい。弟子丸氏(だったかな?)によっても、フランスで日常的にZEN道場が開かれ、多数のフランス人により作務と座禅が行われているらしい。
アニメやゲームのようなポップカルチャーだけが、日本の文化を代表するものじゃないということは押さえておきたいものだ。

金曜日, 10月 05, 2007

VirginとCreative Commonsに対する訴訟について

プライバシー権や肖像権は難しい。
人の写真を撮るにもまず声をかけること、少なくとも・・・。それでも安心はできない。

VirginとCreative Commonsに対する訴訟について:Lessig Blog (JP) - CNET Japan
『Virgin Australiaの広告キャンペーンに未成年の娘が写った写真を使われたとしてテキサスでおこされた訴訟について、Slashdot記事が載っている。問題の写真は成人によって撮影され、CC-AttributionライセンスでFlickr に掲載されていた。原告である親の主張は、被写体の許可なく営利目的の広告に写真を使用したことで、Virginは娘のプライバシー権を侵害したというも のだ。写真を撮影した人物もまた原告に加わっており、クリエイティブ・コモンズは「…営利目的の写真利用、およびそれを許可するライセンスを選択すること の含意について、充分な説明・警告を怠った」と訴えている。 (訴状のV).』
『われらがチェアマン Joi Ito(伊藤穰一)の計画する"freesouls" は、CC-BYライセンスで公開された高解像度の人物写真を提供するものだ。もちろんかれはそうした写真が営利組織(たとえばVirgin)からも利用さ れることを認識しているが、"model release"(撮影・利用同意書)がなければ簡単なことではない。撮影者と被写体の双方にとって、また一律の許諾についても特定の利用許諾についても この手続きを簡略化することがプロジェクトの狙いだ。繰り返せば、CC-BYライセンスは著作権についての許諾の問題を解決するが、パブリシティ権、ある いはプライバシーの権利についての問題は解決しない。』
『そしていまの世の中では、Virginが(明確に商用の許諾を得た写真ではなく)自分の写真を無料で利用することには抵抗があるという人が多い一方 で、ネットコミュニティに属する人々の大多数は、おなじネットコミュニティ内で自分の写真が使われても非営利であればなんの問題もないと考えるのではない だろうか。
非営利ライセンスはそうした期待に応えることを試みている。非営利条項は、営利経済ではなく共有経済のなかでの共有と再利用にお墨付きをあたえるこ とが狙いだ。そのため著作権以外の権利についても、少なくともその大半については問題をおこさないことを意図している(とはいえ、すべてではない。例えば 盗撮された写真にCC BY-NCライセンスが付けられればプライバシーの問題がある)。非営利ライセンスはまた、共有を許しているならば一切の権利を放棄しているのだろうとい う推定から著作権者を守るようにも機能している。』
商業的利用でなくとも、ネット上で公開するものについては、人物写真、人物動画には余程注意しないと危ないなぁ。

グーグル、世界規模での清掃活動プロジェクトを発表

グーグルアースを使うところがミソだ。

グーグル、世界規模での清掃活動プロジェクトを発表:ニュース - CNET Japan
『Googleは、新しいプロジェクト「International Cleanup Weekend」を発表し、米国時間10月13日の土曜と14日の日曜に世界中で一斉に地域清掃活動を行うよう呼びかけている。』
『Google Earthの社会貢献活動チームは6~10人のグループを作るよう呼びかけており、自宅付近を清掃するささやかな活動を実施し、様子を写した写真やビデオを同チームのGoogle Mapsに投稿して成果を公開してほしいと述べている。』
『活動を主催する人はまず、MyMapps機能を使ってパーソナライズしたGoogleマップを作り、マップのURLをGoogleの清掃活動のフォームに貼り付けてInternational Cleanup Dayのデータベースに登録する。海岸清掃を例にしたマップはこちら
 清掃活動を主催する際の留意点として、Googleは、ゴミ袋や軍手などを用意することや、チームメンバーの携帯電話番号を知らせることなどを挙げている。また、活動の写真やビデオを各グループのGoogleマップに掲載し成果を公開するよう呼びかけている。』

あーぁ、僕はまず、自分に家の前の道路を清掃することから習慣づける必要があるなぁ。

木曜日, 10月 04, 2007

UCバークレー、YoutTubeで大学講義を丸ごと配信

こういう事があるから、英語の分からない僕はショゲてしまう。

UCバークレー、YoutTubeで大学講義を丸ごと配信:ニュース - CNET Japan
『大手動画共有サイトであるYouTubeは、カリフォルニア大学バークレー校では重要な教具となっているようだ。
 同校は米国時間10月3日、講義をそのまますべてYouTubeに投稿したことを明らかにした。』
『バークレー校は、この取り組みを拡大していく予定だと述べている。YouTubeで配信されている講義の科目は、化学、物理、生物学である。また、Google共同創業者であるSergey Brin氏が2005年に行った検索エンジン技術に関する、講義も配信されている。』

