日曜日, 7月 26, 2009

選挙

東京新聞の山口二郎氏のコラムから…、
『・・・言うまでもなく、日本の選挙は公職選挙法に基づいて行われる。その解釈は、総務省の役人に握られている。・・・たとえば戸別訪間が禁止されていると外国人に言えば、日本は民主主義の国ではないのかとけげんな顔をされる。・・・要するに、今の選挙法は国民をバカにしたところから発想されている。インターネットが発明されるはるか以前にできた法律によって、インターネットによる選挙運動を取り締まるというのも、ばかばかしい限りである。・・・』

日本はいつからこんな後進国になってしまったのだろう。霞が関のネットの使い方はとにかく下手だ。実に何の工夫も加えられない。アイデアマンがいないんだろうなぁ。
今日のテレビで、麻生さんが財界関係の団体を飛び回っている様子が映し出されていた。果たして、今度の選挙で政財界の癒着は断ち切られるのか? ある選挙運動の仕掛け人の言うのには、選挙民は90%が見かけや知名度で投票し、候補者の演説している内容を考慮して投票する人は、10%程度というのが日本の実情だそうだ。ムードに弱いのも日本人の弱点だし…。どうなることか?

月曜日, 7月 20, 2009

爺バンド

六本木の芋洗い坂下のチャーリーズクラブで、中高時代の同窓生がバンドの練習を公開するというので出かけた。ピアノは店主のプロ、ベースとドラムスは40年ぶりに楽器を手に取ったアマ。
10人ほどが集まって、ワイワイガヤガヤと騒いだ。驚いたのは、いつも奥さんのバイオリンとクラシックばかりやっている男が、普通のオーボエより5度低いというのを持ってきて仲間に加わったこと。
演目はジャズばかりだから、彼は店主に要所を指摘されながらも、楽しそうに一緒に演奏していた。数少ない聴衆は、勝手に感想は言うものの、歌いなよと促されても、僕を含めてだれ一人マイクに向かった者はいなかった。
手伝いに来ていた、明大卒の女性歌手だけが歌に参加したり、打楽器を演奏したりで協力していた。練習の後の2次会で、与太話をした後散会した。
六本木は町名も変わっていたりして、なんだか普通の(外国人やモデル風の衣装をまとった女性が多かったものの)歓楽街になってしまったように見えた。帰りに黒人の男が、「カラオケどう?」とか言って、怪しい店の呼び込みに僕らのそばを離れなかった。
六本木ヒルズは壊すべしというのが酔ったみんなの一致した結論だった。

火曜日, 7月 14, 2009

脳死は人の死

改正臓器移植法のA案が十三日、参院で可決、成立した。1年後から実施できるようになるそうだ。
東京新聞の特報欄に、山田真さんから…、
『安楽死、尊厳死についての議論にも悪影響を与えかねない。医師の間でも死に対する考え方はまとまっていない。』との取材をしている。
この意見はもっともだ。今後は、来年の実施時期に向けて、細部の判断基準などを整備しておかないと、法律はできたものの、実用的な運用ができないという事態も予想される。さて、監督官庁さんはどう動くことができるかな?

SHISHAMOとジャズのリズム

SHISHAMOの武道館でのライブを記録した,ブルーレイディスクを聞いている。SHISHAMOの曲の詞はメロディーに乗せるのがジャズのリズムになっている気がしてしょうがない。そう,これらの詞はジャズのインプロビゼーションそのものだ。