「仮想化」への期待と見えてきた課題:ITpro
『仮想化技術に興味がある方には周知のことと思うが,IAサーバー上のレガシー・システムに今起こっている課題は,古いOSをサポートするサーバー・ マシンが販売終了しており,周辺機器の大半についても古いOS用のデバイス・ドライバが提供されていないことだ。この状況でハードウエアが故障したらどう なるか。それを実体験した,あるユーザー企業のシステム部長は,「代替ハードウエアを用意し,システムを修正・復旧するまでに,非常に長い時間がかかって しまった」と語る。
サーバー仮想化が注目されている理由の1つは,この類のトラブルを解消できることにある。仮想化技術は,ハードウエアの物理構成によらず,OSの 種類やバージョンにマッチした「仮想マシン」を提供できる。そこに,古いOSごとシステムを「そっくりそのまま」ポーティングすれば,最新のハードウエア が利用できるようになる。複数のレガシー・システムを1台のサーバーに統合すれば,サーバーの効率利用,コスト削減にもつながる(あらゆるレガシー・シス テムを簡単に仮想化できるわけではないが,技術的な問題については別の機会に譲る)。』
こうしたことは、個人のパソコンでもデータ量が増えて、テラバイト級のHDが欲しいときなど、使ってみたい機能だ。そうすれば、2台のパソコンを並べて延々とハードディスクを取っ替え引っ替えして、システムの移行を行う必要はなくなる。とりあえず、古いOSごと新しいマシンにそのままポーティングしておいて、おいおいとゆっくりデータ移行し、それを生かせるソフトの構築を行っていけばいいのだから・・・。サーバーに限らず欲しい機能だなぁ。
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