『アメリカではインターネットの侵食によってついにマスメディアが終焉を迎えているようだ。』
『「週刊誌市場がいかに深刻な危機に直面しているかを物語るものだ」として、週刊誌の部数の落ち込みを指摘している。』
このコラムは「新聞を読んで」というものだが、目についた記事についてそれぞれ論評を加えているもので、上の引用も記事を読んでのものだ。そして・・・、
『そもそもネットから出てきたネット時代の作家と言われる私だが、年をとるにつれネットから離れている。ていねいに手間と時間をかけたものをじっくりと読みたくなるのだ。既存メディアはこれから厳しく「質」を問われる時代になる。新聞も、雑誌も、もちろん小説もか。ああ、他人事ではない。』
コラムでは、他のテーマについても論評をしているのだが、この部分に最も興味を引かれた。
「アメリカでは・・・」の記事でも、しっかりした編集を行ったものと、ネット上に咄嗟に書いた情報との内容の違いや視野の違いについてもふれられていたのだが、ランディ氏にネットから離れられてもつまらなくなるなぁ。「年をとるにつれ・・・」ということもあるのだろうが、著作権の問題も絡んでくる(つまり実入りのことだけど・・・失礼・・・氏は会社経営もしていたはずだ)んじゃないかなぁ。いやいや、もう、昔のような直情的な文章をメーリングリストで流すようなことはできなくなったと言うことなんだなぁ。でも、彼女のブログの文章には昔の面影が残っている。
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