水曜日, 7月 18, 2007

慰安婦決議案に毅然と反対するイノウエ氏

こんな人もアメリカの日系人議員にはいるんだ。

慰安婦決議案に毅然と反対するイノウエ氏 / SAFETY JAPAN [古森 義久氏]
『米国下院の外交委員会が慰安婦問題で日本政府を糾弾する決議案をついに可決した。6月26日のことだった。』
『この採決から2週間後の7月9日、イノウエ議員が上院本会議で声明を出した。』
『「これらの出来事(慰安婦の存在など)は1930年代と40年代に起きた。そしてそこでの悪習に対する認知と謝罪は1994年以来の日本の歴代首相によりなされてきた。
 わたしは米国が認知し、謝罪すべき過去の出来事を多数、想起できる。だが米国政府はそうした行為を認知せず、他の諸国も米国を公式に叱責することはない」』
『イノウエ議員は同決議案を最初に審理する下院外交委員会のトム・ラントス委員長に異例の書簡を送り、採択をしないことを要請したのだ。
 イノウエ議員はこの書簡で日本側の「村山談話」や国会での「戦後50年決議」「戦後60年決議」を挙げて、日本側は慰安婦問題のような戦争がらみの案件には反省の意を十分に表明してきた、と強調した。慰安婦についても歴代首相の謝罪の言葉やアジア女性基金からの賠償を指摘した。そのうえで日本がサンフランシスコ平和条約以来の米国にとっての強固な同盟国であり、貿易パートナーであって、イラクへの自衛隊派遣など対米協力も顕著だとして、こんな決議案は日米関係に悪影響を及ぼすと、説いたのだった。 』
『・・・ 「第二次大戦後、日本の戦争犯罪への賠償の諸問題は各国個別にサンフランシスコ平和条約と、その関連の一連の平和条約によって解決された。厳密な法的観点からすれば、慰安婦問題もこれらの条約によって既に解決されているのだ」』

サンフランシスコ平和条約によって、日本の戦争犯罪への賠償の諸問題は解決されている・・・というのは、従来の政府の立場だったが、いつも国内向けの言い訳のようにしか表明してこなかった。歴代の政府は世界に向かっての説明責任を果たしてこなかったということかな?
ドイツに原爆は落とされなかったが、日本には原爆が落とされたのだ。それも2発も・・・。これはナチスの戦争犯罪に対する贖罪の仕方と、日本軍国主義のそれとの違いはあって当然ではないのか?日本の外交はへたくそだったということなのかな?

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