土曜日, 2月 23, 2008

針供養

東京新聞、コラム「言霊の泉」(村上護氏筆)より、
『針を使うことは裁縫の基本である。上手に裁縫できることが女性の一人前の条件である、と言われた時代は長い。日常の生活に最も必要なものの一つに数えられていたが、針は敵や魔物と戦うときも強力な呪力を発揮する。思い出すのはおとぎ草子にある一寸法師の話。針の力で鬼退治をして、あっばれ立身出世をとげるのである。出征兵士のために、千人の女性が布に一針ずつ縫って縫い玉を作る千人針も針の霊力を信じてのこと。針供養も敬虔な心根から発したというべきだろう。』

今はミシンの時代だし…。機械化によって失われる精神性というものは多い。

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

今はミシンをやっている女性を見ることもなくなってきましたよ。裾あげもなんか接着剤ではりつけているみたいで、ところで精神性を感じるものが段々無くなってきているなかで、かたや訳の分からない新興宗教や占いがはやっているのは何故だろう?

SHISHAMOとジャズのリズム

SHISHAMOの武道館でのライブを記録した,ブルーレイディスクを聞いている。SHISHAMOの曲の詞はメロディーに乗せるのがジャズのリズムになっている気がしてしょうがない。そう,これらの詞はジャズのインプロビゼーションそのものだ。