確かに私も職にありついたときに、最初の訓辞でそういわれた。その他に覚えているのは「女性には気をつけろ、間違いを起こしてはいけない。」ということだけである。
昨今はせち辛い世の中になったので、そんなのんきなことを言う歳よりはいなくなっただろう。それに今はオタク文化の影響かストーカーが増えて女性の被害者の方が多い。しかも命に直結するような事件が頻発するようになってしまった。
入社式で「おめでとう」と言う“間違い” (宋文洲の傍目八目):NBonline(日経ビジネス オンライン)
『会社の大小、良し悪しに関係なく、社長が新人に「おめでとうございます」と語るのは、会社もしくはそこの経営者の立場が上で社員は下にあり、社員は主である会社ないし経営者に従う立場にある、ということを示していることになります。その言葉を素直に受け入れる新入社員も新入社員で、これから社会の荒海に自分の小船を漕ぎ出す時に、直面する困難を自ら乗り越えていく心構えを持つことを放棄しているように思えます。』
『・・・ こう考えると、本人の意思と言うよりは盲目的に良いと考える終身雇用信仰、精神論主体のマネジメントなど、ビジネス社会における様々な弊害は、入社式から始まっていると言えます。会社は自分の人生を豊かにしていくパートナーではなく、絶対を服従である主人になり、会社のためならどんな理不尽なことがあっても滅私奉公で一生懸命に頑張る。そこに自立心も自尊心のかけらもなくなってしまったとしたら、人生の過半を占める社会人生活とは果たして自分の人生の一部と言えるのでしょうか。』
でも、たいていの人々は生活のために、家族のためにそうせざるを得ない社会のしくみに今までの日本はなっていた。しかし、このところニートの増加や、パートタイマーや派遣職員の増加でそうした社会構造が壊れてきている。
政府は後手後手の手を打ってはいるが、どこまで社会の急速な変化に追いついていけるだろうか。本当はそうした社会の変化を見越して先手先手の手を打つような政府であって欲しい。
現実は『美しい日本』を夢見ているような暇はないのだろうに・・・。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
SHISHAMOとジャズのリズム
SHISHAMOの武道館でのライブを記録した,ブルーレイディスクを聞いている。SHISHAMOの曲の詞はメロディーに乗せるのがジャズのリズムになっている気がしてしょうがない。そう,これらの詞はジャズのインプロビゼーションそのものだ。
-
これって人間の尊厳に関することじゃぁないかなぁ? 福祉事務所の冷たさはみんな知っているし、そこを民生委員を通じてうまいこと言ってもらって、生活保護を受けている人が多いでしょ?まじめで素直で実直な人ほど、つらい言葉を浴びせられると、もういいや・・・、という気持ちになるんじゃないかな...
-
日本では、死刑か無期懲役かを選ぶしかない。 終身刑とか、200年の懲役とかを選べれば、現状よりは自由な選択ができ、何も死刑ばかりを選ぶ必要もなくなる。 でも、最近、無惨な事件が多くなってきているから・・・、そして今まで被害者に対する配慮が全くなされていなかったから・・・、ヨーロッ...
-
1年前ないし半年前に注文したCDが3枚、1枚はアメリカから、2枚は四国から届いた。 いずれもすでに諦めていたものだったので、急に届いたものだから臨時出費のような気がして、ちょっと慌てた。 ジャズと尺八のもので、内容的には非常に満足なものだったので、ホッとしたというところだが、財布...
0 件のコメント:
コメントを投稿