やっぱりね・・・。
asahi.com:バイト経験者、年金入力ミス認める 「自分のせいでは」 - 政治
『机に山積みされた記録を1件1件用紙に書き記した。報酬額、年金番号、名前、住所、誕生日……。10件ほど続けると、細かな字で目が疲れた。
漢字をカタカナに変換するため、何度か名前の読みを職員に確認した。職員は面倒くさそうに「思い当たるのを書いておいて。多少違っても、年金番号で一致するから」と言った。当時、「穐」という字が「あき」と読めなかった。「穐澤」という名前に「カメザワ」と記したことが今でも忘れられない。』
『85年以降にオンライン化されるが、その前は、夏になると大量の記録を整理するため、事務所によって5~10人のアルバイト学生が集められ、ほぼ1カ月間、手作業による事務処理が行われた。作業は、会社から送られた社員の報酬額などの記録を個人単位の用紙に書き写すこと。
その用紙は各事務所から社保庁に集められ、コンピューターに入力された。性別の違いや前回の記録との重複などをコンピューターで確認。不都合があった場合には「事故記録」として元の事務所に戻った。』
『「元資料と照合しないので、年金額に直結する標準報酬月額が正しいかどうかは分からない。年金番号を間違えていたら、記録が空白になる可能性もあった。今から考えるとずさんだが、当時は結果まで考えていなかった」。職員はこう反省している。』
普通、データ入力したら、あるいはデータ処理したら、リストに打ち出して人間の目で照合しなければ、データの正確さの保証は得られないのが常識でしょう。当時からいかに社保庁の職員の勉強努力がなかったかということが分かるし、反省するのはノンキャリア組で、作業の指示側のキャリア組は反省することすら知らないのでは・・・。
日曜日, 6月 17, 2007
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