お金、お金、お金・・・。今の日本人はすべてお金を基準に動いているように見える。発表される経済指標はすべて金銭経済が基本になっている。
「富の未来」という本で、アルビン・トフラーは生産消費者という言葉で、金銭経済にあらわれない生産活動の説明をしている。人の一生にとって、こちらの方が金銭経済より大事なのかも知れない。
金銭経済を追っかけ回す日本人や日本国家は、虐め社会を作り出したり、多くの自殺者を生み出したりしている。
法人組織による犯罪もその例に漏れない。
ニュースを斬る 「法の支配」が揺らいでいる 武井俊樹氏1300億円追徴課税とコムスン事件の共通点(日経ビジネスオンライン) - goo ニュース
『税法の解釈が不明な時、または税法が未整備の時に、課税しないでおくと、法の抜け穴を探し出す納税者が出てくることになる。実際、事業活動が国際化した現在、納税者は次から次へと租税法の「Loophole(抜け穴)」を見つけ出して課税を免れようとしている。それに対抗するために立法によって Loopholeを塞ぐことになる。しかしこれによると、課税はどうしても後追いの“モグラ叩き”になる。悪質な納税者が得をし、善良な納税者が損をするという不公平が生じる。
こうした事態を避けるため、法の解釈が明確でない時、または法が未整備である時は、国税当局としてはまず課税する。納税者が更正処分をあえて争った場合に、裁判所が課税処分の合法・違法を判断し、課税当局はその司法判断に従えばよい──。』
でも、今の日本では三権分立が機能していないようですから・・・。
先日、NHKでコンピュータ上の仮想社会で不動産の売買をして得た利益を現実の金銭に換えられるというアメリカ産のソフトを紹介していた。これなどは現在では非課税で行われているとのことだ。裏では各企業が利潤を追って悪あがきをしているように見えるのだが・・・。
水曜日, 6月 13, 2007
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