『INTERNET Watch編集部でも24日夜に改ざんを確認。トップページにアクセスすると、中国国旗とともに「Hacked By 小飯, Beach, RichMan, s4t4n」というメッセージと、「2008年12月24日」という日付けが表示。また、中国国歌のWAVファイルも再生されるようになっていた。』
日本刀が靖国神社のご神体だということを描いた映画を見たいと思っていたけど、いまでは地方を回っているようなんだなぁ。
靖国神社
『INTERNET Watch編集部でも24日夜に改ざんを確認。トップページにアクセスすると、中国国旗とともに「Hacked By 小飯, Beach, RichMan, s4t4n」というメッセージと、「2008年12月24日」という日付けが表示。また、中国国歌のWAVファイルも再生されるようになっていた。』
『このところ、日本を代表する大企業で非正規労働者の解雇が相次いでいる。テレビも新聞もこれを社会問題として大きく報道している。しかし、今ごろ何を言って.いるのだという疑間をぬぐえない。』
『水道管にわざと穴をあけておいて、今ごろ水が漏れていると大騒ぎするメディアは、善意かもしれないが、愚かである。』
『この七、八年を振り返り、そのような厳しい総括をすることこそ、メディアの役割ではないか。政策を決定した人々の固有名詞を上げた議論こそ必要である。メディア自身も、規制緩和をどう論じてきたか、きちんと 反省してほしい。』
『衝撃的なニュースが飛び込んできた。十一日の東京新間によれば「人の脳の血流変化を調べ、その人が見ている図形や文字を映像化することに国際電気通信基礎技術研究所(ATR)などの研究チームが世界で初めて成功」・・・「理化学研究所の程康氏も「十年後には脳の分析から、人が何を考えているかある程度わかるようになる」とコメントしている。』
『人類史を振り返れば〈こころ〉とか〈想像力〉とは国家や権力に身は縛られても心まで縛ることはできないという人間の最後の抵抗の砦であった。その砦がいまや一個の電子画像装置によって簡単に覗き見され破壊され矯正させられてゆく。』
『一ぴきの鹿がびょうきになって、じぶんのすみかで、しずかにやすんでおりますと、これをきいた大ぜいの仲間が、いれかわりたちかわり、みまいにやって来ては、まくらもとで、べちゃくちゃしゃべりちらしたあげく、ねている鹿のたべものを、みんなでえんりょもなく、たべつくしてしまいました。それでこの鹿は、びょうきでは死なずに、うえて、しんでしまいました。』
『G ・オーウェルの「動物農場」のアニメが今月から上映される。搾取されていた動物たちが革命を起こし人間を追放、動物だけの農場を始めたが次第に情報操作や監視社会化が進み、気づいた時には一部の特権階級の豚の下、再び搾取されていたという有名な寓話だ。』
『富と権力が一部に集中し、顔のない大量の労働者が這いあがれない仕組みの中、使い捨てにされる。』
『人の脳の血流変化を調べ、その人が見ている図形や文字を映像化することに国際電気通信基礎技術研究所(AT R、京都府) などの研究チームが世界で初めて成功…。』
『航空自衛隊の空爆長が、「わが国が侵略国家だったというのは濡れ衣だ」などと主張する論文を書いて、民間の懸賞論文に応募していた。・・・・・この論文に対して麻生首相は、「立場が立場だから適切じゃない」と発言した。』
『麻生太郎首相が「文芸春秋」十一月号にこう書いた。「私は決断した」と。そして「国会の冒頭、堂々と私とわが自民党の政策を小沢代表にぶつけ、その賛否をただしたうえで国民に信を問おうと思う」「強い政治を取り戻す発射台としてまず国民の審判を仰ぐのが最初の使命だ」と続く。』
『ところが首相はその「決断」を実践しないまま、今日に至っている。「いつ解散するとは一切書いてない」と、こちらが気恥ずかしくなるようなコメントをして。』
『「ピ、ピ、ピ、ポーン」の時報が、テレビから消えていることにお気づきだろうか。地上デジタル放送(地デジ)だと送受信に数秒かかり、実際の時刻とずれるからだ。地デジでは緊急地震速報も遅れる。命のかかった速報が新技術で遅れてしまっては、技術を導入する意味がない。(大野孝志)』
『福岡市の公園で、小学1年生の男子児童が首を絞めて殺された事件です。警察は男の子が持っていた携帯電話の発見を急ぐなど、捜査を進めています。』
『汚染米の不正・転売問題が発覚してから2週間。任期切れまで、わずか4日を残しての大臣の辞任です。太田農林水産大臣は、一連の農水省の対応の責任をとって辞任しました。』
『リーマン・ショツクは世界の金融市場を駆け巡り、各地で株安、ドル安が進んだ。東京株式市場では全面安の展開となり、前週末比で六百円以上も下落、一万三〇〇〇円の大台を割り込んで、年初来安値を更新した。』
『労働者の働き方や仕事に対する意欲には、企業の人事方針や雇用管理が大きな影響を与える。我が国企業の多くで、長期雇用や年功的な賃金体系という特徴を持つ雇用慣行がみられるが、バブル崩壊以降の経済停滞の中でその見直しも進み、長期雇用慣行を前提とする正規の従業員の減少もみられた。人事方針や雇用管理の見直しは、労働者の意欲を支えるものであることが期待される。しかしながら、労働者の働くことへの満足感は、必ずしも高まってきたわけではない。特に、1990 年代半ば以降、経済成長の停滞に伴って、所得面での満足感の低下がみられ、生活全体の満足感の低下にも影響を与えている。人口減少社会に転じた我が国において、働く人が意欲を持って仕事に取り組むことができる職場や社会環境を創り上げていくことは、喫緊の課題である。』
『IMF(国際通貨基金)がまとめた調査によると、2007年のシンガポールの一人あたりのGDP(国内総生産)が日本を抜くことが明らかになった。』
『世界で見れば1994年には一人あたりGDPで日本は世界一であったが、一昨年に17位に、そしてついに昨年の実績で22位に転落してしまった。もちろん為替の影響もあるが、日本の国民所得、すなわち国民のつくる付加価値の総和がこのところほとんど増加していないのだから、この数字は実態を表しているモノと見なくてはいけない。』
『わたしが皆さんに理解してほしいと思うのは、「このシンガポールの繁栄の源は、シンガポール自身にはない」ということだ。地下資源や原油が出るわけではなし、農産物が自国で出来るわけでもない。すべて世界で最も良くて安いモノを輸入して、生活の質を上げてもコストを抑えている。名目の一人あたりGDPが日本並みということは、実質の生活実感は日本よりはるかに高いということである。繁栄はほとんどすべてを海外から呼び込んできたものである。要するに開放経済なのだ。世界中から金、人、モノに来てもらう「貸席経済」なのである。そのために邪魔になる規制を撤廃して、世界中の力を借りられるようにしている。だからこそシンガポールの今の繁栄があるのだ。』
