月曜日, 4月 30, 2007

ハイビジョン特集 「お母さん 帰ってきて~中国・出稼ぎ村の子ども達~」

これを見たのは2度目である。前回は全編を通してみることはできなかった。自分の家を持つこと、子どもに大学まで行ってもらいたいという親の願望から、両親とも上海などへ出稼ぎに行って子どもの世話はおばあちゃんがするという生活のドキュメントである。

「中国四川省の農村地帯に寄宿学校があり、両親が出稼ぎに出ている子ども達が暮らしている。旧正月の両親の帰郷を待つ子ども達の4ヶ月を追った。」

かつては日本の農村地帯でもこうであったのだろう。しかし、寄宿舎の生活のなかで子ども達は実に純真であり、先生達の指導も実に人間味にあふれている。厳しい生活のなかで様々な育ち方をする子ども達。母を許さない子ども・・・「嫌いだ、触らないで。」と言う子どもに対し、教育を受けられずに育った母親は、そばに寄ってこない娘に根気よく話しかける。・・・。学校に電話が付くと、列をなして順番に親に電話する子ども達。「春節には帰ってきて・・・」。女性の先生は親が帰ってこない中の希望する子ども達を、自宅に招いてごちそうする。
中国の格差社会の一面をとらえたといえばそれまでだが、ここには人間味あふれる人情の世界が描き出されている。中国4千年の知恵が活かされている。共産党一党独裁の政治の陰で、古来の風習に従いながら、こうした生活をしている人たちもいるのだ。

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SHISHAMOとジャズのリズム

SHISHAMOの武道館でのライブを記録した,ブルーレイディスクを聞いている。SHISHAMOの曲の詞はメロディーに乗せるのがジャズのリズムになっている気がしてしょうがない。そう,これらの詞はジャズのインプロビゼーションそのものだ。