今の日本の政治家達は、戦後の日本史について全く勉強していないように思える。
安倍首相は教育基本法に手をつける前に、戦後出されたシャウプ勧告をよく読んでみるべきだった。「美しい日本」なんて呑気なことをいっていられないことが分かっただろうに・・・。この勧告には今でこそその精神を生かすべき時だということが書かれている。
同様に、日本の政治家達は人権問題について信じられないほど鈍感である。
東京新聞から・・・、
『米議会で今月中にも日本政府に対し、第二次世界大戦中の従軍慰安婦間題の謝罪を求める決議案が可決される見通しだ。』
『二月に麻生太郎外相が決議案にある「日本軍による強制的な性奴隷化」との表現を「客観的な事実ではなく遺憾」と非難。二月五日には安倍首相が「狭義の強制性はなかった」「決議が
あっても謝罪することはない」と公式に発言した。この発言を米メディアは「日本は再び事実に対し、無責任な態度を示した」(ウオールストート・ジャーナル紙)などと批判。』
『。今月十四日付のワシントン・ポスト紙に載った「THE FACTS (事実)」と題した全面意見広告がそれだ。島村宜伸元農相ら自民党の二十九議員、河村たかし衆院議員ら民主党の十三議員、ほかにジャーナリストの櫻井よしこ氏らが連名で訴えている。内容は戦前の韓国で慰安婦集めに女性を誘拐していた地元業者が、日本統治下の警察に摘発されたという報道などを並べ、旧日本軍の関与を否定するもの。これが「やはり日本側の本音は別」と受け取られた。』
『「日本政府が公的責任を認めて謝罪し、賠償すること。世界で孤立しないためには、これが最後のチャンスなのかもしれない」』
今日のNHK「クローズアップ現代」で沖縄の集団自決について報じている。教科書への記述を巡って、現地の経験者達の証言だ。こちらは文科省の官僚達もちゃんと戦後史を勉強していないことを示している。
こうした日本の指導者層の世代が次の世代に交代するまでこんな状況が続くのだろうか?
木曜日, 6月 21, 2007
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2 件のコメント:
自由主義史観研究会の木村と申します。私達は6/21放送の「クローズアップ現代」用の取材依頼を受けました。NHKは‘双方の主張を紹介したい’ということだったので協力しました。が、梅澤元少佐と赤松大尉の無実を主張する私達の意見や証言は、ことごとくカットされておりました。
私達は放送にあわせて急遽、沖縄集団自決特集をアップしました。よろしかったらお読みください。
http://www.jiyuu-shikan.org/tokushu.html
番組では私達の団体名すらマトモに紹介されなかったので、コメント欄からお知らせする以外に手段がなくなってしまいました。御迷惑でしたら、削除なさってください。最後までお読みいただきまして、有難うございました。
取材に当たって、
「NHKは‘双方の主張を紹介したい’ということだったので協力しました。」
ということであったなら、両論併記のような形の紹介をしてしかるべきだったでしょうね。
ご紹介いただいたページをのぞかせていただきました。
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