『それは日本が、すべての問題を自分で解決しようとすることに原因がある。解決策を世界に求めるシンガポール(と中国、そして多くの途上国)、国民に求める日本。国民が反対すれば、今度は子孫に求める。少子化で子孫に負担能力があるのかどうか検証もしないで30年(いや道路公団の借金などは50年)先送りしてしまうのである。』
『政治家ともいろいろ話をしているのだが、経済のグローバル化に伴って世界の国家がどうアプローチを変えてきているかを勉強しようという謙虚さを感じない。シンガポールはもちろん、アイスランド、アイルランド、デンマーク、フィンランドなどが、なぜ最近活躍しているのか。97年の中国返還以降、一時落ち込んだ経済を反転させた香港、その後に続くマカオがなぜ今、未曽有の好景気に沸いているのかなどを勉強すれば、日本に足りないものは何なのか、日本はいかに世界経済を取り込んで繁栄の軌道に戻ることができるのか、多くのヒントが得られる。日本の発展のために、そういう問題を絶えず考えるのが官僚であり政治家ではないか。』
『神仏習合の思想は、役行者に始まり、白山信仰の創始者・泰澄及び八幡信仰の開拓者・行基によって発展させられたが、それが完成されたのは東密すなわち真言密教と台密すなわち天台密教においてであろう。そしてその理論的帰結が「草本国土悉皆成仏」という言葉で表現される天台本覚論の思想であり、その実践形態は修験道であると考えられる。』
『アイヌ文化のすぐれた研究者である知里真志保は、アイヌの人たちは山も川も生きているものと考えていると語ったが、実は古代日本人もそのように考えていた。』
『大乗仏教では「浄土」または「極楽」というが、一九八九年に東本願寺で話し合った大谷大学の武田武麿教授の見解によると、それはキリスト教の影響で生まれた信仰であるという。したがって、聖書にある「天国」と同じものを指すと思われる。』
『大相撲夏場所の千秋楽で、朝青龍と白鵬の両横綱が結びの一番の後、にらみ合いをして多くのフアンの郷麟を買った。日本相撲協会の北の湖理事長が、横綱審議委員会の進言を受けて両横綱に厳重注意したが、全力士の模範になるべき横綱の「品格」を疑わせる出来事であった。』
『第二十五代横綱双葉山は、六十九連勝を成し遂げて、角聖といわれ国民的英雄であった。その双葉山が戦後の一時期に、ある新興宗教に入信し、食糧管理法違反容疑で逮捕されるという事件があった。角聖と崇められた横綱でも、品格を問われることもある。』
『谷風と同時代に、雷電為右衛門という強豪がいた。殺人的な力で相手をなぎ倒し、九割六分二厘という驚異的な勝率を残すが、ついに横綱にはなれなかった。相手に大怪我をさせて再起不能者まで出すのはよくないというのが理由とされている。品格を問われたものと思われる。』
『国籍法の規定を違憲とした四日の最高裁大法廷判決で、日本人の父を持ちながら、「結婚していない両親」という子どもに責任のない事情で、日本国籍を認めてこなかった不平等がようやく是正されることになった。』
『政府の懇談会が小中学生に携帯電話を持たせぬよう保護者に求める提言をまとめようとしている。』
『しかし、提言には「有害情報を閲覧できないよう遮断する機能を法的に義務づける」ことを盛り込むとも伝えられている。』
『タスマニアタイガーのD N Aをマウスの体内で働かせることに成功したと、オーストラリアのメルボルン大学などが二十日、米科学誌に発表した。』
『今回は一つの遺伝子の機能を復活させるのに成功しただけだが、将来、技術が進めば、タスマニアタイガーをよみがえらせることが理論的には可能になるという。』
『日本人は漢字を読み書きするので、中国語を一度も習ったことがなくても、たとえば被害人数だけをまとめたページなどは十分理解できる。記事本文や写真キャプションでも、なんとなく意味がわかるものもあるだろう。』ということだ・・・。
『透明マントとは、隠そうとする物体の反対側からやってくる光(電磁波) を、巧みに屈折させて観測者に届かせることで物体の存在を悟らせないようにする装置。』
『ナチェル講師らは、光を意図した方向に曲げられる人工的な誘電体「メタ物質」を五種類組み合わせることで「完全な透明マント」の作成が可能であることを物理・数学的に世界で初めて証明した。』
『ナチェル講師は「透明マント実現には、可視光の波長全体に対応するメタ物質の開発が必要だ」と説明している。』
『米Microsoftは3日(現地時間)、かねてより進めていた米Yahoo!の買収を断念したことを発表した。』
『「買収額を50億ドル上乗せすると言った努力に関わらず、Yahoo!は前向きな姿勢を示さなかった。慎重な考慮の結果、Yahoo!が要求した(さらに 50億ドルという)金額は我々には納得できないものであり、我々の株主や社員の利益を考慮し、この提案を断念することにした」』
『3日から一般公開される映画「靖国」の制作会社側に対し、靖国神社は1日、「無断撮影」による映像と、「個人が特定できる神社職員や参拝者」の映像の削除を再び要求した。』
『・・・七年ほど前、マイケル・ムーア監督の『アホでマヌケなアメリカ白人』はこう叫んでた。「合衆国の本当の大統領はアル・ゴアなんだ。ゴアの得票は、ブッシュよりも五三万九八九八票も多かった。なのに選挙で負けた男が今、ホワイトハウスにふんぞり返っている」。』
『・・・また戦争を熱狂的に支持した「愛国ブーム」の国民的責任はなぜ問われないのか!?』
『あの国の”世直り” = エエジャナイカ踊りに見える。』
『・・・郵便局が民営化したのだってそうだ。隅々まで行き渡った世界一の郵便サービスを棄て、田舎に住む人々が不使になることを承知で民営化したのは何故なのか。考えれば考えるほど、巨大な郵使貯金を市場に導くことをあちらさんがお望みだったこと以外の理由は思いつかない。』
『・・・もともとこの「民営化」というやり方は、あの国の経済学者ミルトン・フリ―ドマンの主張だった。国の仕事は軍と警察以外すべて市場に任すべきだ、という彼の考え方に従い、あの国は一九九〇年代から国の付属機関をどんどん民営化していった。』
『しかしもういい, 。いいかげん、あの国をモデルにするのはやめていただけないだろうか。海の向こうのお坊さんたちはもう一つの巨大な金銭信仰の国に怒っているのだが、私は今日もその二つの国の製品なしには過ごせない暮らしが腹立たしく、やりきれないのである。』
