火曜日, 10月 23, 2007

Microsoft,競争法違反を巡る欧州委員会の決定に完全遵守で合意

欧州では今までも各政府機関がLinuxを採用する動きが盛んだった。
相手がEUだったことが、Microsoftを屈服させることのできた最大の要因だろう。

Microsoft,競争法違反を巡る欧州委員会の決定に完全遵守で合意:ITpro
『ECは,Microsoftが欧州市場におけるパソコンOSの独占的立場を悪用し,サーバーOSやメディア・プレーヤの販売に関してEU競争法に違反したとして,4億9720万ユーロの罰金支払いを含む是正措置を2004年3月に決定。競合他社の製品がWindows搭載パソコンやサーバー上で完全な互換性を確保できるようWindowsのインタフェース情報を開示するなどの業務改善を求めた。』
『今回Microsoftは,第一審裁判所の判決に対して上訴しないことを表明した。ECと建設的な話し合いを行い,(ECの決定に従うために必要な)追加の措置について合意。ECは,追加措置の主な内容が,(1)オープンソースのビジネス・モデルに対応したライセンス条件への変更,(2)オープンソース開発者に課すロイヤリティを1万ユーロの1回払いに減額,(3)特許ライセンスのロイヤリティ率を0.4%に設定---であることを明らかにした。』

一方、日本は完全にマイクロソフトの上得意先になっている。これは、僕はかつての日米貿易摩擦の際に日本製OSのTRONを採用しなかったことから始まったと思っている。それに、日本の大学は、UNIXの教育で致命的に後れをとってしまったためだとも思っている。Internetの採用を遅れに遅らせたのと同じ原因だ。
これと同じような事は、今も起こっている。公用文書のフォーマットをPDFにしたことだ。これも、あとで臍をかむような結果にならなければいいが・・・。

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SHISHAMOとジャズのリズム

SHISHAMOの武道館でのライブを記録した,ブルーレイディスクを聞いている。SHISHAMOの曲の詞はメロディーに乗せるのがジャズのリズムになっている気がしてしょうがない。そう,これらの詞はジャズのインプロビゼーションそのものだ。