土曜日, 9月 01, 2007

ほぼ日刊イトイ新聞ー「ソーシャル・ウェブ」座談会

糸井重里さんが「タグ」と「ソーシャル」という概念に注目したらしい。

ほぼ日刊イトイ新聞ー「ソーシャル・ウェブ」座談会
『糸井  たとえば「クジラ」って、ツリー構造で考えると「ほ乳類」ですよね。でも、「タグ」の考えかたをすると、「クジラ」には「哺乳類」という荷札も、「海」という荷札も付けられる。「海」という荷札は、「イワシ」にもついているし、「アメフラシ」にも、ついています。』
『滑川   タテ割り方式の「ツリー」ではなく、ひとつのものごとに、いろんな属性をつけられるのが「タグ」の画期的なところなんですよ。』
『糸井  それから、もうひとつ。インターネットにかかわっていると、映画『トゥルーマン・ショー』みたいに、一人の個人に全世界の目が向いてしまうなんてことが、でてくる。 』
『滑川  つまり「ソーシャル」という状況ですね。 』
『糸井  これってつまり、あらゆる人、あらゆるものごとに、「伝ることができる」可能性と「見られてしまう」可能性との両方があるということですよね。これもまた、「ソーシャル化」したことの結果です。』
『糸井  このあいだの土曜日の夜、『パイレーツ・オブ・カリビアン』を観にいったら、みごとに、いっぱいなんですよね。はやい話が「愉快なだけ」の映画を観るために(笑)、真夜中の映画館にたくさんのお客さんが集まっている。その現実のありようを、グーグルでは、捉えきれないんじゃないか。つまり、どこまでいってもグーグルって、情報を伝えたり、管理したりする以上のことはできないと思うんですよね。』
・・・・・

ネットで語り合っていた人たちが、ある日オフ会を開いて、居酒屋で談笑するなんていうのは昔のパソコン通信時代から行われていた。やっぱり、現実社会と仮想社会の話に逆戻りするようだけれども、そう簡単にも割り切れない。両者は実際、相互乗り入れしているんだもの・・・。
とにかく世界が広くなったと同時に、知識やニュースが瞬時に地球上の多くの人が知ることが可能だと言うことなのだ。まあ、言語の問題は別として・・・。以前、音楽のシェアが問題になって・・・、つまりMP3ファイルでの蔓延が問題になって規制され、いま、動画が話題になって規制の対象になろうとしている。これらは、言語の理解を必要としなくても内容が伝わるからなんだろうな・・・。
『「2.0」とか、「ロングテール」とか、最近のインターネットはなにかと難しそうで、タイヘンらしい。』

どうも、そうらしい。ついて行けないよ・・・。

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SHISHAMOとジャズのリズム

SHISHAMOの武道館でのライブを記録した,ブルーレイディスクを聞いている。SHISHAMOの曲の詞はメロディーに乗せるのがジャズのリズムになっている気がしてしょうがない。そう,これらの詞はジャズのインプロビゼーションそのものだ。