『財務省は十八日までに、たばこの自動販売機による販売をI Cカード「t a sp o (タスポ)」だけでなく、免許証でも認めることを決めた。』
『これまで酒の自販機用に開発していたものだ。五月には設置される。』
『独立行政法人農業環境技術研究所(農環研)は16日、120年前の関東地方の「迅速測図」を利用できる「歴史的農業環境閲覧システム」を構築したと発表した。21日よりインターネットで公開する予定。』うーん、多摩川の流れ筋の変化でも見るくらいかな?僕の興味対象としては。
『Webブラウザのほか、「Google Earth」でも利用可能で、現在の地図と重ね合わせて表示することで、当時との土地利用の変化を確認できる。』
『Vistaは死んだ。』
『しかし、マイクロソフトは顧客を満足させるカードも隠し持っているのではないかと思う。それは2009年に登場するかもしれない。「Server 2008 Workstation」である。
Vistaとは対照的に、Windows Server 2008はeWEEKラボでのテスト、そしてLinuxが主に配備されているわたしのオフィスで非常に素晴らしい製品であることが示された。セキュリティ面で多少の問題を抱えてはいるものの、Windows Server 2008はVistaおよびWindows Server 2003よりもはるかに優れている。』
『また、Vista SP1でも解決されていないソフトウェア互換性問題がWindows 7では起きないようにするために、マイクロソフトはXP互換性レイヤを追加する必要がある。これは、Windows Server 2008の仮想化技術であるHyper-V上で動作するXP VM(仮想マシン)のような形で実現できるだろう。そうすれば、アプリケーションがWindows Server 2008コアにネイティブに対応していなくても大丈夫だ。そういったアプリケーションは自動的にXP VM内で動作するようにすればいいのだ。』
『しかし彼らがVistaでそうしたように、新しいデスクトップOSを一から作り直そうとするのであれば、ユーザーが使ってみたいと思うようなものを2011年までに提供するのは絶対に不可能だ。』
『J R常磐線・荒川沖駅前で、殺人容疑で指名手配中の容疑者を警戒していた警察官や市民八人が殺傷された「土浦殺傷事件」。警察官が無線機さえ持っていなかった点が非難されたが、警察官たちは防刃チョッキは着ていても拳銃は持たない丸腰だった。』
『先頃、アメリカで、子供との親子関係を簡単に調べられるD N A鑑定キットが発売された。価格は一万五千円ほど、ドラッグストアで誰にでも手に入るようである。』
『保守思想は、それは不可能だと考え、ある種の伝統とか歴史感覚とか神とか、人知を超えた価値の中に英知を見いだして、時代やその時々の状況に合わせながら、漸進的に社会を変えていく考え方です。』
『戦後、日本の保守、革新の両方が相手に反対するだけの「アンチの論理」でやってきた。このために思想の空洞化を招いた。安倍(晋三前首相)さんにも、小泉さんにも思想的な軸はありません。マーケツト(市場原理) に任せてしまえば、うまくいくというネオリベラリズム(新自由主義)に乗っかっていただけです。』
『日本の場合は、おおよそ疑似的な社会民主主義でやってきたんですよ。大きな政府で税金の大きな再分配をする。ただ、利権社会のため透明さに欠けた。それが政治改革の荒波の中で、不透明なものはよくないと、日本的な再配分のあり方を壊そうとしたわけです。疑似社民主義の「疑似」の部分を崩そうとしたら、社民主義まで壊しちゃった。代わりに弱肉強食の新自由主義が台頭し、極端な格差社会が生まれ、地方が疲弊していく社会が生まれました。』
『米国や北朝鮮などの一族支配よりも、日本政治の封建遺制はさらにいちじるしく、国会は福田や田中や麻生や小泉、小沢など、石を投げたら二、三世に当たるというほどで、まるで戦前の貴族院の様相を呈している。』
『米大統領選のあと、日本でも「七光り選挙禁止法案」が浮上しそうだ。』
『NASAはマイクロ波観測衛星WMAPが5年間で得た全天マップの最新版を公開した。宇宙年齢38万歳の宇宙では、宇宙ニュートリノが10%を占めていたことなどが示された。』
『ひとつは、宇宙年齢38万歳の時点において、宇宙ニュートリノが宇宙の組成の10%を占めていたということだ。』
『2つめの知見は、宇宙の暗黒時代が終わった時期が示唆されることだ。』
『3つめは、急激な加速膨張で宇宙の平坦性などを説明するインフレーション宇宙モデルに関して、今回のデータから制約条件を課すことができるということだ。』
『文化大革命(一九六六―七六年)時に、共産党は伝統文化や宗教を徹底弾圧し、六千力所ものチベット寺院を破壊した。チベツト史に詳しい作家の蔡咏梅氏によると、ラサ中心部の世界還産「ジョカン寺」は、壁画や仏殿、仏像が壊され、駐屯する人民解放軍が食料を確保するため、養豚場にされてしまった。がれきの山と化した各寺院の修復が進んだのは九〇年代に入ってからだ。』
『・・・しかも中国は昨年九月、「活仏の転生者選びは、中央政府の承認を必要とする」という新法を施行。七十二歳と高齢になったダライ・ラマの後継者選びにも、厳しい足かせをはめてしまった。』
『ダライ・ラマはインドに逃れたが、市民八万七千人が死亡したともいわれる。ダライ・ラマの帰還を願うチベット人の祈りと、中国ヘの怒りは、四十九年前のこの日に刻み込まれた。』
『ダライ・ラマが求めるのは、チベツト人自らが指導者を選び、宗教と文化を守る高度な自治。国防と外交は中国政府に委ねる。対話と非暴力を旨とする「中間路線」をとってきた。』
『チベットには中国軍の核兵器が多数配備され、核廃棄物の処分場にされていることも障害になった。』
『今回の暴動についても、青年会議のリーダーは「もうがまんの限界だ。中国の大量虐殺をやめさせなければいけない」と指摘。』
『ちょっと気になる報告がネットに相次いでいるのだ。日立のDeskstar P7K500(HDP725050GLA360)とインテルのチップセットを組み合わせると、エラーが発生するというのだ。』
『「何も決められない日本の政治」は既に海外でも有名になってしまった。』
『「では政治家を誰が選んでいるのか」と聞かれれば、「私たち国民です」と答えざるを得ない。』
『今の自民党と民主党のトップが展開する政党政治からは、何も今後の日本につながる政策が出てこない気がする。』
『「私が社長ならもっと大きくしていた」と言い訳する知事に対して「カラ威張りはお止めなさい!」』
