金曜日, 9月 28, 2007

政治家の無責任発言

東京新聞から・・・、
『鳩山氏は現行制度を「誰も死刑執行の署名をしたいとは思わず、法相に責任をおっかぶせる形」と形容し、「ベルトコンベヤーと言ってはいけないけど(死刑判決が確定した)順番通り(の執行)なのか、乱数表なのか分からないけど、自動的に客観的に進む方法を考えてはどうか」と述べた。』

・・・らしい。
『これに噛みついたのが亀井氏。二十七日、本紙の取材に応じ、「人命を虫けら以下に考えている。人の命を守る役所のトツプが、人命を軽視するなんて大きな矛盾だ。だから鳩山氏には法相の資格はない」と批判。』
『刑事訴訟法は「死刑執行は法務大臣の命令による」(四七五条)としており、そもそも死刑制度の本質の一つは「国家が処刑するから私刑(リンチ)はするな」というものだ。』
『亀井氏は「発言からすると、鳩山氏は心情的には死刑には賛成ではないんだろう」とみる。その上で「だからといって、自分は見ざる聞かざるで、判決が確定したらどんどん処刑されるのは無責任だ。死刑は国家による殺人。懲役とは違い、冤罪があったら取り返しがつかない」と指摘した。』
『刑訴法から「法相の命令」が削除されると、死刑執行の責任は選挙の洗礼を受けない法務官僚に移る。有権者が議員を使って役所を監督するシステムの否定になってしまう。』
『裁判員制度が始まると、有権者から無作為抽出された裁判員が判決を出すため、「国民が国民を処刑する」矛盾に陥るからだ。』

なるほどねぇ・・・。
自分が死刑執行の最終責任を負いたくなければ、死刑制度を廃止したらいい。
そういった方向での発言をする姿勢が少なくとも欲しいじゃないか。
誰だって自分の手を汚すのは嫌がるものだ。それを最高責任者が口にしたら、組織は成り行かなくなるんだから・・・。

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SHISHAMOの武道館でのライブを記録した,ブルーレイディスクを聞いている。SHISHAMOの曲の詞はメロディーに乗せるのがジャズのリズムになっている気がしてしょうがない。そう,これらの詞はジャズのインプロビゼーションそのものだ。