水曜日, 10月 03, 2007

ティム・オライリー:WEB2.0提唱者に聞く

今まで、MSNのニュース頁にあった毎日が独立した。
代わりにMSNには産経新聞が入り込んだ。

ティム・オライリー:WEB2.0提唱者に聞く----独占インタビュー - 毎日jp
『オライリー氏はインターネットの現状と今後について、「まだまだ潜在力を秘めており発展途上にある。ウェブの世界は今後5年以内に大きな変革を迎えるだろう」と語った。』
『ウェブ2.0は「モノ」ではなく、市場の段階を表す概念だ。パソコン(の基本ソフト=OS)にたとえるなら、ウェブ2.0は、まだ(92年に発売された) ウィンドウズ3.1の時代にあるといえるだろう。まだ先は長く、数多くの発展や革新、市場の大転換が待ち構えている。マイクロソフトが今日のような勝者に なれたかどうかは、発足時には誰も分からなかった。産業が成熟期を迎えれば、今後5年以内にはウェブの世界の風景は大きく変わるだろう。』
『多くの人は、ウェブ2.0とは様々なアプリケーションの集合体、あるいはブログやソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)、(ユーザー同士が内 容を更新し合い、質を高める形式の)「ユーザー・ジェネレーテッド・コンテンツ」などのことだと考えている。しかし、私はもっと広い意味でとらえる。ウェ ブ上で動作する様々なアプリケーションを束ねた“じん帯”として、「『集団知』をけん引すること」だと思う。』
『将来を考える時、私は、隠された価値を持つ「宝庫」はどこにあるのかを考える。今はまだ銀行やクレジットカード会社のオフィスの裏でカギを掛けられている、全く新しいアプリケーションの山が、利用者が使える形のアプリケーションになって行くだろう。
 私は、ウェブ2.0の未来は多くの場合、データベースの奥に隠れている価値の蓄積を見つけ出し、利用者が使えるサービスに変えて行くことだろうと 思う。重ねて言うが、データはどんどん自動的に生成されるようになってきている。大 きな未来がこの先にあると思う。』
『オープンソース・ソフトウエアは卓越したソフトウエア理論だった。オープンソース・ソフトウエアは、ソフトウエア自体を売ることで収益を上げるのは困難に なるが、ソフトの価値が失われるわけではない。価値はどこか別の場所へ移る。では一体、どこに行くのか。私は、オープン・ソフトウエアがどのようにウェ ブ・アプリケーション現象と新しいコンピューティング理論を導き、この卓越さをもたらしたのかを考えた。ウェブの価値を高める新しい何かが起きていると考 えた。』
『もう一つ大きかったことは、ウェブをプラットフォームとして扱うアプリケーションが出始めたことだ。私の会社の編集者の1人が、「これは著作権や音楽がどうこうという話ではない。ネットワークについて、ちょっと違った見方をした時に何が出来るのかという話だ」と指摘した。』
『人々は、ネットワークの力をどう使うか模索し始めた。ネットワークの力とは何か、私は真剣に考えた。ネットワーク利用で使える新しいアプリケーションと連 携し、何がネットワーク・アプリケーションをより良く、力強いものにしていくのか。ネットワーク・アプリケーションの流行が起き、この動きは決して止まら ないだろうということを信じるかどうかという問題だった。』

このインタビューでの鍵は、「データをいかに解錠して利用者サービスにつなげていくかを学ぶことだ。」という部分だろう。こいつは難しい。インターネットが商業化して以来の大問題だからだ。商業化しなければ発展しなかった。しかし、商業化した故の不都合がいろいろ出てきた。「解錠」というのは、商業化された中でのデータのオープン性を確保できるか否かということだ。ティム・オライリー氏は楽観的に過ぎるかも知れない。しかし、彼の考えるインターネットの可能性の大きさは間違っていないだろう。
さて、どんな形でインターネットの世界はこの先、様変わりしていくのだろうか?

アグネス・チャンさんががん手術 無事成功

最近多いなぁ。

アグネス・チャンさんががん手術 無事成功 - MSN産経ニュース
『歌手のアグネス・チャンさん(52)の所属事務所は3日、アグネスさんが乳がんの手術を受け、無事に成功したと発表した。』
『アグネスさんは「ご迷惑をおかけしてすみません。病気に負けず、明るくさわやかに乗り切っていきたいので、ご支援をお願いします」とのコメントを発表した。』