『重度障害のある人生は本当に大変です。本人にとっても、彼を大切に思っている周囲の人間にとっても。町内では、誰もが顔見知りで親切だったけれど、町を一歩出ると、偏見と無知のため容赦なく好奇の目にさらされました。歩いていた人が立ち止まり、車イスの父をじろじろ見るんです。家族で立ち寄った食堂で「他のお客が楽しめないから出て行ってくれ」と追い払われたこともありました。人の心に土足で踏み込む行為です。子どもの私は心乱されながらも相手をにらみ返すのですが、向こうは私たちが悲しんでいることにも怒っていることにも気付いていない様子でしたね。』
『米ヤフーは、近く同社のSearchプラットフォームのAPIを提供して、外部の開発者が構造化データを使って検索結果をカスタマイズし、ユーザーの利便性を向上させられるようにすると明らかにした。』
『ワールドワイドウェブの生みの親ティム・バーナーズ-リー氏が広めたセマンティックWebとは、Webコンテンツを使いたいというユーザーやマシンのリクエストをWebが理解して実行できるようにするためのプログラミング手法。
プログラマの間では、標準サポートとセマンティックWeb向けソフトの開発はあまり進んでいない。その理由の一端は、複雑であり、Webパブリッシャーがサイトにコンシューマを引きつけられる「キラーアプリ」がないことだ。クマー氏は、キラーアプリはWeb検索だと主張する。』
『ミクシィは3日、同社が運営するSNS「mixi」の利用規約を4月1日に全面改定すると発表した。新たな利用規約では「日記等の情報の使用許諾等」という項目が追加され、ユーザーが投稿した日記をミクシィが国内外で無償かつ非独占的に権利を許諾させる内容が盛り込まれている。』とは、当のmixiの弁であるが、運用のいかんを問わず、この条項の内容なら、自分で将来書籍化を考えている人にとっては大問題だろう。
『1)本サービスを利用してユーザーが日記等の情報を投稿する場合には、ユーザーは弊社に対して、当該日記等の情報を日本の国内外において無償かつ非独占的に使用する権利(複製、上映、公衆送信、展示、頒布、翻訳、改変等を行うこと)を許諾するものとします、2)ユーザーは、弊社に対して著作者人格権を行使しないものとします――。』
『ユーザーがmixiで作成した日記や映像、イラストは、ユーザー自身が権利を有することに変わりはなく、ミクシィがこれらの著作物をユーザーに無断で使用することはないとしている。』
『太陽系の惑星は9個になるかもしれない。神戸大学の研究者が、太陽系外縁部の理論的な研究から、未知の惑星の存在を予測した。大規模なサーベイ観測が開始されれば、この惑星は10年以内に発見される可能性があるという。』惑星Xは現在80天文単位付近にあるとすると、明るさは14~18等程度らしい。カイバーベルト帯のはるか遠くにあると予想されているから、見つけるのも容易でないだろう。「すばる望遠鏡」はこんな場合、その特性から有利な観測ができるのだろうか?だれが「惑星X」を見つけるだろうか?
『海王星軌道よりも外側の領域に多数見つかっている太陽系外縁天体(TNOs=Trans-Neptunian Objects)の軌道分布には、いくつかの謎があった。円軌道のTNOsが50天文単位付近よりも遠いところに見当たらないのはなぜなのか。海王星の影響が小さい50天文単位以遠に大きくゆがんだ軌道や大きな軌道傾斜角を持つTNOsがあるのはなぜなのか。これらを矛盾なく説明できる定説はこれまでなかった。リカフィカ氏らは、TNOsの軌道進化の数値シミュレーションを行う際に、未知の惑星(仮に「惑星X」とする)の存在を仮定すると、現在の軌道分布をうまく説明できることを突き止めた。研究論文はアメリカ天文学会発行の『Astronomical Journal』誌2008年4月号に掲載される。』
『「惑星X」の存在が理論的に予測されるという展開は、1846年の海王星の発見の経緯を思わせる。海王星は、ひとつ内側をまわる天王星の軌道のふらつきから位置が予測されて見つかった。『理科年表』によると、海王星の発見者は、理論予測したルベリェとアダムス、そして実際に観測して発見したガルレの3名ということになっている。』
『針を使うことは裁縫の基本である。上手に裁縫できることが女性の一人前の条件である、と言われた時代は長い。日常の生活に最も必要なものの一つに数えられていたが、針は敵や魔物と戦うときも強力な呪力を発揮する。思い出すのはおとぎ草子にある一寸法師の話。針の力で鬼退治をして、あっばれ立身出世をとげるのである。出征兵士のために、千人の女性が布に一針ずつ縫って縫い玉を作る千人針も針の霊力を信じてのこと。針供養も敬虔な心根から発したというべきだろう。』
『「冤罪という言葉は全く別の人を逮捕し、服役後に真犯人が現れるなど百パーセントぬれぎぬの場合を言い、それ以外の無罪事件まで冤罪を適用すると、およそ無罪というのは全部冤罪にってしまうのではないか」』
『慶応大学の小林節教授(憲法学)は「大辞林によれば、冤罪とは『罪がないのに、疑われたり罰を受けたりすること』。捜査段階におけるものと、裁判によるものと、二種類ある。今回は前者だが、捜査責任者の全国会議での発言なのに内容が正確でなく、無罪が確定した被害者にも失礼」。』
『落合氏は「志布志事件は検察が控訴もできず、判決に異論をさしはさめませんという決定的敗北。戦前は疑獄事件で完全無罪が出ると検事が辞職したりしている。それとは逆に、あとから冤罪じゃないとか言うのは三権分立上、問題だ」。』
『裁判官は知らないかもしれないが、検察を長く担当した記者なら、無罪判決後に「裁判官がバカだから」というセリフを耳にしたことが一度や三度はある。中山さんら十二人の無罪確定後も、これに類することを吹聴した検察幹部がいなかったかどうか。』
『田島氏も「最高裁は音なしの構えだが、沈黙は”暗黙の是認”と受け取られる。現場裁判官にプレツシャーがかかることが怖い。笑い話ではない。従来も”司法は政治の追認”が日本のパターンだ」。』
『志布志事件は、悔しさのあまり自殺未遂、会社をクビになって生活苦…たとえ汚名は晴れても、傷の癒えない人を生み出した。「冤罪ではない」発言は、傷口に塩をすり込んだ。法相にその自覚はあるのか。』
『こうした世界のありように、理不尽なものを感じるのだ。南米で、アフリカで、アジアで、人びとが汗みずくになって地を耕し、日がな市場に坐りこんでものを売り、荒海に舟を浮かべて漁をしながら、けんめいに生きようとしている。・・・こうした何百万、何千万という人びとの営みの総和が、なに一つものを産みださず、たかがインターネット検索をするだけの会社の買収金額に、遠く及ばないのだ。・・・なにかが間違っている。・・・』
