東京新聞のコラムから、
ひとつは、中谷巌氏のもの、
『・・・私は、楽観的と言われるかもしれないが、世界の人々は「日本」という国に対してかなり好意的に反応してくれるように思う。・・・』
もうひとつは、井出孫六さんのもの、
『・・・「原爆が投下された広島、長崎、地上戦があった沖縄などで大きな犠牲者が出たことを語り継ぐことも大切。その一方で、日本が戦争の加害者であったことも忘れてはならない。そうした姿勢を示さないと、世界から信用されない」』
僕は、後者の意見に賛成する。井出さんは、コラムの前半でドイツのニュルンベルクを訪ねた際に見た「世界人権宣言の道」という名の遊歩道のモニュメントを紹介して、「世界に謝罪する気持ちが伝わってきた」と語っている。
日本の政府で、今まで先の大戦について謝罪の言葉を述べたのは、村山首相だけだった。その後はこれを引用するにとどまっている。国民は、いまだに靖国神社に詣でる人が多く、三千万人を殺戮した加害者意識から、これを反省して、何らかの謝罪のモニュメントを作って内外に見てもらうような行動を示していることを、寡聞にして僕は知らない。
最近、戦争について語り始めた戦争体験者のドキュメントをいろいろと作っているNHKあたりは、国民から視聴料を取っているのだから、政府の予算案の可決、非可決を気にすることなく、こうした運動を呼び掛けてみたらどうだろう。「小さな旅」?のように視聴者からの投稿を募ってもよいではないのだろうか?
日本のマスコミは、総じて偏向しているのではないだろうか?先日亡くなった、忌野清志郎さんの君が代をロックで歌ったり、原発反対の歌をテレビやラジオで聞いたことがない。・・・というのは僕だけか?
もひとつ、ついでに・・・、
URL変えるな,ページ消すな
『・・・ 総務省サイトの掲載期間は原則3年で,パンフレットなどは最新版以外は消しているという。国の貴重な資料は永久保存でいいと思うのだが,なぜ消すのだろう?』
奥村先生はいつも正論をおっしゃる。・・・ちょっと脱線した…。
土曜日, 8月 15, 2009
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