http://www.47news.jp/CN/201104/CN2011041801000775.html
う~ん、SPEEDI の拡散試算図は2千枚作られていたわけだ。そのうち、公表されたのは2枚。
安全委員会の発表ではあるが、官邸も当然知っているはずだ。国際基準の一千倍も高い濃度の放射性汚染された水の公海への放出を許可したくらいだから、こうした情報隠蔽は常態化しているのだろう。
日本の信用は地に落ちた。これを取り戻すには、百年はかかるだろう。借金は孫の世代までかかっても返せるあては立つが、信用の回復を取り戻すには、きっと大変だぞ。次の世代に大変なお荷物を背負わせたものだ。
昨日、ノー天気な経済産業省の大臣が、東電の支払い能力を超えた分は、その補償費を税金か電気料の増額によってまかなうと公言した。企業を守るより市民を守るほうが先ではないだろうか?
枝野さんは、何かにつけて「今すぐ健康に害があるものではありません」と繰り返すが、水棺による収束を計画しているとすれば、これから先、数十年は放射能を出し続けることになるだろうから、累積放射能を考えれば、何パーセントの人にか影響が出るのは必至だ。
折りしも、今日になって、福島県下の教育機関のいくつかに屋外の活動は1時間以内にするようにという通達が出た。
なぜ、こうした突然の発表ばかりが続くかといえば、情報隠蔽しているからに他ならない。
ジャーナリズムも大本営発表の記事ばかりで紙面を埋めていたりするから、まぁ、同罪かな?
ノルウェー気象研究所の予測
http://transport.nilu.no/products/browser/fpv_fuku?fpp=conc_I-131_0_;region=Japan
東電の出した工程表について、IAEA は、そのとおりに作業が履行されれば、放射能の放出はそれほど増えないとの見方を示した。先月には再臨界の可能性を言っていたのに・・・。
http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110420dde002040031000c.html
もうひとつ心配なのが、地下水汚染のことだ。メルトダウンして、燃料が地下水脈に到達することが避けられるとしても、20年、30年の間、水が染み出すとすれば福島一帯の地下水脈はかなりの放射能汚染にさらされることになる。
福島県の30キロ県内の避難民は、将来どうなるのだろう。悪くするとふるさとを失うことになるかもしれない。いや、その可能性のほうが高いだろう。人災による大きな悲劇だ。
不思議なのは、こうした状況の中で、テレビの地上波で行われた世論調査の結果は、原発の運用を続けるべきという意見が、半数を超えることが多いということだ。僕などは、将来は小さなタービンを使った水力発電を全国に張り巡らしたり、太陽光発電を屋根にではなく、林のように木の葉っぱの形をしたものにして。山のあちこちに乱立させて、それらをスマートグリッドで結んでコントロールするようにすればいいんじゃないかと思うのだが、素人の夢か?
アメリカの特殊部隊が帰国したようだ。水蒸気爆発の可能性がないと見たのか?いや、いや、まだまだ安心するのは早い。現場の作業者はひどい扱いを受けたままだから、疲れきったら、どんなヒューマンエラーが飛び出すかもしれないのだ。東電さん、下請けに丸投げしたままでほっておかないで、現場にせめて、風呂場の設備や布団の差し入れをしてあげなさいよ。この人たちに日本の未来がかかっていることを、官邸も東電もまるでわかっていないというのは信じられないことだ。
水曜日, 4月 20, 2011
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