『ずつと解けない疑間があった= 一九五〇年代には傍流だったフリードマンらの新自由主義(小さな政府)が、八〇年代前半の英サッチャリズム・米レーガノミックスを経て、いまやグローバル経済全体を支配する思潮に成長したのは何故か!?・・・しかし、これって、あの電網状のプログを散々食い荒らして去ってゆく「ネットイナゴ」現象によく似ていないか!?・・・。でね、インターネットの特質とは”国境を越え、世界をひとつに繋ぐこと”だろ。・・・かくて世界単一市場の現代をネットと新自由主義のラブラブ・カツプルが支配するってわけ。』
『アゲハチョウの幼虫が脱皮の際、色鮮やかな姿へと劇的に”変身”するのは、体内のホルモンの量が変化して遺伝子の働き方を変えるためであることを藤原晴彦東京大教授(分子生物学)らが突き止めた。二十二日付の米科学誌サイエンスに発表した。』
『ホルモンの濃度によって、いぼのような表皮を作る還伝子や、体の色を決める遺伝子などの働き方が制御され、外見を切り替えているらしい。藤原教授は「劇的に変身する擬態のメカニズムを分子レベルで明らかにできた」と話している。』
『主要ソフトウエアの設計情報を無償公開する方針を打ち出したソフトウエア世界最大手の米マイクロソフト(MS)は二十一日、基本ソフト(OS) 「ウィンドウズ・ビスタ」などの情報をインターネット上で公開した。』
『米マイクロソフトは2月21日、競合製品との相互運用性を促進するための情報開示方針を発表した。サーバ製品やWindows Vista、Officeなどについて、APIやコミュニケーションプロトコルを同社サイト上で開示する。
対象となるのは、Windows Vista(.NETフレームワークを含む)とWindows Server 2008、SQL Server 2008、Office 2007、Exchange Server 2007、Office SharePoint Server 2007で、各製品の将来のバージョンも含まれる。』
『まず同日から、従来ライセンスが必要だったWindowsクライアントやサーバのプロトコルに関する3万ページ以上の文書を、MSDN (Microsoft Developer Network)で公開する。向こう数カ月の内には、Officeなど、ほかの製品の情報も公開予定。これらの情報の入手には、ライセンスやロイヤリティその他の手数料の支払いは不要。マイクロソフトはまた、オープンソースの開発者によるプロトコルの利用や、商用目的以外での配布については、法的措置を取らないことも明言している。』
『欧州委員会は同日、マイクロソフトの発表を受けて声明を発表。「当委員会は、マイクロソフトによる、真の相互運用性実現に向けてのいかなる動きも歓迎する」としながらも、同社の今回の発表が「過去に少なくとも4件あった同様の声明に続くもの」であり、抱き合わせ販売については対処していないと指摘。』
『千葉県・房総半島沖で、海上自衛隊のイージス艦「あたご」が、マグロはえ縄漁船「清徳丸」に衝突した事故で、事故直前の速度や方位などを記録する航海情報記録装置(VDR)を、あたごが備えていなかったことが分かった。装備義務は三千ント以上の貨物船などに限られ、自衛艦に装備は義務付けられていない。』
『・・・ 何とかこうした事故を回避できなかったのか。事故が発生した直後に、何とかお二人を見つけだすことはできなかったのか。経過はどうであれ、国民の生命を守るべき自衛隊が、結果として、このような事態にいたったことが、とにかく悔やまれてなりません。いずれにしても、緊急事態に常に備えるべき自衛隊の艦船が、漁船と衝突するという事態は、やはり、緊張感が欠けていたとのそしりは免れ ません。
今回の事故が発生した原因や経緯について徹底的に調査します。その上で、二度とこうした事故が起きないような体制をつくりあげねばなりま せん。・・・。』
『・・・先日、東京都足立区で生じた凄惨な一家心中事件の主役もそうしたきまじめな男性で、怒った顔を見せたことがなかったそうだ。報道によると機械修理の仕事がうまくいかず、倉庫の借地権を売ろうとして地主に反対されていたという。それならそれで何故家族や弁護士に相談しなかったのだろう。多分、この人は「仮面うつ病」だったのだと思う。人一倍家族思いの人というから、妻子を不安にさせたくなくて一人で抱え込んでしまったのかもしれない。』
『ヘピースモーカーに多いタイプの肺がんの遺伝子を、自治医科大学の間野博行教授のグループが発見した。見つかったがん遺伝子は急速に増殖する悪性のものだが、治療薬の有力候補も見つかっている。間野教授らは、患者の喀痰から高感度にがん細胞を見つける診断方法もあわせて開発しており、早期の実用化が期待されている。』
『この遺伝子は特殊な遺伝子で、PCRで簡単に見つかる。治療薬も有望だ。でも、だからといって「たばこを吸ってもいい」というわけでは決してないc治療対象は、愛煙家の肺がんの一割だけなのだ。』
『日本国が天然記念物として認めるジュゴンヘの影響を配慮せよ、というのが米サンフランシスコ連邦地裁の米国防総省に対する命令である。』
『「国家歴史保存法」が米国以外で適用されるのは初めてで、それだけに、ジュゴンの生存に、「配慮する」義務が、強調されている。配慮する過程では、「日本政府その他適当な民間団体及び個人との協働関係において履践しなければならない」とあって、住民運動の意見が尊重されている。』
『普天間飛行場の移設予定地である名護市辺野古沖に生息する国の天然記念物ジュゴンをめぐって、日米の環境保護団体が米文化財保護法(NHPA)に基づき保 護を求めた訴訟で、サンフランシスコ連邦地裁は24日(現地時間)、米国防総省が普天間飛行場代替施設建設でジュゴンへの影響などを評価、検討していない ことがNHPA違反に当たるとし、同省として公的な環境への影響調査を実施するよう求める判決を下した。』
『米国での訴訟原告団の米自然保護団体「アースジャスティス」のホームページでの発表によると、判決は「米国防総省がNHPAに違反し、ジュゴンを傷つけることを避けるために、沖縄の危機に瀕(ひん)しているジュゴンへの影響を避けるよう考慮すべきだ」と申し渡している。』
『同訴訟は2003年9月に提訴された。
原告側は「歴史遺産の保存を定めたNHPAは、米国外の歴史遺産に対しても、米政府が悪影響を及ぼす行為をする場合は悪影響を回避、緩和する措置をとるべきだと定めており、代替施設建設は同法違反に当たる」と主張していた。
米政府側は04年8月の初回審理で「NHPAの適用対象は建造物などで、ジュゴンのような生物は対象になり得ない」と却下の申し立てをしていた。
