日曜日, 7月 08, 2007

ワークライフバランス

『どの会社も育児休業などの制度が整っていることを誇らしげに紹介するが、そのわりには制度利用を促す社内風土がお粗末だったり、末端まで告知が行き届かず「そんな制度があるとは知らなかった」という社員がいたりする。
 また、社員の長時間労働は相変わらずだ。「疲れて帰ってきた夫に、家事や育児を手伝ってと言いにくい」と嘆く、育児中の妻も後を絶たない。
 企業が力を入れているのに、日本のワークライフバランスの推進が進まないのはなぜか。これに対してパクさんは、「ワークライフバランスは子供のいる女性だけでなく、働く人すべての問題です」と指摘する。「日本は今『働き方の革新』をしていかないと、IT(情報技術)化、グローバル化の時代に取り残されてしまいます」』

これは、そのとおり。
政府も企業も利益の追求に夢中になり、目先のことばかりに気をとられて、将来の設計図が描けていないのが現状だろう。
定年後に海外に移住する人がいるのは、単に一過性のブームに乗っているだけの現象ではないだろうか。
小泉・安倍内閣によって、個人の生活の将来の見通しはますます立ちにくくなってきたし・・・。

【第1回】“70歳現役時代”に生き残るには (変えよう、男の働き方)
『そもそもワークライフバランスという概念は、「変化に対応する働き方の革新」として米国で広まった、とパクさんは言う。革新を促したのは、ITの普及により「従来の成功のルール」が変化したからだと分析している。組織でのワークライフバランスの取り組みに関するパクさんの定義は、「働きながら自分たちの責任を果たし、要望を実現できる環境づくり」だ。
 「肉体労働中心の時代は、1時間で10個の製品を作れる人が10時間働けば、100個の製品を作れました。しかしIT化による頭脳労働の時代に、 1時間で10個のアイデアを出せる人が10時間考えても、100のアイデアを生み出せるわけではありません。それなのに昔の感覚で働き続けてしまうから、体を壊したりメンタル面で悩んだりする人が増えているのです」』

0 件のコメント:

SHISHAMOとジャズのリズム

SHISHAMOの武道館でのライブを記録した,ブルーレイディスクを聞いている。SHISHAMOの曲の詞はメロディーに乗せるのがジャズのリズムになっている気がしてしょうがない。そう,これらの詞はジャズのインプロビゼーションそのものだ。