東京新聞の山口二郎氏のコラムから…、
『・・・言うまでもなく、日本の選挙は公職選挙法に基づいて行われる。その解釈は、総務省の役人に握られている。・・・たとえば戸別訪間が禁止されていると外国人に言えば、日本は民主主義の国ではないのかとけげんな顔をされる。・・・要するに、今の選挙法は国民をバカにしたところから発想されている。インターネットが発明されるはるか以前にできた法律によって、インターネットによる選挙運動を取り締まるというのも、ばかばかしい限りである。・・・』
日本はいつからこんな後進国になってしまったのだろう。霞が関のネットの使い方はとにかく下手だ。実に何の工夫も加えられない。アイデアマンがいないんだろうなぁ。
今日のテレビで、麻生さんが財界関係の団体を飛び回っている様子が映し出されていた。果たして、今度の選挙で政財界の癒着は断ち切られるのか? ある選挙運動の仕掛け人の言うのには、選挙民は90%が見かけや知名度で投票し、候補者の演説している内容を考慮して投票する人は、10%程度というのが日本の実情だそうだ。ムードに弱いのも日本人の弱点だし…。どうなることか?
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