同訴訟は07年9月に結審した。』
『一月七日。東京のJR新橋駅前で、十数人の若者が、自殺予備軍が多いとされる中高年サラリーマンに「天国のお父さんへ」と題した手紙を印刷したチラシ三千枚を手渡した。裏面には働く父親への感謝の気持ちをつづった別の手紙もあり、反響を呼んだ。計画したのは渋谷区神泉町でデザイン会社を経営するオキクリュウイチさん(31)。オキタさんも数年前に会社の経営が傾き掛けた時や、いじめに遭った高校生時代などに何度も死のうと思ったことがあったが、その都度、本や知人の助言などで救われてきた。』
『現在、キャンペーンスタッフは自殺で肉親を失った人を含む学生から五十代までさまざま。七年前に長男を亡くした自営業の女性後しは「これ以上選族を増やしたくない。オキタさんの考える新しい方法なら、もっと生きやすい社会にできると思う」と話す。』
『キャンペトンは一年半ほどで自殺者数を40%程度減らすことを目指す。運営はオキタさんの自己資金頼みだ。』
『日本語の起源を求めてインド南部のドラヴィダ語族タミル語にたどりついた大野晋さん(八八)。古典語の研究で打ち立てた金字塔を礎に、タミル語研究に没頭すること三十年近く。人類学、考古学分野なども採り入れ、「タミル語は文化・文明とともに日本にやってきた」と結論。』
『奈良時代、日本語の母音は八つあった。音節は濁音を含めて八十七が区別されていた。先生の発見が万葉仮名の単語の意味解明や文法研究に大きく道を開いた。』
『タミル語と対面したのは昭和五十四年のこと。僕は六十歳。一冊のドラヴィダ語の辞書を偶然入手したんです。すると日本語と似た単語が満載ですよ。』
『タミル人、インド人学者夫妻らを日本に招いて協力を得、現地に出向き、五百語以上の対応語を確認した。米に関してだけでも「糠」「粥」「餅」など二十の対応語がある。タミルで紀元前二百年以降四百年の間に編纂された歌集「サンガム」も学んだ。そこには日本語でいう係り結びがあり、「五七五七五七…七」という長歌形式があり、「五七五七七」の短歌形式も存在する。』
『「一月十五日に赤い米を炊いてそのお粥を食べる」。タミル人の言葉にびっくりでした。僕の家でも一月十五日に小豆粥を炊いて食べた。これを現地に行って再現してもらい、同じ風習をそこに見た。小正月の行事や冠婚葬祭なども日本とそっくり。研究は考古学などまで拡大したわけです。』
『日本語は母音終わりですね。ハワイ語などポリネシア語も母音終わり。縄文時代、まずこの言語が台湾、沖縄から西日本に入ってきた。創世神話でもポリネシアと日本には共通点があります。蒙古斑もあります。ポリネシア語の後にタミル語が到来し、ヤマトコトバが生まれた。そして朝鮮半島を経て漢字が伝わり、文字を持つようになった。』
『インドの南から南シナ海を経て、対馬海流に乗り、北九州と南朝鮮にやってきた。そう考えると説明がつく。そのとき、タミル人は水田稲作、鉄、機織りを持ってきた。文化・文明が言葉をもたらしたのです。』
『[食の安全について。福田康夫です。]
・・・今、日本の食卓は、輸入食品に多くを頼っています。それだけに、食の安全を確保し、皆さんが安心して食事できるようにするためには、検査体制の強化や、正しい情報の提供など、取り組まなければならない課題がたくさんあります。
輸入食品ひとつとっても、厚生労働省、農林水産省、警察庁、都道府県など多くの役所が関係しますが、何か問題が起きた時に、迅速に責任を持って対応する仕組みが必要です。
また、国民の皆さんが、どこに相談に行けばよいのか、どこから必要な情報が得られるのか、迷う必要のない体制を一日も早く整えることが非常に重要です。
昨日、官邸に「消費者行政推進会議」を立ち上げました。また、新たに、消費者行政の担当大臣を任命しました。今後、国民の立場に立った消費者行政はいかにあるべきか、できるだけ早く結論を出し、「消費者を守る」ための強い行政組織を、政府の中につくりあげていく決意です。』
『● 国民の皆さんの視点に立って(法務大臣 鳩山邦夫)
・・・昨年、私は死刑を執行された者の氏名と犯罪事実、執行場所の公表に踏みきりました。それまでは、死刑を執行した日に、その事実と人数のみが公表されてきました。しかし、被害者を始めとする国民から更に情報公開をすべきとの要請が高まっており、死刑が適正に執行されていることについて国民の理解を得るためには、情報公開を進めることが重要です。そこで、熟慮の上に熟慮を重ねた結果、法務大臣の責任において公表するとの判断を下したものです。
死刑制度に限らず刑事司法の問題は、犯罪のない社会、被害者を生まない社会を実現することが国民の切実な願いであって、このために何をなすべきかを考えていくべきです。
このように私は、国民の視点を常に大切にしていきたいと考えています。』
『「世界の先例となる低炭素社会への転換を進め、国際社会を先導してまいります」福田康夫首相の今通常国会での施政方針演説だ。その心意気に異論はないが、肝心なのは、温暖化をいかに防ぐかの具体的手順を早く発信し、国民に協力を求めていくことではないのか。』
『温暖化対策は長い準備期間と巨額の費用を要するので早めに難題と向き合い、EUが国際社会の主導権を握る。』
『日本は五〇年までに世界の二酸化炭素(C02)を半減させる「美しい星50」を各国に提案済みだというのに、具体策まで手が回らないでいる。』
『日本のエネルギー効率は優れた省エネ技術の後押しで世界最高水準にあり、太陽光発電設備の生産は世界一。そうした優位性を発揮するには早めの政策誘導が欠かせない。政府からそのメニューがなかなか出てこないというのでは何とも寂しい。』
『マウスの受精卵からできる万能細胞の胚(はい)性幹細胞(ES細胞)から、血液に含まれる赤血球のもとになり、試験管内で半永久的に増やせる「赤血球前駆細胞」をつくることに成功したと、理化学研究所バイオリソースセンター(茨城県つくば市)の中村幸夫室長(血液学) らが、六日付で米科学誌に発表した。』
『言葉のアクセントが独特で、しかも文脈を無視して変なところで切れるから、歌詞の意味が取りにくい。高木東六が聴いたら激怒しただろう。』
『何かぶつぶつ呟いているかと思えば突然絶叫して、まるで呪文である。そのくせテロツプを読むと歌詞は結構理屈っぽく、歌い手の自己陶酔ぶりとはどこかちぐはぐである。』
『・・・本もまた市場原理にさらされている。商品でありながら、書物は定価のまま、何回でも流通ルートを巡回していける。再販制度である。そうやって「文化」として保護されてきたのだった。』
『・・・アマゾンは定価の本も扱っているが、一方で書店に並んだばかりの新刊書が古本として売りに出されている。』
