1年半ほど前、散歩の時にボールを空へ放り投げたり、道に投げつけたりして、その捕球をするときに明らかに頭で予測したのと肉体の反応が違っていることに気づいたときがあった。これはまずいと思い、日課のように同じ動作を繰り返しているうちに、あまり気にならなくなっていた。同様の経験は自転車を乗り回しているときにも感じたことがある。以前ではなんでもないところで転んだのである。これも、毎日自転車に乗ることで気にならなくなってきていた。
今日、車で買い物に行く途中、2車線の右側を走っていて、あっと、この先左車線に行ってないと行けないと気づいてウインカーを出した。後ろにはダンプカーがいて十分な車間距離があり、左後ろには旧式のカローラがいて少し距離があったので入り込めると思って、ハンドルを切ろうとしたら、その車が急にスピードを上げてきて横に並ぶほどになってしまった。
その時、同乗者が、「危ない、なにしてるの!」と叫んだのを聞いて前を見ると、反対車線にはみ出して走行していた。道路が左にカーブしているのを見落としていたのだ。幸い反対車線にはクラウンがまだだいぶ先にいたので、元に戻ることができたが、車が多かったら正面衝突しているところだった。
ここで思ったこと・・・、視点移動が機能していない。1ヶ所を凝視したとき、その時間が長すぎて、注意が前方の視野からそれたままになってしまっている・・・。
ああーぁ、これも老化の始まりか・・・、それにしてはことは重大すぎると気持ちがしょげてしまった。
2 件のコメント:
60代は老化の始まりではなく、進行形です。老化に慣れることが必要ですね、頭で覚えるのではなく身体全体で覚える。私なんか40代始めで頭に思っているように身体がついていかないことに愕然としたものです。それから身体をできるだけ動かすように、また面倒だなと思ったことからやるようにしています。
なるほど・・・。
僕も見習おう・・・!
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