でも、まぁ、手術が成功裏に終わったようで良かった。

月曜日, 10月 01, 2007

数学と物理を融合、新機構発足=暗黒物質解明に挑む-東大

これは壮大なプロジェクトだ。
でも、難題中の難題だろうから、以前の人工知能のプロジェクトのように尻すぼみになることを恐れもする。

数学と物理を融合、新機構発足=暗黒物質解明に挑む-東大 (時事通信社)
『東京大は1日、数学と理論・実験物理学を融合し、宇宙の大半を占める謎の暗黒物質と暗黒エネルギーの解明に挑む「数物連携宇宙研究機構」を柏キャンパス (千葉県柏市)に発足させたと発表した。機構長には理論物理学者の村山斉カリフォルニア大バークリー校教授(43)を招き、ノーベル賞受賞者を含む国内外 約200人の研究者を集めて世界最高水準の研究を目指す。』

だいたい暗黒物質は、我々の体や地球をいつも知らない間に通り過ぎているはずのものだから、とらえどころがない。理論的にこれがないとつじつまが合わないというようなものだから、どうだろう、事象の地平線の向こう側を見ようとするのと同じくらいに難しいんじゃなかろうか?でも、ワクワクするニュースではある。

武器よ、来たれ!

武器商人について・・・。

ディプロ2007-9 - Aux armes !
『大量のアメリカの武器が続々と中東に注ぎ込まれている。8月2日、ライス国務長官は、中東に送り込まれている武器が今後10年間で460億ユーロ相当に達 する見込みだと明らかにした。供与先は、サウジアラビア、エジプト、クウェート、バーレーン、カタール、オマーン、アラブ首長国連邦。いずれもG・W・ ブッシュの中東における同盟国である。』
『いわゆる「通常」兵器の取引については、従来なんの国際的な取り決めがなかったのだが、2006年12月6日、国連総会において規制のための条約制定に着 手することが、153カ国によって決議された。棄権したのは、中国、ロシア、インド、イラン、イスラエル、パキスタンを含む24カ国。この条約準備に反対 の意を示したのは、アメリカ合衆国1カ国だ。』
『それとほぼ同時期に、フランス政府はリビア政府と大規模な契約を結んだ。既に41カ国が配備している対戦車ミサイル「ミラン」をMBDA社(1)から1億6800万ユーロで、無線通信システム「テトラ」を欧州航空防衛宇宙会社(EADS)から1億2800万ユーロで売却する契約だ。』

第2次大戦の勝利国はみんな武器輸出で自国を富ましており世界に混乱を巻き起こしている。
それを見習って、今では発展途上国が武器輸出の新顔として台頭してきている。
今回のミャンマーの騒動にしても、そうした利害関係を壊したくない中国とインドは少しも動かなかった。
あぁ、なんと言う嘆かわしい現実!そう、それが今の世界の有様だ。

一般国民のために

ビル・トッテン氏のコラムから・・・、

アシスト:コラム(Our World) / ビル・トッテン関連情報
『 小泉政権以来推し進められている自民党の「改革」によって、日本で所得格差が広がっていることは、ジニ係数の統計を持ち出すまでもなく明らかである。』
『平成以降、与党自民党がとってきた政策、そしてこれからも自民党が進めたい改革が、財界や富裕層のための改革であることは、大手メディアが正直な報道をし ていればもっと多くの人が納得するだろう。そうすれば、日本国民の大部分は「搾取されている」実態を認識し、選挙においてそのような法案を通過させた政治 家を今回の参院選のように失脚させることができたはずだ。』
『所得税収と法人税収が下がると、政府やメディアは不況による企業の減収のせいにするが、事実は大企業と富裕層への減税がその理由である。1984年には 43.3%だった法人税は99年には30%にまで下がり、1974年には75%あった所得税の最高税率は、半分以下の37%に引き下げられたのだから、税 収が減るのは当然だ。一般庶民に縁のない株式譲渡益などの金融所得は、税率を20%から10%に下げることで申告課税分も含めると7500億円以上の税収 減となっている。恩恵をうけるのはもちろんいうまでもなく富裕層である。生活保護家庭の医療費負担を現行のゼロから1割に上げて、どれだけ税収が増えると いうのか。累進税率を昭和の時代に戻せばよいだけだ、と私は思う。』
『そして民主党には、リップサービスだけの公約ではなく、大企業や富裕層のためではなく一般国民の福祉、たとえば正規雇用の比率を上げてネットカフェ難民なる人々が自立することができるような、具体的な政策や立法に着手してほしい。』

彼の言っていることは合っていると思う。
マスコミは利潤を追うこととは別にちゃんとした報道をすればよい。
民主党は政権党になるべく、実行可能な政策を官僚を使いこなして早く作成すべきだ。
批判だけしている政党では、実際に政権を取ったときに官僚の言いなりになってしまうことはかつての社会党が範を垂れた。

SHISHAMOとジャズのリズム

SHISHAMOの武道館でのライブを記録した,ブルーレイディスクを聞いている。SHISHAMOの曲の詞はメロディーに乗せるのがジャズのリズムになっている気がしてしょうがない。そう,これらの詞はジャズのインプロビゼーションそのものだ。