『・・・文学はすでに滅びてしまったのか。茫然と立ちすくみながら、文学だけの現象ではないと思った。映画も退化した。ジャズも退化した。テレビもひどい。文化の吃水線はじりじりと低下しつづけている。市場原理とは、人間をこれほどまでに劣化させていくのか。』その通りです。でも、これは小泉内閣の時に偏ったアメリカの一部の経済学に基づいた手法を取り入れた結果でしょう。その時に同時に約束されたセーフティーネットはとうとう構築されないままで放置されています。その結果、社会が荒廃し、人心が荒れてしまったのです。
『タスポは、顔写真入りで名前や住所など個人情報を記憶させたI Cチップを内蔵、電子マネー機能も持つ。自販機の読み取り部分にかざさないと、たばこが買えない仕組みだ。』
『農薬漬け野菜、抗菌剤まみれのウナギー。ここ数年来続いてきた中国食品の安心・安全に対する不信。折に触れ、報道される中国国内での食品による中毒死事件。中国食品に対する不安が消費者に広がる中、ついに毒入リギョーザが日本の食卓に上ってしまった。問題の背景には、中国当局による食の安全管理が末端まで徹底せず、さらに、水際で防ぐはずの日本の検疫体制が、増え続けるギョーザのような輸入加工品では十分に機能していないことがある。』
『中国政府は「中国が輸出する食品の合格率は日本、米国、欧州各国の検査で99%を超えている」と繰り返し強調。 一方で合格率の低い食品会社約八千八百社に生産停止を命じている。しかし、国内の安全検査の合格率は85%にとどまり、昨年上半期は食品による中毒で九十六人が死亡。前年同期より11%増えており、効果は出ていない。』
『■テロリストによる陰謀や輸入食品の増加,食料生産の集中化によつて,天然由来あるいは人為的原因による食料汚染の可能性が高まつている。
■軍事活動の保護システムを改変した安全手順を採用すれば,食料生産設備にかかわる物理的な安全を強化できる。
■微小流体チップや先進的な無線ICタグ、可食性標識といつた新技術は汚染の検出や原因の究明,迅速な回収を可能にする。
■食料生産に対する政府の規制は合理化されなければならない。しかし,食品の安全性を確保するうえでは,大手販売業者が供給業者に厳しい基準を課すことのほうが有効だろう。』
『■遺伝子組み換え作物は発展途上国の農家に利益をもたらし,貧しい消費者に安価な食糧を届けることができるが,万能薬ではない。
■20世紀の「緑の革命」では公的研究機関が多収穫品種などを開発,世界に関連技術を無償で公開し,種子を供給した。これに対し,今日進みつつある「遺伝子革命」で組み換え作物の研究開発を担つているのは多国籍バイオ企業だ。
■組み換え作物が秘める可能性を途上国で開花させるには,各国の風土に合つた品種の開発とともに,知的財産権の扱いや環境影響評価,食品安全性の規制など,制度面の要因を考慮する必要がある。』
『組み換え作物が抱えるリスクの1つは,作物に導入した異種遺伝子が関連作物や野生植物へと拡散する「遺伝子流動」だ。組み換え作物に対する耐性をもつ害虫が出現するリスクや,組み換え作物を口にすることで消費者の健康に害が及ぶのではないかと不安視する向きもある。
2006年の統計によると,米国とカナダでは組み換え作物が全作付面積の60%を占めるまでになっているが,発展途上国では同38%程度で,そのほとんどが中国やインド,ブラジル,アルゼンチンの4カ国に集中している。』
『組み換え作物は食糧増産と貧困解消に加えて集約農業に起因する環境問題解決の一助となる可能性がある(集約農業とは、単位耕作面積あたりに多くの労働力と肥料や農薬を投入して生産性を上げる農業のこと。日本の農業が典型)。』
『私たちの不安は大きく、深い。失われた十年と呼ばれた時代にはまだ、いずれ再びという漠とした希望もあったが、いまもそう思っている人はよほどの資産家か、よほどの楽天家である。』
『三十年も前から何となくまずいと誰もが感じ、改革の必要を唱えながら、今日なおも根本的な構造は変わっていないことも知っている。』
『外需頼みの経済が加速して内需は落ち込み、異様なゼロ金利政策のおかげで円の流出は止まらず、国内の株式市場は年々縮小して、私たちはみるみるうちに貧乏になった。気がつけば、国民一人当たりのGDP (国内総生産)は、いまや世界で十八位である。』
『たとえば穏やかな生活の安定と、日本に暮らすことの控えめな自信と誇りを望むとしよう。その誇りのなかには、言うまでもなく平和も含まれる。高い技術と文化、芸術も含まれる。』
『まずは、千五百兆円もある国民の金融資産が、国内で回るような方策をつくること。企業と市場が、透明性だけでなく、適切な再分配という社会性と公共性をもつこと。戦略的には、いち早く低炭素社会をつくり上げること。技術と頭脳を流出させないこと。装置産業中心の産業構造を、先端技術中心に変えてゆくこと。そのために、大量消費に慣れた私たち自身の生活スタイルを、大きく変えること。また何より、これまでより少し生活のサイズを小さくすること。食料自給率と自然エネルギーの利用率を高めること。そのためのコストを、私たちが負担すること。』
『技術と資金とインフラがこの国にまだあるうちに、こうした大きな軌道修正への意思と知恵をもつ政治家を、私たちは何よりまず、持たなければならないと思う。』
『賃金低下のなかの税制の不均衡や、社会保障の制度的不備は、もう個別のつぎはぎではどうにもならないところに来ており、だからこその混迷と沈滞である。』
『論法は大体こうである。現在日本の上場企業の株の約三割を外資系機関投資家が持っていて、株の売買(いわゆる「出来高」)の約六割が外資機関投資家の株売買による。日経平均下落は、外国の投資家が日本に、そっぽを向いているからである。そっぽを向くのは当然で、日本が悪いとする。』
『むしろ、日本の株式市場がアメリカ投資家に支配される度合いが少しでも減ったと喜び、従業員など、株主以外のステークホルダーを大事にして、短期の利益より、企業の長期的成長を図ろうとする良心的経営者が、株主の利益だけを考える敵対的買収者に乗っとられる可能性が少しでも減った―と安心感を覚える日本人はもういないだろうか。』
『財界の「仰米主義」は霞が関にも見られる。自国の国債をほとんど自国民が持っているという状態は普通の国なら、国の強みとして誇らしい。ところが、三年前から、日本の財務省の役人がロンドンやニューヨークヘ、日本の国債を積極的に売り込もうとしている。』
『それより、財務省が持っている、百兆円にも上る外貨準備の一部を使って、外国人が持っている四十兆円足らずの日本国債を買い上げておいて、国民の債務を減らしたほうがずっと合理的なのに。外貨準備金を、日に日に価値を失うアメリカの国債に投資する代わりに。』
