米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)によれば、国の信用力に対する格付けで、日本はチリ、香港と並んでAAのクラスである。(東京新聞7月3日付)。
また、ムーディーズによる長期国債に対する格付けでは、ボツワナやチリよりも下のA2クラスであり、G7の中では最低である。(東京新聞・同上)。
円安になって当然だろう。官邸はそれどころではないし、こういう事態に気がついてもいないだろう。
円安22年ぶり歴史的水準 国内外から相次ぐ牽制(産経新聞) - goo ニュース
『円は対ユーロで4日のロンドン市場で一時167円台に突入、先月末からユーロ創設以来の安値圏内で推移している。対ドルでも足元こそ一服感はあるが、6月は4年半ぶりの円安水準だった。円は対豪ドルでも約16年ぶりの安値水準で、市場では、「主要通貨で最弱」(大手信託銀行幹部)との声すら聞かれる。
実際、主要通貨に対して円の6月の実質実効為替レートは93・4。これは、先進国がドル高是正で協調したプラザ合意時の85年9月の水準(94・8)を下回り、22年ぶりという歴史的低水準に引き戻された形だ。』
低所得者への地方税の実質増税がこれだけ高水準になると、国内の景気回復は当分の間望めないだろう。これは、日本の国力が低下し続けることを意味するだろう。トヨタのような物作り企業ひとりが頑張っても、全然効果はないのだ。国内のサービス業と製造業と流通業との調和(当然、コンピュータ・ネットワークを使った情報流通のスピードを上げることを意味するが・・・。)がとれない限り、日本の格付けは下がる一方だろう。
コンピュータの活用法については、日本はシンガポールや韓国、中国、インドなどに学ぶ必要がある。これは社会への適用という点からで、技術水準のことではない。
木曜日, 7月 05, 2007
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