福祉事務所の冷たさはみんな知っているし、そこを民生委員を通じてうまいこと言ってもらって、生活保護を受けている人が多いでしょ?まじめで素直で実直な人ほど、つらい言葉を浴びせられると、もういいや・・・、という気持ちになるんじゃないかな?
asahi.com:日記に「おにぎり食べたい」 生活保護「辞退」男性死亡 -
『男性は肝臓を害し、治療のために病院に通っていた。市によると、昨年12月7日、福祉事務所に「病気で働けない」と生活保護を申請。事務所からは「働けるが、手持ち金がなく、生活も窮迫している」と判断され、同月26日から生活保護を受けることになった。
だが、今春、事務所が病気の調査をしたうえで男性と面談し、「そろそろ働いてはどうか」などと勧めた。これに対し男性は「では、働きます」と応じ、生活 保護の辞退届を提出。この結果、受給は4月10日付で打ち切られた。この対応について男性は日記に「働けないのに働けと言われた」などと記していたとい う。』
『同市では05年1月、八幡東区で、介護保険の要介護認定を受けていた独り暮らしの男性(当時68)が生活保護を認められずに孤独死していた。06年 5月には門司区で身体障害者の男性(当時56)がミイラ化した遺体で見つかった。この男性は2回にわたって生活保護を求めたが、申請書すらもらえなかっ た。
こうした市の対応への批判が高まり、市は今年5月、法律家や有識者らによる生活保護行政の検証委員会を設置し、改善策を検討している。』
こうしたことは国の指導でやっていることなんじゃ? 国は己の果たすべき義務を地方自治体に押しつけているから、こういうことが問題になってくるんだと思う。国は、人権に対する認識が国際的に見ても遅れすぎていると思う。難民問題なんかもそうだし、人身売買の問題もそうだし・・・。
まぁ、こういうことは行政だけでなく、司法も政治に振り回されていると僕の目には映っているけど・・・。
4 件のコメント:
昨日の夜のニュースで見て、
胸が痛くなりました。
守られるべきは弱者なのにね。
昔生活保護のケースワーカーをやっていました。大変気の毒だと思います、自立の指導はどうしてたのか・・・・でも「事務所が病気の調査をしたうえで男性と面談し、「そろそろ働いてはどうか」などと勧めた」となっているが、当然働ける条件は満たしていたのではないかと思われるのに当人はなぜ働かなかったのか?通常は職安等を通じ就労指導し、就労を見極めた上で生活保護の打ち切りとなるのだが、新聞の一方的な報道では真相は分かりません、役所を批判するだけではダメだと思いますが、冷たい仕打ちをする福祉事務所はまれで職員はみんな一生懸命現業活動をしていますよ。
そうそう、itouさんのこと忘れてた。保護を受けるような人には問題が多いと言っていたっけ!
最近、僕の身近な人にも生活保護を受けていればなぁ、という人がいて近況を聞いたばかりだったし・・・、それとこのところの財政引き締め政策の影響をまともに受けているのは、福祉と教育現場だろうという頭もあったのでね~・・・。
結局一番つらい思いをさせられるのは現場の人間なんだよね~・・・。
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