月曜日, 8月 31, 2009

権力党

東京新聞の佐藤優氏のコラムから…、
『・・・自民党が崩壊した隙間を、民主党が埋めたにすぎない。その結果、真の「権力党」が生まれた。・・・具体例ではソ連共産党がこのような権力党だった。・・・政党の機能は、合法的な暴力を独占する国家の活動をチェックし、その暴走を抑制することにある。・・・。』

外務省出身の筆者らしい見方だ。では、今までの自公民による政治にも、同様のことが言われるはずだ。それをことさら民主党に限って言うのはどうした真意からなのだろうか。
実際のところ、霞が関が権力の笠のもとに、やりたい放題をやってきた結果が今回の事態を招いたのではなかったか。僕の目にはそのように見えるのだが、国家公務員のエリートの人たちとは、ものの見方が違うのかなぁ。

土曜日, 8月 15, 2009

在宅介護

う~ん、何もできない自分が居る。

東京新聞、芸能NEWS覚描から・・・、
『大原麗子さん病死
「少し愛して、なが~く愛して」
有名なお酒のCMで世の男性の多くをとりこにした大原さん。
当時、好感度No.1女優にも選ばれた。
「皆に愛されひろ~く愛され…」
ご冥福をお祈りします。』

彼女は母親の介護を長いこと続けていたそうだ。

終戦記念日

東京新聞のコラムから、
ひとつは、中谷巌氏のもの、
『・・・私は、楽観的と言われるかもしれないが、世界の人々は「日本」という国に対してかなり好意的に反応してくれるように思う。・・・』
もうひとつは、井出孫六さんのもの、
『・・・「原爆が投下された広島、長崎、地上戦があった沖縄などで大きな犠牲者が出たことを語り継ぐことも大切。その一方で、日本が戦争の加害者であったことも忘れてはならない。そうした姿勢を示さないと、世界から信用されない」』
僕は、後者の意見に賛成する。井出さんは、コラムの前半でドイツのニュルンベルクを訪ねた際に見た「世界人権宣言の道」という名の遊歩道のモニュメントを紹介して、「世界に謝罪する気持ちが伝わってきた」と語っている。
日本の政府で、今まで先の大戦について謝罪の言葉を述べたのは、村山首相だけだった。その後はこれを引用するにとどまっている。国民は、いまだに靖国神社に詣でる人が多く、三千万人を殺戮した加害者意識から、これを反省して、何らかの謝罪のモニュメントを作って内外に見てもらうような行動を示していることを、寡聞にして僕は知らない。
最近、戦争について語り始めた戦争体験者のドキュメントをいろいろと作っているNHKあたりは、国民から視聴料を取っているのだから、政府の予算案の可決、非可決を気にすることなく、こうした運動を呼び掛けてみたらどうだろう。「小さな旅」?のように視聴者からの投稿を募ってもよいではないのだろうか?
日本のマスコミは、総じて偏向しているのではないだろうか?先日亡くなった、忌野清志郎さんの君が代をロックで歌ったり、原発反対の歌をテレビやラジオで聞いたことがない。・・・というのは僕だけか?
もひとつ、ついでに・・・、
URL変えるな,ページ消すな
『・・・ 総務省サイトの掲載期間は原則3年で,パンフレットなどは最新版以外は消しているという。国の貴重な資料は永久保存でいいと思うのだが,なぜ消すのだろう?』
奥村先生はいつも正論をおっしゃる。・・・ちょっと脱線した…。

月曜日, 8月 10, 2009

やましき沈黙

NHKの番組から・・・、
海軍の反省会が原宿で行われていた時のカセットテープの記録をもとに、番組化されたものだが、そこでわかるのは、海軍のトップがいかに腐った精神を持っていた人間であったかということだ。
特攻の考えは、早くからあった。軍令部で計画されていた。天皇の玉璽を表紙にした文書で、詳細に計画されていた。しかも、敗戦にあたって、非人道的の罪で組織の上層部に追及が及ばないように、想定問答集まで作っていたとは…。そうして生き残った人間が、戦後の日本を創ってきたわけだ。ロクな国になるわけがないさ。それが今の日本というわけだ。
靖国神社の実態もこんなところにある・・・と僕は思う。死者を神格化して慰霊を心底から行っているものは、悲しき…。
「やましき沈黙」・・・現在の日本のあらゆる組織にもまさしく生きているのではないだろうか?
情報公開の大切さを今こそ心底、考えるべきだ、日本人は…。特に公の情報は、どんな貧民でもアクセスできるようにするべきだと思う。

SHISHAMOとジャズのリズム

SHISHAMOの武道館でのライブを記録した,ブルーレイディスクを聞いている。SHISHAMOの曲の詞はメロディーに乗せるのがジャズのリズムになっている気がしてしょうがない。そう,これらの詞はジャズのインプロビゼーションそのものだ。