『重度障害のある人生は本当に大変です。本人にとっても、彼を大切に思っている周囲の人間にとっても。町内では、誰もが顔見知りで親切だったけれど、町を一歩出ると、偏見と無知のため容赦なく好奇の目にさらされました。歩いていた人が立ち止まり、車イスの父をじろじろ見るんです。家族で立ち寄った食堂で「他のお客が楽しめないから出て行ってくれ」と追い払われたこともありました。人の心に土足で踏み込む行為です。子どもの私は心乱されながらも相手をにらみ返すのですが、向こうは私たちが悲しんでいることにも怒っていることにも気付いていない様子でしたね。』
世界的な宇宙物理学者のホーキング博士一家でさえもこうした経験をしてきたんだと思うと、世間というものがどういうものかよくわかる気がする。自分も含めて…。
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