月曜日, 12月 15, 2008

ナノ空間の電子

ノーベル賞を受賞した小柴先生は、日本の科学の基礎研究の衰えを危惧して、私財を投じて財団を作りいろいろな活動をされている。その一つとして、NHK教育テレビで時々、3時間半ぐらいの講義を各分野のトップの研究者を招いて、高校生に分かることを目的とした内容で最新の研究成果を講義してもらっている。
今日の話は、半導体を主体とした話なのだが、東大の講堂で講演されていて出席している高校生の人数は多くはないけれども、ややこしい話をよく聞いているみたいだ。今の高校生はこういった内容を理解しないと時代についていけないんだと思うと大変だなぁと思う。
私も、数式や、基礎的な理論のところはわからないが、持ち込まれた実験装置を使いながらの説明は実に興味深く聞くことができる。
江崎先生のトンネル効果の話から、今は、LEDの解説に入っている。先日自転車のライトを買いに行ったら、LEDを使ったものが多く売られていた。まあ、値段は高く大体が補助光として使うように注意書きがあったのが多かったが…。
レーザーの話になると、量子ドットや光子の話になり、これらを一つ取り出したり、暗号通信への応用の話になったりする。
科学読み物を読んでいるだけの私としては、やっぱり、基礎知識や訓練が足りないことを痛感する。しかし、こうした最先端技術の社会への応用は実に広いものだということには大いに興味をそそられる。
今日の講師は、榊裕之先生。

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SHISHAMOとジャズのリズム

SHISHAMOの武道館でのライブを記録した,ブルーレイディスクを聞いている。SHISHAMOの曲の詞はメロディーに乗せるのがジャズのリズムになっている気がしてしょうがない。そう,これらの詞はジャズのインプロビゼーションそのものだ。