『イーブック・システムズは1月18日、Flashベースの電子書籍ビューワ「FlipViewer Xpress」を提供開始したと発表した。従来の電子書籍ビューワ「FlipViewer」から機能を削減。その代わりにFlashベースにしてPCにインストールせずに使えるようにした。利用は無料。』
『開始当初はアンカー・パブリッシングが発行する電子雑誌や、青空文庫の小説を電子書籍に作り直したもの、写真集、絵本、カタログなどを無料で公開する。今後は出版社に働きかけてコンテンツを拡充していく。コンテンツの閲覧は無料だが、2007年内に有料コンテンツの販売機能も追加する予定。』(http://www.atmarkit.co.jp/news/200701/19/ebook.html)
『Anonymous Coward曰く、
英国の物理学者であるホーキング博士は1974年、ブラックホールが光などを放出しながら少しずつ小さくなり、最終的に蒸発してしまうという、いわゆるホーキング輻射の存在を理論的に示したが、 高エネルギー加速器研究機構のリリースによれば、このホーキング博士の理論において、ブラックホール内部に熱源が存在するという予測がKEKのスパコンによるモデル計算で検証されたようである。』
『・・・今回の研究成果により、ホーキング博士によって理論的に示されているブラックホールの性質が、超弦理論によって説明可能であることが実証されたことになる。』
『本研究では、「弦」の振動を周波数に応じて効率的に数値計算する新しい手法を確立し、ブラックホールの中心付近に端を持つ多数の弦がランダムに揺らいでいる状態(弦の凝縮状態※4)のエネルギーを超弦理論に基づき計算した(図1)。その結果を温度に対してプロットしたものが図2であるが、温度が下がるにつれて、ホーキング博士の理論から導かれるブラックホールのエネルギーの振る舞いに一致することが示された。この結果により、超弦理論の予測するブラックホールの内部が、世界で初めて実証された。』
『超弦理論が、一般相対性理論を素粒子のスケールまで拡張する究極理論として提唱されてから20年以上になるが、具体的な計算の難しさから、その実在性や有用性は明らかでなかった。本研究成果によりブラックホールの持つ性質が超弦理論によって理解できたことは、超弦理論の実在性を示すものである。また本研究により、コンピュータを用いた超弦理論の新しい解析手法が確立したことは、超弦理論を様々な問題に応用する可能性を切り開くものである。』
『先月末、南極大陸沖合を航行中のクルーズ客船「MVエクスプローラー」が海上で氷山と衝突した。乗客100人、乗員54人は救命ボートに乗り移り、全員が無事救助されてクルーズ客船は南極海の底へ沈んでいったという。』
『救命ボートに移って救助を待つ間、客船が浸水し船底が上向きになって沈没するのを見守った乗客は、その後チリ軍基地で一晩を過ごしたあとそれぞれの国へ帰ることができたという。このニュースを読んだときに思ったのは、われわれが今直面しているピークオイル、地球温暖化、そして米国に端を発する爆発寸前の借金バブルのことだ。しかしこの地球全体がエクスプローラーのような運命をたどったとしたら、われわれに戻るところはない。』
『こうしている間にも減少する石油を使い続け、二酸化炭素を排出し、地球温暖化が進んでいく。国連気候変動枠組条約は、2005年の工業国40カ国による温室効果ガス排出量が過去最大を記録したと先月発表しており、また国連開発プログラムの「2007年人間開発報告書」によれば、早急に対応しなければ気候変動で大きな影響を受けるのは二酸化炭素の排出量の少ない1日2ドル以下で暮らす約26億人の貧困人口だという。
先進国においても、石油会社や自由経済原理主義者たちが温暖化と石油の関係を否定したとしても、より強くなる台風やハリケーン被害、その一方で干ばつが作物に及ぼす影響など、もはや無視し続けることはできなくなっている。米国のアトランタでは今、深刻な干ばつに見舞われている。すでに屋外での散水が禁止され、産業や商業用水の節減も検討段階にはいっている。このまま大雨が降らなければ新年には飲み水にも困る状況に陥りかねない。しかし皮肉にも、アトランタの新聞紙面は干ばつよりも金融スキャンダルの最新ニュースで占められている。
これまでにも幾度か主張してきたが、歴史をみると、どんなに強大な文明社会でも一度衰退し始めるとあっというまに崩壊に至ってきた。そして過去に文明の崩壊をもたらしたのは、資源を使いすぎることによる環境破壊、気候変動、そして敵の侵略だったことを、われわれは肝に銘じるべきである。 』
『ハエの卵の中で神経細胞が腕を伸ばして筋肉細胞とつながり、つなぎ目にシナプスが形作られる様子を撮影することに東京大学の能瀬聡直教授らが成功した。』
『顕微鏡で観察すると①神経細胞から複数の腕(軸索)が伸びてつながる相手を探す②軸索の一つが筋肉細胞の表面に突き出た細胞接着分子に触れる③軸索が触れた場所に筋肉細胞の細胞接着分子が集まり、手をつなぐようにして細胞同士をつなぎ留める④集まった細胞接着分子の周りに足場タンパク質と呼ばれる分子が集まってシナプスを作る土台ができる⑤土台に神経伝達の信号を受け取る受容体などが作られシナプスができる…』
『トヨタ自動車の渡辺捷昭社長は十三日、同日開幕した北米国際自動車ショーの会場で会見し、家庭用コンセントから充電できる「プラグイン・ハイプリッド車」を二〇一〇年までに発売すると発表した。』
『プリウスなど現行のハイブリッド車は、ガソリン対応のエンジンと電気モーターを併用、プレーキをかけた時の力でニツケル水素電池に充電され、モーターが回る仕組みだ。これに対して、プラグイン・ハイプリツドは大容量のリチウムイオン電池を搭載。家庭用電源から四、五時間充電し、充電一回につき数十キロ走行できるようにする。充電した電気を使い切った後はガソリンと電池を併用する通常のハイプリツド車の機能に戻る。』
『・・・正月飾りを燃やすおたきあげも、小正月を中心に全国各地で行われる。「どんど焼き」「左義長」など呼び方は異なり、神社以外に、道祖神を中心とした地域住民や、町会などが行う行事もある。』
『・・・「捨てられないほど良質の飾りならば、毎年使っても神さまも機嫌を損ねないのでは。しきたりとしても残るかもしれない」』
SHISHAMOの武道館でのライブを記録した,ブルーレイディスクを聞いている。SHISHAMOの曲の詞はメロディーに乗せるのがジャズのリズムになっている気がしてしょうがない。そう,これらの詞はジャズのインプロビゼーションそのものだ。