『衝撃的なニュースが飛び込んできた。十一日の東京新間によれば「人の脳の血流変化を調べ、その人が見ている図形や文字を映像化することに国際電気通信基礎技術研究所(ATR)などの研究チームが世界で初めて成功」・・・「理化学研究所の程康氏も「十年後には脳の分析から、人が何を考えているかある程度わかるようになる」とコメントしている。』
『人類史を振り返れば〈こころ〉とか〈想像力〉とは国家や権力に身は縛られても心まで縛ることはできないという人間の最後の抵抗の砦であった。その砦がいまや一個の電子画像装置によって簡単に覗き見され破壊され矯正させられてゆく。』
うーんと、先日の報道では、イメージの画像化にはある程度成功していたようだが、血流変化の画像化だけを見て、その人の思考状態まで判断できるほどヒトの脳の構造は単純ではないように私は思うのだが・・・。心配することはない、脳の研究も、こうした脳内の画像化による脳の活動の可視化の研究も、どんどん進めたらよいと思う。
0 件のコメント:
コメントを投稿