『米国防総省の研究グループはこのほど、宇宙に巨大な太陽光発電装置を打ち上げて地球に送電するシステムを2050年までに商業化することを念頭に、他国とも協力して十年以内に小型実証衛星を打ち上げるべきだとする報告書をまとめた。』
『見込まれる実用システムとしては、高度約三万六千㌔の静止軌道に五㌔程度の間隔で二組の反射鏡を配置。中央の太陽電池パネルに光を集め、電力をマイクロ波に変換して地上の直径五百㍍以上の受信装置に送電する。電気出力は最大で原発八―十基分に相当する一千万キロワット。』
ありゃりゃ、こんな計画は日本でも考えていてほしかったなぁ。もっとも、このシステムの重量は国際宇宙ステーションの6倍以上になるというから、ロケット技術の不安定な日本ではまだ、無理な発想だったかも・・・。しかし、高速増殖炉に多額の金額を際限なくつぎ込むよりも、こちらの方が遙かに実現可能なシステムかも知れないぞ。
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