木曜日, 2月 28, 2008

太陽系外縁部に未知の惑星の存在を予測

AstroArtsから・・・、
『太陽系の惑星は9個になるかもしれない。神戸大学の研究者が、太陽系外縁部の理論的な研究から、未知の惑星の存在を予測した。大規模なサーベイ観測が開始されれば、この惑星は10年以内に発見される可能性があるという。』
『海王星軌道よりも外側の領域に多数見つかっている太陽系外縁天体(TNOs=Trans-Neptunian Objects)の軌道分布には、いくつかの謎があった。円軌道のTNOsが50天文単位付近よりも遠いところに見当たらないのはなぜなのか。海王星の影響が小さい50天文単位以遠に大きくゆがんだ軌道や大きな軌道傾斜角を持つTNOsがあるのはなぜなのか。これらを矛盾なく説明できる定説はこれまでなかった。リカフィカ氏らは、TNOsの軌道進化の数値シミュレーションを行う際に、未知の惑星(仮に「惑星X」とする)の存在を仮定すると、現在の軌道分布をうまく説明できることを突き止めた。研究論文はアメリカ天文学会発行の『Astronomical Journal』誌2008年4月号に掲載される。』
『「惑星X」の存在が理論的に予測されるという展開は、1846年の海王星の発見の経緯を思わせる。海王星は、ひとつ内側をまわる天王星の軌道のふらつきから位置が予測されて見つかった。『理科年表』によると、海王星の発見者は、理論予測したルベリェとアダムス、そして実際に観測して発見したガルレの3名ということになっている。』
惑星Xは現在80天文単位付近にあるとすると、明るさは14~18等程度らしい。カイバーベルト帯のはるか遠くにあると予想されているから、見つけるのも容易でないだろう。「すばる望遠鏡」はこんな場合、その特性から有利な観測ができるのだろうか?だれが「惑星X」を見つけるだろうか?

太陽系外縁部に未知の惑星の存在を予測

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

このニュース、朝やってました☆

昔と違って目に見えないことでも「理論上あるはず」とか確信づいてて、それだけ科学の力がすごくなったのかなぁ。
生きている内に宇宙行けるかな。。

SHISHAMOとジャズのリズム

SHISHAMOの武道館でのライブを記録した,ブルーレイディスクを聞いている。SHISHAMOの曲の詞はメロディーに乗せるのがジャズのリズムになっている気がしてしょうがない。そう,これらの詞はジャズのインプロビゼーションそのものだ。