月曜日, 1月 15, 2018

SHISHAMO の「卒業制作」

なるほど,高校時代にスタイルはできていたということがわかった。
宮崎さんがこだわっていたというSHISHAMOらしさというのは,メロディーとリズムでは感じられるけど,私はまだ,詞の部分が追いつけていない。
NHK,「SONGS」エレカシ宮本x爆笑太田の中で,「メジャー」とどう向き合うかという件があるけど,エレカシにとっては「今宵の月のように」が節目だったように,SHISHAMOの場合「明日も」がそれに当たるようだ。宮崎さんは「応援ソング」が嫌だったらしいけど,LIVEを重ねるうちに「結果私の勘も,案外あてにならないな」と思ったということだ。
エレカシ宮本は30年間「ファイティングマン」をライブの中で歌い続けて来て,やっとファンの人が大事にしてくれる曲になってきたと言う。
爆笑太田はエレカシの曲は「歩いている感じがする」と言う。30年間ちょっとずつちょっとずつみんなで歩いて来た。
また,「たまにほら,スーパースターみたいにデビューした時からバーンと行っちゃう人もいる,マッハのスピードで」と言うくだりがある。
SHISHAMOはそう行ったケースに当てはまりそうだけど,「多くのバンドやアーティストと比べてとても恵まれた状況」なんだけど,でも,そうではなくて,「SHISHAMOって下積みっていう時間をほぼ経験していないじゃないですか。だから大抵のバンドが最初の頃に経験するライブハウスのブッキングによるライブっていうのをこのツアーの時に経験しなかったら」というような経験を積み重ねた時間もあったわけで,「SHISHAMOの音楽はギターとベースの違いもわからないような子達にも聴いて欲しいし,ライブにも来て欲しいバンドだから」という方針を貫いて,節目節目で生まれ変わって5年後にも続いて欲しいバンドだなって思う。宮崎さんは「私が28歳でバンドなんてやってたくないよ!」っていう部分もあるらしいから。
エレカシの30年とSHISHAMOの5年を比べて考えるのも変なことなんだけれど,ファンの心を掴んでいることには変わりないから…。

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SHISHAMOとジャズのリズム

SHISHAMOの武道館でのライブを記録した,ブルーレイディスクを聞いている。SHISHAMOの曲の詞はメロディーに乗せるのがジャズのリズムになっている気がしてしょうがない。そう,これらの詞はジャズのインプロビゼーションそのものだ。