木曜日, 11月 08, 2007

モラルの低下

東京新聞の記事から、
『「恥知らずにもほどがある」-。ニューヨーク中心部ミッドタウンにあるシティバンク支店。預金口座を持つ会社員ステインバーグさん(55)は怒りをあらわにした。シティは信用力の低い個人向け住宅ローン(サブプライムローン)関連投資の失敗で一兆円を超える損失を計上する見通しになり、会長兼最高経営責任者(CEO)だったチャールズ・プリンス氏が四日、引責辞任した。しかし、同氏には最低でも株式や年金など九千四百万ドル(約百七億円)もの大金が事実上の退職金として支払われる見込みで・・・。』
『サブプライム問題では住宅ローン会社が大手金融機関からの投資を資金源に金融知識のない人々に野放図な融資を行った。ヘイズ教授は「一連の問題の根底にはウオール街のモラル低下がある。』

最近日本で起きた「おねだり官僚」に似た話ではないか。片や、世界市場を狂わせる結果を招いているし、片や、国会の証人喚問でも政治家の名を出さず、しらばっくれて日本の国防を危機に陥れている。
モラルの低下は、日本だけではなかった。世界の市場の中心地であるウォール街でも起こっていたのだ。ヘッジ・ファンドといわれる化け物は、利鞘だけ上げるのを目的としているから道徳心も何もない。資本主義でこの世界はやっていけるのかと心配になる。南米で社会主義がもてはやされる理由も十分にわかる気がしてくる。

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

モラルの低下は今に始まったことではありません、私が20年以上前に経験したある職場では職務権限のある人が業者に風俗店の支払いや紹介をねだったり、職員同士の懇親会の外で待機させ終了と同時におみやげを用意させたり、定年退職後の再就職や会社の立ち上げの援助要請、婚約者への贈り物を購入するさい業者の車をタクシー代わりに使用したりもうやりたい放題でした。
今はなくなったということですが、やはりモラル低下ではなくモラルのない人がこの世間ではゴマンといます。でも人のお金で遊んで何が面白いのだろうか、そういう人の気持ちが分かりません。

SHISHAMOとジャズのリズム

SHISHAMOの武道館でのライブを記録した,ブルーレイディスクを聞いている。SHISHAMOの曲の詞はメロディーに乗せるのがジャズのリズムになっている気がしてしょうがない。そう,これらの詞はジャズのインプロビゼーションそのものだ。