『佐藤 宇宙創生のスタンダードなシナリオはと言えば、まず<無>から素粒子よりはるかに小さな宇宙が生まれる。この極微の宇宙は固有の真空のエネルギーを持っていて、その力でインフレーション(急激な膨張)が起こり、宇宙は急激に冷却されて真空の相転移が起こる。この時に放出される膨大な熱エネルギーで宇宙は超高温の火の玉となリビツグバンが始まる。』
この<無>というのには量子的ゆらぎが伴う・・・・。
『池澤 そういうことをうかがいながら、ここにわれわれ人間がいる、地球があって、太陽系があって、それを含む銀河があって…とスケールを上げていく中で畏怖と感動を覚えるんですね。』
ビッグバンから137億年たった今、我々がいるということは・・・、<無>からの誕生、不思議!!
『(佐藤)・・・何千兆光年というような観測の限界を超えたスケールでみると、宇宙はデコボコだらけだと思っています。』
そんなスケールの宇宙をどうやって想像するの・・・?
137億年までの様子は、国立天文台のサイトで手に入るMITAKAというソフトで想像することができるけど・・・。
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