月曜日, 9月 11, 2006

ヒズボラとハマス

ビルさんには時々、眼を覚まされる思いがする。
この記事もその一つだ。日本のメディアの報道が偏っていることが日頃うすうすは感づいてはいても、こういうようにハッキリと教えて貰えると、もやもやがすっきりとする。

アシスト:コラム(Our World) / ビル・トッテン関連情報

「 日本の報道でレバノン側に「武装組織」「拉致」といった言葉が使われているのが気になる。日本には長い歴史があり、他国がその文化、伝統を理解しにくいということはそのまま中東に当てはまる。

ヒズボラはレバノンの合法的な組織であり、メンバーには国会議員も含まれている。そしてイスラエルやイスラエルを支援する米国のメディア報道ではあたかも テロリスト集団のように描くが、中東という戦場でイスラエル軍兵士は「拉致」されたのではなく、正確には「戦争捕虜」となったのである。国同士の衝突を公 正に見るためにはレッテルを張ってはならない。メディアが「テロリスト」「武装組織」といった言葉を使うのは、事実を正確な描写しないことを意図している ように思う。

ヒズボラも、イスラエルの存在を認めない「ハマス」も、それぞれレバノンとパレスチナで合法的に国民に福祉や医療、教育を提供している 組織でありテロリストではない。ハマスは確かに自爆テロと呼ばれる行動も行うが、中東の歴史をひもとけばそれだけで彼らをテロリストと呼ぶことが適切でな いことはすぐ分かる。」

テロは断然許されざる行為である。しかし、何がテロなのか、その判断は慎重にしなければならないということだ。暴力の応酬は止まるところを知らない、拡大の一途をたどっているように見えるからだ。

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SHISHAMOとジャズのリズム

SHISHAMOの武道館でのライブを記録した,ブルーレイディスクを聞いている。SHISHAMOの曲の詞はメロディーに乗せるのがジャズのリズムになっている気がしてしょうがない。そう,これらの詞はジャズのインプロビゼーションそのものだ。