日曜日, 12月 16, 2007

日本の狂気

東京新聞の書評欄から…。
『なぜ、年間三万人超もの人たちが希死念慮を抱き、自らいのちを絶ってしまうのか。集団自殺という不気味な現象が多発するのか。パラノイア的妄信や妄想と癒着した宗教集団の狂ったイデオロギーに、信者はなぜ引き寄せられるのか。時に噴出する日本の狂気の陰に潜む日本人の心の深層を、気鋭の宗教心理学者と精神科医が読み解く。』
『日本は、特有の文化的歴史を有している。深遠な美的感覚、悟り、知恵‥それらの伝統を捨て、テクノロジーの発展とともに近代化を推し進めてきた現代日本は、多くの歴史的断絶や屈辱ヽ無力化が浸透する狂気を形作ってきた。』
『「現代は、精神の死に延命措置を施している時代」と著者が語るように、子供から高齢者まで誰でもが生きづらさを感じて「うつ」になりうる日本社会は、「スピリチュアル」の死に直面しているのかもしれない。』
評者は斉藤弘子氏(ノンフィクションライター)

やっぱり、そうか。こうした題名の本が出るようになったんだ。
日本社会に蔓延する社会病理現象は、すると、かなり深刻だと受け止めなければならないだろう。

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

ちなみに私は自殺者日本一の秋田に仮住まいをしています、秋田県ではこの汚名を無くすため様々な相談窓口を設けていますが効果はいまいちのようです。私の近くにも年齢に関わりなく様々な人が自殺または未遂をしています、直近では一人暮らしの70代の女性ですが、近くには娘夫婦が2世帯いるのに財産分けをすましたら、家に寄りつかなくなったとの由、話し相手もなくどういうわけか発作的に首吊りをしたが、ロープが外れ未遂に終わった、たまたまその家に行った義母が見つけどうしたわけか私宅に一報があった、なぜかというと本人が娘たちには言ってくれるな
との由、直ぐに私宅から娘に連絡する指示を出したが、娘たちは母の様態より治療費の心配だけを声高に話していたとの由、私は情けなくなりました、どうしたらこういう子供ができたのか・・・・恐らくこういう現象は全国にあるのだろうなぁと思っています。
家族関係・近隣関係の疎遠から希望を無くし自殺する人が増えてくるのではないでしょうか。

SHISHAMOとジャズのリズム

SHISHAMOの武道館でのライブを記録した,ブルーレイディスクを聞いている。SHISHAMOの曲の詞はメロディーに乗せるのがジャズのリズムになっている気がしてしょうがない。そう,これらの詞はジャズのインプロビゼーションそのものだ。