火曜日, 10月 30, 2007

青空文庫の10年

僕は青空文庫に収録された作品を、パソコンとケータイに入れている。
勿論全部ではない。パソコンには、かつてASCII誌の付録のCDからコピーしたもの。
ケータイには気に入った作品をいくつか・・・。
でも、年金生活になってからは電車に乗ることがなくなったので、ケータイの中の作品は読むことがなくなってしまった。
PCのものは、ものによって縦書きの読みやすい活字体で読めるので、時々見ることはある。・・・最近はそうでもないか。

そらもよう

昨日の東京新聞に記事が出ていた。
『「日本語を電子テキスト化することの社会的意義を実証できた」と、青空文庫の運営を担う富田倫生さん(55)は、十年を振り返る。』
『善意の集積は「事務所なし、人件費ゼロ」の運営を実現。年間数百万円の広告収入で、サーバー使用料など経費をまかなうことができた。』
『これからの十年も、難題が待ち受けている。中でも頭が痛いのは、運営体制だ。とりまとめ作業にあたる五人のスタッフは、いずれも手弁当。手当も経費も満足に支給できない状態が続くようだと、存続そのものが危うくなる。NPO法人(特定非営利活動法人)になって、要員を確保し財政基盤を整えた米国の電子図書館「プロジェクト・グーテンベルク」は、参考になるかもしれない。』
『文化庁は没後五十年から七十年に延ばすことを検討しているが、さかのぼって適用されると、「蔵書」の半数がお蔵入りしてしまうという。』

僕もこの著作権延長反対の署名に郵送で参加したけれど、今の政府は何から何までアメリカ追従だからなぁ。日本にある米軍基地は、あたかも日本を占領し続けているようだもの。そんなことで日本に文化が芽生えないとしたら、まったくもって歯がゆい思いだ。

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SHISHAMOとジャズのリズム

SHISHAMOの武道館でのライブを記録した,ブルーレイディスクを聞いている。SHISHAMOの曲の詞はメロディーに乗せるのがジャズのリズムになっている気がしてしょうがない。そう,これらの詞はジャズのインプロビゼーションそのものだ。